若きオーナーシェフの小さなお店でした。
開店当初はお客様が来ない日も少なくなかったけど、当時からシェフの料理は驚くほど美味しくて、東京…いや、日本一だと今でも思っている。
ただ、知られていないだけ。不安は無かった。
徐々に認知され、常連客ができ、
「応援してるよ」「この店が大好き」
と言ってもらえるようになり。
そんな言葉に励まされてるも、落ち着く頃にシェフは革新を起こす。
「もっと上質な食材を使いたい(値上げ)」
「ランチタイムを削減したい」
「おまかせのコースメニューだけにしたい」
意志と情熱とこだわりの塊のような人だった。
それをしたら今の常連客が離れていくのが分かる。ワクワクより、聞きたくない台詞が怖い。
「そっか…ならもう来れなくなっちゃうなぁ」
とても辛くて…
勝手にお客様に裏切りのような、罪悪感を抱いてたし、簡単に革新を繰り返すシェフがとても冷たい人なのではないかと、分からなくなっていた。
シェフの有能さが分かるから、自分の能力が許せず頑張るも追いつけない。
気持ちがどんどんブレて
飲食業が誇りで、無能で情けなくて
お店が大好きで、息苦しくて
シェフが大好きで、大嫌いで
お客様が大好きで、後ろめたくて
辞めたくて仕方なくなっていた。
今なら、絡まった心が分かる。
仕事コンプレックス、他人軸…
自分なりの答えが見いだせなかった。
現在、こだわり抜いたシェフのお店は
方々から高く評価され
数ヵ月先まで予約の取れない店となっている。
相変わらずの全力投球、理想の追求。
まだまだ進化している。
お客様が来なかった日々が懐かしいな
今、どんな状況でも信じたことをやる。
自分の声を聞き続ける。
側で、いいものを見させて頂いた。
~心のお話会~
話してもよし、話さなくてもよし☆
2/21(水) 13:30~15:30
港区赤坂(詳細はメールにて)
参加費¥1.000-
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