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ひろたんのブログ

ドイツ愛とオペラ愛と食い意地 随時更新

ワールドカップグループリーグもいよいよ佳境である。
いや、今回は初日から毎日佳境が続いてきたのだが、思いがけない番狂わせもあって、これからはイングランド、スペイン、ボスニアヘルツェゴビナなどのさよなら試合も続いていく。もしかしたらポルトガルもかもしれない。

そんな毎日だけれど、たまにはサッカー以外のことも書いてみる。
   
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柑橘類が異様に好きである。

私が住んでいるのはみかん県である。ネイティブではない。
私がこの県に引っ越してきてびっくりしたのは、店頭の柑橘類の種類が実に豊富で、そして住民がみんなみかんおたくだということだ。とにかくたくさんある柑橘類の特徴や出盛りの順番を、じつにくわしく知っている。

私もいつの間にか、みかん大好き人間になった。たぶん一年間に食べるフルーツのうち8割ぐらいは柑橘類だと思う。油断すると、温州みかん1袋(もちろん、小房、じょうのうの1袋ではなくて、8個398円ぐらいで売っている1袋のことである)ぐらい食べてしまうこともある。そりゃ太るわけである。

みかん天国は、秋口の、まだ青い極早生みかんから始まる。それが短い間に色づいて、温州みかんの盛りとなり、ポンカン、伊予柑、せとか、清見、はるみ、デコポン…などと移っていく旬を追って私はみかんを食べ続けるのだが、6月も半ばをすぎると、ついに、その種類が尽きる。そしてこれから数か月、みかんのない季節が続くのである。

スーパー等に行くと、オレンジとか、グレープフルーツ、それに夏みかん類はまだある。でもそれは私の好みとちょっと違う。手でぼりぼりと剥いて、もしゃもしゃ食べられる 、汁けたっぷりな甘目の柑橘類が大好きなのだ。
最近、見かけるようになったブラッドオレンジ。これはジュースにするとものすごくおいしいが、半分に切ったり手で剥いたりしてみると、この名前が心底納得がいくような、スプラッタ系の光景となる。それが苦手である。

そういうわけで、これからしばし、私にとってはみかん日照りの日々が続く。秋口になり、極早生がまた店頭に現れる日まで。さよならみかん。さよならイングランド。さよならスペイン。
ああ、お別れというものは、やっぱり、さぴしいです。

ちゃんと確かめていないので合ってるかどうかわからないけれど、今大会はわりとゴールが量産されてる方なのではないだろうか。それも、強豪が弱小国相手にやりたい放題、というのではなくて、「オランダがスペインに5-1」とか「ドイツがポルトガルに4-0」のように実力国同士の予想外の大差というのもある。やっぱり、気候が厳しいので、ちょっと疲れたりリズムが狂ったりすると一気にやられたりするのだろうか。
そんなふうに大量失点をするチームも多い中、JPNは、スコアレスドローとか、1点差負けとかでここまで凌いでいる。これは、なかなかに健闘していると、いえるのではないだろうかっ
      (言ってみたけどやっぱり無理があるな。。)

一昨日は、またフランスが、スイス相手に、あれよあれよと見ている間にどんどん点をとって5-0となった。もうフランスの一方的な試合展開で、この調子だとあと2点ぐらい取られんじゃないかと思って見ていたら、ほとんど終了間際になってスイスが、立て続けに2点取った。負け確実で気持ちが切れても不思議じゃないのに、なかなかできることじゃないよ。

JPNは、、、これは確かに、誰がどうみても強豪ひしめくなかで大変だろうとは正直思うけれど、このまんまだとやっぱりちょっとさびしい。
鹿島ファンとしてちょっとだけよかったのは、ギリシャ戦でウッチーが奮戦し、大迫もそこそこによかったかな、と思えたことである。大迫はケルン移籍が決定したということだし、この2人には、ぜひブンデスで活躍してほしいし、もっともっと成長した姿を見たいと思う。

実は、この夏休みに、 に久しぶりの観光旅行を計画している。
8月末の週末に、ケルンを通過する予定である。もし一部に昇格したケルンの開催試合が運よくその日にあったら、絶対見に行きたいと思う。もしその相手がシャルケだったりしたら、、(まあ、普段のおこないがそれほどいいとは言えないので、神様がそんな僥倖をくれるわけないと思うけど) そしたら、もはや観戦チケット入手のためには   に糸目をつけないだろう自分がこわいです。

さあ、楽しみにしていたドイツ初戦。相手はCR7のいるポルトガルです!率直な感想を言えば、まずはドイツ思い通ーーり!!というしかない試合でした。

見ていて、なんとなく思い出したのは、確かそのドイツ大会の決勝トーナメント、オランダ対ポルトガル戦。イエロー両チームで計8枚、双方2名ずつの退場を出し、終わってみれば9対9 (人数が)という、記憶に残る大荒れの試合になったもんです。やっぱり、面子がオランダとポルトガルだもんねえ。

