★「動の勇気」と「静の勇気」 | *あいのひろ~心のドアをノックして 

*あいのひろ~心のドアをノックして 

青山学院女子短期大学英文科卒。伊藤忠商事入社。東京都公立小中学校でメンタルサポート4年間従事しカウンセラー養成学園を設立。千人以上のカウンセラー輩出。武蔵野大学通信教育部人間科学科・人間科学心理学に入学し心理学士号取得。著書3冊。行政依頼講演も手掛ける。

最近、本を読んでいて、
とってもヒットしたのは

勇気というのは、

「動」の勇気と「静」の勇気がある

という言葉です。

「動」の勇気とは、

例えば困っている人を助けに行き

手を差し伸べるようなこと。

そして「静」の勇気とは、
ムカッときてもぐっとこらえ、

落ち着きを保つようなこと。

お坊さんの修行だとしたら、
山を走って修行するのは「動」の勇気で、
座禅や不眠や断食は「静」の勇気だそうです。
 

そんな中で、

40代は選択の時代』だとも、

書いてありました。

 

40歳を過ぎると今まで通り体力が続くわけではない。
30代の時のようにあれもこれもと手を出すのではなく、

「何かを得るために、何かを捨てなければならない」

という選択を迫られることが多くなる、と。


それまでは「動」の勇気を多めに使っていても、
これからは「静」の勇気も必要なのかもしれないなあと思いました。
 

 

ソフトバンクCEOの孫さんは、
悪い感情やイメージが自分の中で起こっているときに

どうやって克服しているかというと、

その原因から物理的に離れてよく眠り、
悪いものをすっかり忘れるようにするそうです。

悪い感情やイメージを抱えていると、
そればかりに捕らわれて
恐ろしく能率が下がりますよね。
 

それならば、

原因から自分を離し
リラックスして
心の安定を保つ。
 


それはまるで、

濁っていた湖水がやがて澄んでいき、
透明な湖面に戻るように。
 

その時に必要なのは「静」の勇気なのかもしれないですね。

 

有限な時間。
その中で何を心に残し、
何を大切にしていくのか。

そして「動の勇気」と「静の勇気」は
どこで発揮するのか。

静寂の中に身を置き、

それをもう一度考えさせられる時期なのかもしれないなあと思いました。
 



今日も数あるブログの中から、
私のブログに遊びに来てくださり
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【心理学基礎・傾聴実践「こころ×大人心理学」 】



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