覚悟
パーマをかけた。神俣さんからいつもより突っ込んだ話をされて、スバリな事を言われた。
自分を愛してくれる人がいた方がいい。
下腹の違和感を感じていたら、生理だった。
ベッドに横になる。手足が温かいのを感じる。
生理の時は、私は子宮に全てを支配される。
でもそれは嫌な感じではない。
だから自分も委ねてしまう。
自分の中の母性に抱かれる。
ワカメを横になりながら抱っこ。
私の体温が高いせいか、ワカメの肉球も熱くなる。
気持ちよさそうだな。
幸福感。大好きだよ、ありがとう。いっぱい話しかける。
目を閉じると、昔マコさんが住んでた協会の家が浮かぶ。
新しい暮らし。新しい場所も、悪くないかもしれない。
中田の「勇気ではなく覚悟」の言葉がずっと頭の中で響いてる。
親と離れる覚悟。親離れする覚悟。
自分の力で生活する覚悟。
もう我慢をしないという覚悟。
私はもう大丈夫という覚悟。
真夜中を縫う光
物凄いスピードでカーブを曲がる車を見ながら
「これが父兄対抗リレーのお父さんだったら、完全に足がもつれて転んでる」と静かに心の中で思う。
寝る前に、ワカメを腕枕しながら「ワカメ、生まれてきてくれてありがとう。ワカメを生んでくれたお父さんお母さん、ありがとう。ワカメのお父さんお母さんを生んでくれたお爺ちゃんお婆ちゃん、ありがとう。ワカメ、私のもとへ来てくれて、ありがとう。私を選んでくれて、ありがとう。」と心の中で言いながら感極まって泣く。
一生を終えて魂が宇宙に還ったとしても、ワカメの事は ずっとずーっとの宝物。
次に転生する時も、ずっとお守りみたいに持っておく。そしてそのお守りは、きっと色んな大事な場面で私を導いてくれる。道しるべ(指針)になってくれる。
今まであった凄く嫌な事や凄く幸せだった思い出が、同時に一気に蘇ってきて。その瞬間、頭の中に ゴージャスで綺麗な花束のイメージが浮かんだ。
綺麗な花束って、 沢山の幸せだけを束ねたものだと思っていたけど、そうじゃないんだな。
凄く醜くて無様な自分な、幸せな気分でいっぱいな自分、殺したい程憎いと思ったあの日の出来事、感謝でいっぱいだった時の自分、今まで経験してきた沢山の数え切れない出来事
が、無数の色の花となり、奥行きを出し 誰かの心に飛び込んで行くような鮮やかで綺麗な花束になるんだ。
そう思ったら、これからは何も怖がる事はないんだと思った。これからも、今までと変わらず 沢山の色んな事を経験していけばいいだけなんだ、そう思えた。
幸せだった。胃が重くて体の調子も良くなかったけど、そんな事など関係ないくらい 心はどこまでも自由で開放的だった。
iPhoneも買い替えよう。ワカメとしんちゃんの写真、撮りたい写真をいっぱい撮ろう。一眼レフが欲しくなったら、躊躇わず買おう。とにかく今できること、今したい事に お金も時間も使おう。
