感覚とはなんぞや？なお話し～アーユルヴェーダ古典書勉強会

桜の満開は今週末かな？

ワンコとヒトのアーユルヴェーダ　svasti dog　（スヴァスティ　ドッグ）
とみかわひろへです。

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あっという間に3月も終わり、ホントに毎月思うけど、早いわー

毎度おなじみアーユルヴェーダ古典書勉強会です。

第1巻第8章、前回は「幸・不幸は感覚である」ってところまででした。

今回はここから～。

感覚(五感)っていっぺんに一つしか働かないんですって。

ものすごいスピードで次々にとらえてるからいっぺんに感じでいるように錯覚するんですって～。

おせんべい食べるときのことを思い浮かべてみてー。

でっかくて硬そうなやつ～

丸くてテカテカした見た目、お醤油のいい香り、バリっとした歯ごたえ、味、噛んだときの音…これらは全部同時に感じているように思えて、実はペラペラマンガみたいに一瞬が連続しているだけなんだって～。

おせんべ食べたくなってきた。

感覚ってなんだろねぇ？

5つの感覚機能、5つの感覚物質、5つの感覚器官、5つの感覚対象、5つの感覚知覚があります。

まず、

感覚機能

これは

見る、聴く、嗅ぐ、味わう、触れる

感覚物質

空、風、火、水、地　これは五大元素ね

感覚器官は

目、耳、鼻、舌、皮膚

そして、感覚対象とは

音、触、色形、味、香

物質をキャッチするために器官を使って対象となるものを機能させ、知覚する。ってことかいな？

「知覚とは認識などである」んだそうです。

これは、「何か」を見ていても聞いていても、心ここにあらずの状態だったら、心は結びついていないので、それは「何か」を認識していることにはならないってことです。

見ている≠見えている

聞いている≠聞こえている

この認識をどうとらえるかは、精神(心)しだい。

「認識は、感覚器官、感覚対象、精神(心)、魂が結びつくことによって生まれる」

そして、行為(行動)は、心、知性、魂によって決まります。

善の行動なのか、悪の行動なのか。

同じものを見ても聞いても、その人の精神(心)によって認識も変わるし、(行為)行動も変わってくる。

その時の精神(心)がサットヴァなのか、ラジャスなのか、タマスなのかで変わってくる。

ホントにコレ、5,000年も前に書かれたものなのかいな？

ヒトは精神がどういう状態のときにどんな行動をするのか、どんな感覚を認識するのかなんて、現代だって心理学で習うようなことでしょ？

何でわかっていたんだ？

しかもこれらが治療に関係することだって言ってるんだから、ホントにスゴイとしか言えないわ…

今回はインド哲学みたいなお話しでした。

8章はまだまだ続くのだ～。

これはうまうまですか？

じー

くんくん

どうやらウマウマではないと認識したようです～

マルママッサージとは

マルマとはズバリ！
「お前はもう死んでいる！」で有名な秘孔、急所のことです。

インドでは古くから口伝だったのであまり知られていなかったのですが、アーユルヴェーダの古典にものっているのです。
マルマをなでたりさすったりして、プラーナ(気)の流れを正常にして、自己治癒力を高めるのがマルママッサージです。
肉体的にも精神的にも負担の少ない、つまり、痛くないのでどうぶつ、特にシニアのワンコには最適な施術です。
ぜひ一度、お試しくださいませ　