そのポルトガルは、やっぱり今日も荒れました。こういうつまんないラフプレーで序盤から退場が出たりすると、見ているほうも少しテンションが下がります。もっとも、ドイツもしっかり誘っていたようで、そういう意味でも(?)両チームの持ち味がきっちり出た、なんか「案の定」というような試合展開だったと思います。
というわけで、楽しみにしていたわりには、見終わった後味はもひとつでした。
トマトゼリーは、またにしよう。

それにしても、あれだろうか、サッカー選手っていうのは、相手が人間でも、とりあえず頭で行くという習性でもあるんだろうか。
戴き物の、おいしいおいしいトマトゼリー、JPNが勝ったらお祝いに食べようと思って取ってあったのですが…これは何時までたっても食べられないかも そんな不安な今日このごろ…





さて、まず本日の第一試合(?) イングランドイタリア。毎日毎日、有り難いほどの好カードを見られるのはワールドカップの醍醐味です。昨日のESP対NEDが、スコアもプレーも荒れ気味だったのと比べると、引き締まったいい試合で、ある意味口直しになりました。
気持ち的には、ルーニーがご贔屓なので3%ぐらいイングランド寄りで見ていました。イングランドのほうは、スターリング君とかずいぶん若手の動きのいい選手がいるし、悪たれと言われたルーニーもその中でいい感じのベテランになったなあと思います。しみじみ。
試合は、その角刈りのルーニーのさすがのアシストによってイングランドが同点に追いつき、行けるかと思いましたけれど、今日のところはアズーリが勝りました。負けましたけど、でもいい試合だったと思います。

第二試合、JPN 対CIV はね…やっぱりドログバがすごいと思いました。ドログバの個人技もすごかったけど、この人が入った瞬間にチームにスイッチが入って覚醒した。やっぱりチームが、いるべき人を得た、という感じでしょうか、びっくりしました。これで御年36歳とのこと。すごいなあ。もしかして種族の寿命が違うとか…?
それに対してJPNはね…スイッチがどこにあるのか、ちょっとよくわからないまま終わってしまった感じ……うーん、負けは負けでもかなり残念感が残ります。

さて。明日は観戦は一休み。そして、あさっては、いよいよドイツ対ポルトガルだ!トマトゼリーですが、都合により予定を変更して、ドイツが勝ったら戴くということにしたいと思います。
早朝からオランダスペイン戦。




大砲3門と、あとは亀のような装甲(笑)。その紙装甲、じゃなくて亀装甲がどんどん上がってくる。オランダは本気で勝ちに来ています(当たり前)

ロッベンやっぱりすごいです!見た目はついジダンを思い出しますが、本日は、見とれるような鮮やかな足技と40メートル独走トライ。これで見た目が王子様なら女のコ人気もすごいだろうなと思いますが、ゴール後、大喜びでカメラに向かって投げキッスを連発してくるところなんかもなかなかお茶目なおじさんで、こっちもつい逃げそうになります。いろいろすごいです。

ファンペルシーのダイビングヘッドもすごかったし…
デフライの代表初ゴールもすごかった?し…(記念すべき代表初ゴールがこれかよ、という気もしますが)
戦前の予想に反して、オランダの大勝利でした。

一方のスペインは、優勝候補の強豪でも、ひとつ切れるとここまで崩壊してしまうのかという惨状で、これはこれでびっくりした。終わりのほうは紅白戦のシュート練習みたいになってました…。師匠王子様トーレスも後半に登場しましたが、その時点でもう試合は決まりかけた状況だったしね、あんまり見せ場はありませんでした。ディエゴコスタへのブーイングも、ちょっとかわいそうに思いましたね。もしうっちーがドイツ国籍を取得してドイツ代表のディフェンダーで出たら、日本のサポーターはこんなにブーイングするだろうか、と思った。もっとも、日本→ドイツと、ブラジル→スペインでは状況が全然違うか。
なんにしても今日はスペインには仏滅と大殺界と三隣亡が重なったみたいなもので、ダメージばかり大きい試合でした。どうするのかな。キリスト教にはお祓いとか無いだろうしな。

さて、ワールドカップ2日目にしてだいぶおなか一杯になってきました。明日早朝にはイングランド対イタリアもあるし、日本戦のころには、「もうこれ以上食べられません」みたいな状態になってるのではないかしら。それだけがちょっと不安です。

さあ、始まりました! サッカーFIFA ワールドカップ! いよいよ4年に一度の睡眠不足月間です!!起きられるのか我ながら自信なかったけど4時半に自動で目が覚めた…本当に現金なもんだ自分…

そして開幕、初戦からブラジル、なかなかの好カードです!

