【注】全て事実ですが、思い出し書いていて、一言一句 間違いなく!書いている訳ではなく、覚えてる範囲で書いてるので 時期や期間など多少ズレなどがありまする~
家出をしたシャボン。
異様。
当時の○見組。組長が撃たれ、今はもうないけども
「その筋」と言われる女になってたシャボン…
このままでは自分がダメになる!
頭を打って気付いたんだった。
会話が普通ではない。
「ふだ」?!知らなかった用語が飛び交う。
もっともっと色々な用語も中身も分かれば分かるほど…
違和感はあるわ、何が常識なのか分からなくなるわ
非常識が常識になりつつあるような事や、色々な事がシャボンを狂わせる。
詳しくは ちょっと書いちゃダメなくらいに。
ま、特殊な世界ではあるのは確か。
下の下っ端は使い捨て?
くらいに、いいように乱暴に扱われていて
彼氏は下っ端でもなかったが、
マンションの一室は、彼氏の持ち物だそうで
何をどう使おうが勝手だったが、シャボン自身がのうのうと
いられる落ち着く居場所ではなかった。
「お兄ちゃん…」
シャボンが電話したのは 意外にすぐだった。
「わかった。大丈夫♪」
また 電話ボックスで迎えに来てくれたように
同じ笑顔で お兄ちゃんはナデナデしてくれたんだった。
お兄ちゃんの言う事は いつも当たり前の事だった。
なのに シャボンは頭を打って お兄ちゃん…が 毎度だった。
何故 聞かなかったんだろうな、あの時のシャボン…。
いつもナデナデ頭をしてもらう度に
…ごめん……
を繰り返してた。
だけど家に戻っても
シャボンはその当時、その好きだった人の彼女をヤメる事はなかったんだ。
お兄ちゃんが言ってた。
「シャボンちゃん分かる?
好きなのかもしれないけど、ちゃんと見て。
その世界にいる人と繋がったらダメだよ。」
お兄ちゃんの言ってる事は分かる、分かるんだ。
だけど…シャボンは 別れたくても 自分が止められなかった…
今日こそ 別れよう…と思うのに
お兄ちゃんの言ってる事が充分 わかってても本当にダメだった…
シャボンは 菱形付きのその人の全てを 好きになりすぎたんだった。
馬鹿だった。
ある日。
パーティーがあると 彼氏から聞かされた。
いくつかの箱を渡された。
彼氏は いつも運転手付きで 車に乗って来るんだけども
運転手に出て行ってもらった彼氏が言ったんだ。
「どうしても来て欲しいんや。
来てくれんと、俺が困るんや。
これ、似合うはずなんや。
これ着て、パーティーに来てくれや。」
と。
箱にはロゴマークがあり、開けると 服が入ってた。
なんのパーティーなのか聞いたけど
集まり、だとしか言わなかった。
服、鞄、靴。
ここで?!なんだけど、着替えてサイズが合ってるか
見せてくれ、と言うので 着替えて見せたら
彼氏が それは喜んだんだ。
シャボンを車の外に出し
「一番や!見てみろよー!」
と 運転手を呼んで
「一番や、一番やろ!?」
と、車から出たシャボンを運転手の人と シャボンの周りを グルリと回り
眺めては 何故か喜んでいた。
なんか 自分がとても 良い事をしたようで
喜ぶ彼氏を見て シャボンも嬉しくて
また 別れ話を言えずにいた。
ゆっくりシャボンは「あの日」に進んで行ってた。
間違いなく。
続く…