「かわいそう」の使いかた

なんとなく思ったことを書いてみました。

後日消すかもしれませんが。

人はそれぞれ何かの言葉に対して過剰に反応することがある。

例えばこのあいだビーンと外に出たときに、車いすのビーンを見て、

知らないオバちゃんが「かわいそう」と言った時のワタシの反応。

「かわいそうですか？」

「ニンゲンだって年取ったら歩けなくなるのと同じですよ」

と、ムキになって言ってしまった。

オバちゃんちょっとタジタジになってて悪いことしちゃったな～。

オバちゃんは単純に、歩けなくなってかわいそうに、って思っただけなのにね。

ちなみにビーン本犬は自分がかわいそうだとはこれっぽっちも思っていない。
過剰に反応したのはワタシ。

思い出した。
もっと前のこと、別のオバちゃんからビーンの年を聞かれたので答えたら、言葉は忘れたけれど、「そろそろね」みたいなことを言われた。

すかさず「あなたもですね」と返した。

この時周りにいたおじちゃんおばちゃんたちは、この人口が悪いから、とワタシの怒りをわかってくれた。

これは明らかにオバちゃんが失礼だったから周りの人もわかってくれたけど。

これは過剰反応とは言わないか。

たいていの、何かに対する過剰な反応って、なんでかはほかの人にはわからない。

でもそれが、仲の良い仲間だったり、知り合って間もない人だったら

また会うだろうから、あの時の過剰反応は自分がこう感じたからだったって説明したらいいのかなって思ったりする。

過剰反応された相手は、なんであんな一言にあんなに反応したんだろう？って不思議に思っているんじゃないかな。

きっと過去にいやな思いをしたんだろうなー、だからかな？とか相手を思いつつ、そこまで反応しなくてもイイじゃんとか、ワタシそこまで傷つくようなこと言ったか？とかぐるぐる考えちゃう。

もちろんそれが相手にとって、不用意な一言であって、傷つけたのかもしれないけれど。（「そろそろね」のオバちゃんのように）

でもそんなのわからないし。

何がその人にとって、過剰に反応する言葉かだなんて。

いつもその言葉に反応するのか、たまたまその時の相手に起こった出来事が絡んでの反応だったのか。

自分も言ってしまうこともあるだろうし、過剰反応してしまうこともあるだろうけど、それがもし近しい人だったら、説明したら、自分をわかってもらえるチャンスなのかもしれない。

かわいそうに、のオバちゃんは顔も覚えていないのでもし次に会ったとしても説明できないので、ちょっとくやしい。
まぁわかってもらおうと思うほどの仲じゃないからいいのかな。
でもオバちゃん気にしてたら悪いなーってちょっと気にする小心者なワタシ。

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