クロアチアといえば、2Cellosの故郷。 

ということとは特に関係なく、やや年齢高めのいかついおっさん軍団だ。
それと比べるとブラジルは可愛い。タトゥーも満載のいかすお兄ちゃん軍団です。 ネイマールの他に、特にチェルシーの2人が可愛い。そういえば以前、フランス代表にプティといって、(ちっともプティじゃない)長身で金髪ポニーテールのディフェンダーがいて好きだったなあ、と、ダビドルイスを見てて思い出した。2人とも、今日はとってもいい仕事をしました。

終わってみて全体的にみるとブラジル優勢は否めないけどクロアチア、すごい強かったよ。ネイマールのPKとかノーゴールとか、ちょっと不運で残念な気もしました。


そして、見終わってつい思ってしまったこと。
こ、こんなところで本当に日本勝てるの………

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で、でもがんばれNIPPON

今、うちのエリアでは「水曜どうでしょうclassic」は水曜深夜に放送されている。ちょっと前まで土曜だったり火曜だったりしたけれど、ようやく文字通り水曜になったというわけだ(日付は木曜)。


そして今やっているのが「四国八十八カ所Ⅱ」。


思えば、よく四国に来る人たちである。
そもそも最初にやってきたのが「サイコロ1」で、
道後温泉本館前の道で転倒して帰っていったものだった。


四国霊場めぐりもこの企画で二度目だが、北海道から来たこの人たちには、四国の狭いうねうね道が珍しいと見えて、
やれガードレールが無いの、刺客(いきなり現れる崖とか側溝とか)に襲われるの、絶景ではあるの、でもどこまで行っても絶景しかないの、言いたい放題である。そしてまあ、だいたいにおいてその通りだ。


「四国八十八カ所」で画面に流れる景色は、どれも実に見覚えのある身近な風景である。別にうちの近くばかり走っているわけではないのだけれど、要するに四国の山道はたいてい同じような景色なのだ。


驚かされるのは、これが2000年、つまり14年前に放映された映像だということである。この時20代の青年だった大泉さんは今や40代の子持ちになったが、四国の風景は今もほとんど変わっていない。これは昨日撮った映像だといっても疑問をもつ人はほとんどないと思う。相変わらず道は狭いし、刺客は出るし、猪も出るし、申し訳程度に拡幅された舗装道路に出て「やった」と思ったらあっという間に細い土道に逆戻りである。


後部座席で半死半生になりながらこういう道を走っていた14年前の大泉さんは、まさか自分が後年、大河ドラマの、それもオープニングテーマの中止めみたいな位置で一人バーンと

    近藤長次郎 大泉洋

などと出て、「そうですきー」なんて言っているとは、想像もしてなかったに違いない。これぞ呪いどころか四国の有り難いご縁、ご利益というものだ。


一体何が言いたいのかというと、その大泉さんが出た「晴天の霹靂」を見てきたということなのだが、長くなったのでそのお話はまたということにしたいと思います。

久しぶりに、うちの草花たちの近況を。

まず、小さな朗報。

3/16 で どうも期待どおりにならないスパティフィラムのことを書きましたが、昨日見ると、気が付かない間に、白いすっとした「苞」が

ベビーティアーズ2

 うれしー。葉っぱばかり茂って、何を育ててるんだかわからない状況だったんですが、これはうれしいです。

一方で、とても悲しい出来事も。
大事に育てていた、ベビーティアーズ。
この、小さいかわいい葉っぱ、鉢から垂れる感じが好きで、いい感じに育っていたのですが…

ベビーティアーズ1

 5月後半の2週間ほど、急に仕事が大変になり、つい気持ちがそっちに行ってしまいました。ベランダの草花たちのことも忘れたわけではなく努めて水やりなどしていたので、ほとんどの鉢は変わりなく元気にしているのですが、このベビーティアーズだけが…

ベビーティアーズ2

 まだらに枯れている… 
仕事が明け、落ち着いてベランダを見て、初めて異変に気がついた。
 
とてもとても乾燥に弱い植物です。たぶん、毎日水やりをしていたつもりでも、心ここにあらずのぞんざいなやり方になってしまったのでしょう。たくさんの鉢の中で、何日かやり忘れをしてしまったものと思われます。
 本当に悲しい。今回の仕事襲来の、犠牲者1名を出してしまった・・。
元気な部分もあるので、枯れたところの刈り込みをして様子を見たいと思います。

そういうわけで、大阪はしご観劇ツアーからの帰りは夜行バスだったわけだが、
この日は結局、24時間のうち、バス往復で11時間、劇場の席に7時間、その他もろもろでざっと20時間以上は、座席に座っていたことになる。

