市ヶ谷物語 -12ページ目

新組織稼働まであと数日 デジタルな市場の拡大

4月に始まったエントリーも7月1日から稼働に向けてまもなくメンバー確定です。

僕が管轄する広告ソリューション事業のプロダクト領域も大きく変わります。

今回組織の配置を考える上で意識したのは

・3年後に広告主の予算ポートフォリオはどうなっているべきか
・専門性の担保と統合管理のバランス
・BtoBマーケティングへのこだわり
・任せる仕事とハンズオンする仕事を明確に

新プロジェクトもいくつか稼働させたし、
広くカバーさせていた領域をいくつかに絞ったり。

来週から稼働ですが、ホントに待ち遠しいです。


広告産業は6兆円と言われ、インターネット広告は約10%強を占めています。
成長はしていますが、ここ数年足踏みをしていたなあ、という実感もありました。

しかし、スマートフォン、タブレットの登場やオーディエンスターゲティング市場の拡大は一気にこれを変えてくれる可能性を感じさせます。

特にスマートフォンはまだわずか2,000万台~3,000万台の普及にも関わらず、検索クエリや接触時間、閲覧ページ数などのユーザー動向からはフィーチャーフォンはもちろん、PCさえもあっという間に抜去ってしまうかもしれないほどのインパクトがあります。
これが、フィーチャーフォン並みに普及したら。。。想像するだけでワクワクしますね。

さらに数年後にはスマートTVが本格的に市場に出てきます。
デジタルの領域はますます活気づくでしょう。

そんな広告におけるデジタル領域ですが、広告主さまのニーズも激変し、
増えるものばかりではなく、減っていくものも有ります。

そこはきちんとメリハリを付け、伸びるであろう分野と今後ニーズが失われるであろう分野をハッキリ定義しました。

今回の組織変更はそこにきちんと半歩先の先手を打ったつもりです。
(あまり先を行き過ぎても失敗しますw)


広告費はほぼGDPに連動します。
つまり、日本のGDPが増えない限り、広告業界の発展は難しいです。
人口の減少が避けられない以上、広告業界は縮小する事を宿命づけられています。

ただし、それは市場全体の話で、デジタル領域はますます大きくなっていくでしょう。
僕たちが力を発揮出来るのはデジタルな市場においてです。
広告主様のお役に立てる、活躍出来る場所は今後さらに広がる確信を得ています。

コンプガチャ規制などで、インターネット業界が激動する中、しっかりとマーケティングのお手伝いができるよう、足下を固めていきます。