過去(9) | 〇 シャボンのしゃぼん玉 〇

〇 シャボンのしゃぼん玉 〇

見たまま、感じたまま、思ったこと、したことなど
色々と書いてしまうブログです^^



【注】全て事実ですが、思い出し書いていて、一言一句 間違いなく!書いている訳ではなく、覚えてる範囲で書いてるので 時期や期間など多少ズレなどがありまする~











周りが明るくなり始めてきて






どうしよう…







ますます シャボンは 焦った。









何故なら 暗いと分からなかったけど








見た目に ヤバいくらい乱れていて





隠したくても、上着も無いし





誰が見ても明らかな姿だった。











何時かもわからなかった。






たまたまだった。






お婆ちゃんが小さなワンちゃんを抱いまま





シャボンの目の前で立ち止まり







「ちょっと…大丈夫?」






声をかけてくれたんだ。







下向くシャボンに






「警察、呼んだ方が良いんじゃないの…?警察を呼ぼうか…?」






と。涙はボロボロ出っぱなし。









「あの…教えてください…


ここは…何処ですか…?」










「ここは○○やけど…



…大丈夫?警察呼んで来ようか…?」














初めてシャボンはお婆ちゃんを見上げて








「すみません…電話をかけたいのですが…




私…、鞄が…




財布もなくて…お金を少しでいいので……」









「それは良いけど…本当に大丈夫…?」










シャボンは知らないお婆ちゃんにお金をもらい





電話ボックスを教えてもらい、








お礼を言ったんだ。









それからも何分、何時間いたのかも分からない。








色々な事を思い出しては奮えがきたり




また泣けてきたりで





なかなかベンチから立てなかった。












明るくなってくる…





誰かに電話…しないと…。






女友達の電話番号が頭にすぐに出てきたけど






受話器を置いて






今…何時…?










ここは…○○…。







遠い…






友達は…車も持ってないし、無理だ…









○○…○○なら






そうだ…








○○なら、あの人が家から近い…








そうよぎった人は、シャボンの女友達の元カレで









シャボンは 友達が別れても 何故か 二人共 友達だったんだ。












でも…男の人にこんな姿を見られたら…








と思った。











朝になると 仕事で ますます 誰も 迎えに来てもらえないし







友達に電話しても、車がなければ ここまで遠すぎる…








お兄ちゃん……







お兄ちゃんには電話かけられない…








それだけは、あの時のシャボンは何故かできなかったんだ…。








シャボンは2つ上の 友達の元カレに電話したんだ。









ただ、電話番号が書いてあったアドレス帳を置いてきた鞄に入れてたので






いくらあの当時、電話番号を覚えてたからと言っても







確か…で、なんせ 間違い電話を繰り返し









やっとその友達の家の電話までたどり着けたんだ。










だから






だからかな?分からない。










友達が電話に出てくれた時には









泣いて落ち着くまで しゃべれなかった。












「何処におんねん!」







答えるものの、この公園が 何公園なのか





泣いてもいるし、はっきりした場所を伝えられなかった。









建物や、周りの看板、公園の中の遊具








分かる範囲で色々とその友達に言ってたら








「はっきり分からんけど、なんせ 公園!と言う事は分かったから







そこから絶対に動いたらアカンで!絶対行くから!」











で、友達は たぶん 周りの公園と言う公園を探してくれたんだろう、









理由もはっきりしないまま、シャボンを探し続け




来てくれた時は朝方だった。


















「シャボンちゃん………」









その友達は唖然としたと思う。









安心したシャボンが泣いてると








「ちょっと、ちょっとだけ待ってて!」







そう言って車に戻り








パーカを持ってきて






シャボンにパーカを上からかけてくれ









自分の服を脱ぎ








トレーナーを スカートの上から巻くようにしてくれ









「早く、早く車に行こう!」








裸足のシャボンを 車に乗せてくれた。









車は発進せずに








飲み物を買いに走ってくれ、








「大丈夫か…?いつからあの公園におった…?」







などと聞いてたけど








詳しくは一切聞かなかった。





聞けなかったんやと思う。








「とりあえず、俺の家に行こう。





このままやったら着替えを買う店もない。





俺の服に着替え?な?」










で、その友達の家に行った。










「俺は 1時間くらい外の車におるから、





シャワー使うんやったら使ったらいいし!





汚いけどな♪






着替えが…これしか無いけど…」










とか言って 友達が外に出ると









情けなくて、情けなくて








シャワーを浴びながら ずっと泣いていた。






よくドラマであるが、




必死で全身を洗うんだ。




「された事」がよぎると




髪を引きちぎるように、頭を抱えて




なんで消えないんだ!!みたいに、おかしくなるんだった。




















服を袋に入れ、友達に捨てて欲しいと頼んだ。









そう…。会社には電話を入れ、休ませてもらい











友達は バイトに行かないといけなかったから







バイト終わるまで 寝てたらいい♪








と言ってくれ、シャボンは






小さな小さなワンルームで







もう帰りたくない…





自分を消し去りたい…









で丸くなってた。







シャボンの人生を変えたあの日。





シャボンの戦いは始まったばかりだった。





続く…