思えば昔、「水曜どうでしょう」で、東京発博多行きの「キング・オブ・深夜バス」に同一企画で2度乗る羽目になり、やられ切ったミスターが、「ケツの肉がボロボロ取れる夢を見た」のは、たしか「サイコロ5」だったと思う。

お尻の肉が取れるところまでは辛うじて行っていないが、座りすぎの後遺症がまだ残っている。観劇2本、体中に思い切り力を入れて見ていたこともあるのだろう。

それでも、今回ラッキーだったのは、帰りの夜行バスで、後ろの席が空席だったということだ。夜行バス常連の人なら分かってもらえると思うが、夜行バスは、後ろに人がいるかいないかで勝敗 (?) は大違いなのである。

今まで数え切れないくらい夜行バスに乗った。どうでしょう的にいえば「深夜バスのプロ」なので、勝率も8割ぐらいは行く。一番ひどい目にあったのは、後ろに変な怖い男の人がいた時。ちょっとシートを倒しただけで、椅子の背中をぼこぼこ蹴ってきた。あの時は怖かった。狭い暗がりで知らない男の人とトラブルになるのは避けたかったので、ほぼ垂直の椅子で一晩を過ごした。当然、翌日はほぼ使い物にならなかったが、あれはバス自体にやられたわけではない。

後ろが怖い人でなくても、人がいればどうしても遠慮の気持ちが働いて、100%シートを倒すのは難しいし、100%倒している人は本当に少ない。

バス会社にぜひお願いしたい。3列シートも、席ごとのカーテンもありがたいけども、それより、消灯後はシートを倒すのは乗客の権利だということを、なんとか周知徹底してほしい。私は、自分が少しでも気持ちよく休めるなら、前の人が思い切り倒してきても迷惑には思わない。安眠も料金のうちなのである。


TOBIUO2

 

私の住んでいる市からお芝居を見に行くとすれば、近場では大阪公演ということになる。
近場と言っても県境をいくつか超えていかねばならず、
時間、体力、お財布、いずれにせよある程度覚悟がいる。
せっかく、それだけの思いをしていくのだから、と、
今回は自分史上初めての思いつきを敢行した。
一日に二つの公演のハシゴである。
結論からいえば、暴挙であった。

よかった。作品は素晴らしかった。のではあるが、
とても、一日に連続で見るようなもんじゃなかった。
二つの舞台、それぞれに内容が重く、
おかげでまだ心が何か、茫然としたままである。

順を追って書くと、
早朝に長距離バスで出発して、昼前に梅田についた私は、
まず梅田芸術劇場で一つ目の舞台を見た。

わたしを

Never let me go, 「わたしを離さないで」(カズオ・イシグロ)。
私の好きな作家の重い重い内容の小説を原作とした、85分、60分、55分の3幕物。演出は蜷川である。

終演のあと、普通だったらお茶でも飲んで、余韻を抱えて帰るところだが、この日は終わったその足で、手にハンカチを握りしめたまま地下鉄に乗った。食事をとる余裕もなくシアターBRAVAで見たのはこれ。

殺風景

「殺風景」。実際に起きた凄惨な殺人事件を題材にした、3時間の2幕物で、作・演出は赤堀雅秋。

まったく、まったくもって心に重すぎる豪華二本立てであった。ひとつひとつの感想を書く気力も筆力もないので、二作いっしょくたにして印象だけメモしてみる。


対照的な舞台ではあった。

最初から最後まで不思議な静けさと透明感に満ちみちた世界。
片や、ひたすら猥雑、混濁、喧噪の極致。

すみずみまで響く、通りのよい端正な声。
片や、うっかりすると何を言っているかもわからないような、怒鳴り声やけたたましい早口の応酬。

「宝の流れつく海」。片や、「虹色(=油膜)の海」
明るい白い光。片や、炭鉱の暗がりと、時折の場面転換の青い光。

共通していたのは、客席の異様な緊張と集中。物語の苦しさ。
梅田では、張りつめた空気がずっと持続したまま、しわぶきひとつ起きなかった。こんなに客席の全員が張りつめた感じというのはあまり経験がない。
BRAVAのほうでは、ごくたまに笑い声が響いたが、異様な緊張感からなんとか逃れようとするような、そんなもがきを感じる笑い声だった。

二つの舞台の登場人物たちから伝わってきた、それぞれの悲しみ。

私たちにも 心はある。

俺たちにも 心はある。

二つの作品の間で、その意味合いはずいぶん違うのだけど、
それぞれの3時間から、奇しくも聴き取った同じ思いを抱えて、
また真夜中のバスに乗ったのでした。