雪の日 それも大雪の日 | 日々是好日

散々な、、、というか、とんでもない、判断を都度都度迫られる数日だったので、反省の意味も込めて日記しておきます。


日本の実家に帰っていて、あとは夜に成田のホテルに移動して1泊して、ロンドンに帰ってくる予定でした。


でした。。。。


その日は、朝起きたときから(わずか1晩で)雪景色だったものの、その後に自分に降りかかる災難を想像することもなく、家でゴロゴロと五輪していました。


それでも、なんだか雪が止みそうにないので、17時過ぎには最寄の京成線の駅へ。


と、なんだか見慣れない”快速”が止まっている???でも、ドアは閉まっていて、乗せてもらえない客20人位が吹雪をさけて駅のひさしの下にかたまっている。。?。。ふと電車を見ると、ときどきドアが開いて客が降りてきて駅のお手洗いに行って、また電車内に戻っていく。。?。でも、駅のひさしの下の客は電車には乗せてもらえない。。?。いったい、いつからこの電車は止まっているのだろう。。?。


車掌「この駅には止まらないことになっている(快速な)ので乗れませんっ」と強気で客を跳ねていたものの、30分位して「今、”上”に確認していますっ」って。


結局、電車に乗せてもらえることにはなったものの、一向に動き出す気配は無く、アナウンスは「二駅先のポイント確認をしています」ばかり。


かなり混んでる、それも(成田空港行き快速なので)スーツケースを持ったお客、しかも結構な外国人客を含んで混んでいる、車内。窓にもたれつつ、耳を澄ますと、「夜発のAFパリ行きだったり、最終便のJLホノルル行き」な会話が聞こえてくる。。。どうやら、早くからスカイライナーは中止になり、この快速に振り替えられた模様。「飛行機待ってくれるんでしょうか」「いやいやこんな状況きっと分かってるはずだから待ってくれるよ」等々の会話を切なく聞きつつ、気付けば1時間半。。。


”ポイント確認中”ってなんだかすぐに解決する響きがあると思っていたんですけど、結局、解決した景色は見ないままに、もしやな可能性にかけて、JRの駅に移動することに、この時点で21時すぎ。ちなみに、僕は、地元民だから何でもないのですが、東京から向かっていてこの駅で降りることになった客は、何にもなさすぎるローカルな得体のしれない駅でかなりお気の毒。


で、JR駅に着くと、ほそぼそとながら各駅停車が動いていて、なんとか、千葉駅まで到着。政令指定都市、、、なはずの、千葉駅につけば、きっとあとはなんとか成田まで行ける。。。。と思っていたのはぬか喜びでした。。。


全くヒトケの無い、成田線ホーム。幸い(?)千葉駅は帰宅難民化してしまった人々を想定してか改札を解放していたので、お手洗いやら雨風しのぐには何とかなったのですが、肝心の街自体が、かなり何にも無い。1件見つけたホテルは当然のように”満室”の紙が入口に張られ、交番で教えてもらった(空室状況確認しましょうか?とまで親切でした)カプセルホテルも人が溢れ、マクドナルドは22時閉店、ファミレスは外まで行列、、、タクシー乗場は長蛇の列なのに全然タクシー自体が現れない。


駅の外に出れば吹雪、駅の中も人がますます増えている、、、、そんな時、「千葉市民会館800人解放します!」という叫び声が。どうやら、市役所や県庁や市民会館が帰宅難民者向けに開放されるらしい。全然未知の千葉市内をどうにか人の流れにのって千葉市民会館へ向かいました。それにしても、結構な数の人がスーツケースを雪の中引きずっていてお気の毒。


さて、市民会館。仮眠するには明るすぎる館内だけれど、とりあえず寒くないのはありがたいです。客席に体をねじ込めうとうとしていると、深夜2時過ぎに、「内房線が動き出します」とアナウンスが。


「どんなに大雪だって、どんなに雪に弱い都市だって、翌朝になれば動き出す。深夜のうちに電車関係も解決しているはず」とやみくもに信じていたのが、今思えばかなり遠い日に感じます。


携帯で運行状況を検索すると、始発の成田線からスケジュールが掲示される、、、、ならば、始発で成田に向かえば、なんとかなる、、、とやみくもに信じていたのが、これまたかなり遠い日に感じます。


朝4時すぎに千葉駅に向かうものの、あいかわらず電車が動く気配はなく、タクシー乗場はあいかわらず大行列なうえにタクシー無し。ふと、駅の掲示をみると、「成田線は8時に復旧予定」、、、らしい。すでに雪は降っていないし、天気も良さそう、ならば、どんなに遅くとも8時には復旧だろう、、、とやみくもに信じていたのが、今思えば遠い日に感じます。


成田線に乗れれば、30分ほどで成田駅、そこから空港で、今日のロンドン行きに間に合うだろう、という希望的観測の可能性を測りながらも、念のため、他の手段も探すことに。”車”!。日曜朝6時に電話というのも気が引けながらも、どうにか今日の成田発ロンドン行きに乗らないと大変なことになる、と電話しまくりました。ちなみに、携帯の電源がかなり微妙になりつつ。

千葉市に住んでいる親戚に連絡したところ、なんと、週末で房総に来ている、と。もう一人の親戚は、なんと静岡に。。。そんななか、急展開して、その親戚の知り合いのおじさんが今から千葉駅に車で来てくれることに。


知らないおじさんと、成田へ。。。


カーナビによると2時間足らずで成田に着けるはずだったのですが、、、、高速も閉鎖され、雪対策のされていない車の徐行や、渋滞で、、、、、結局、成田に着いたのは、夜6時前でした。。。。9時間ドライブ。。。


なんてことでしょう。JRも京成も日中動かず、バスもタクシーも無く、道は1本だけで全然進まない、そんな先にある成田。


昨晩の京成電車内で、なんの進展も無い”日本語アナウンス”を聞かされていたスーツケース客や、外国人客のことを気の毒に思いますが、気付けば、自分も、全ての”そうなるべき”ことが実現せずに、ほうほうのていで成田に着いたのでした。そして、初対面のおじさんは、その後再び渋滞の復路へ。。。


事前に「今日の成田のホテルは満室だからもし泊まるなら自分でなんとかしろ」と言われていたので、もう一仕事、と思って訪ねたホテルにチェックインさせてもれえることになり、結果、翌日の便でロンドンに帰ることになりました。


ちなみに、翌日便はジャンプシートまで埋まる満席便。ちなみに、乗れなかった前日便は相当ガラガラだったそうです。


今、ロンドンで振り返ると、千葉市民会館で夜明かしした自分がウソのようです。。。。そして、延泊による自分の仕事の後処理等々を思いやると、、、、いろいろな思いが錯綜しますが、、、とりあえず、ポジティブに解決していきたいです。   願わくば、この大雪の大惨事具合を、英国の会社の外国人にも共感してもらえるくらい報道して欲しい、、、、んですけど。