こんにちは
アディクションカウンセラー(仮)ひろえです
私の両親は、私が7歳の時に離婚しました
父は仕事が続かず、転職の度に社宅を引越すので大変だったそうです
酒癖が悪く暴力を振るい、浮気もした
母は粉薬を飲みながら「明日からお姉ちゃんと3人で暮らしなさい」と死ぬふりをしたり
「あの人は私たちを捨てたのよ」と愚痴った
酔っ払うと父は電話をしてきたが
嫌がらないと母が悲しむと思ったし、実際父が鬱陶しかった
ギャンブル依存症の恋人と出会って
「この人は悪い人ではなく、生きることに不器用で依存症になったのか」と知った時
「父も、悪人じゃなくて不器用だったのかも」と気付いた
いつの間にか『恋人の依存症克服』が
『私の共依存克服のバロメーター』になり
『父の汚名を晴らすチャンス』となった
父が本当は悪い人ではなかったんだと分かれば、母の長年の恨みも晴れるのではないかと…
私はお父さんのことが好きだったんだな
お母さんのことも助けたかったんだな
この大切なことをずっと押し殺してきたのか
20年振りに父に会いに行ったのも
恋人の相談で受けたカウンセリングがきっかけだし
私が今、恋人に感謝しているのは
こうしたことから
どれだけ最低なことをしてきたとしても
私の人生にとっては大切な大切な恩人
地味だけど、思い出の一枚
結局父の葬儀に母は参列した
母なりに父のことは想っていたのだ
まぁまぁいい家族じゃん