脳と心の仕組みをオンラインで学習しています
今回は薬剤師(薬局経営者)森公美子氏の講演でした
病院勤務時代の薬剤師の目線で話していただきました
結論から申しますと
とにかく”くすりはリスク”になるそうで
付き合い方が大切ということですね
”くすりはリスク”1
腰痛でお悩みの患者さんが
痛み止めを連用していると、血圧があがるそうです
その後血圧の薬が出ますが、むくみが副作用で起こるのです
むくむので利尿薬が出ます
そしたら尿酸値がUPするそうです
もしこの患者さんが
腰痛予防の生活をしていたらどうでしょう?
”くすりはリスク”2
2008年の新型インフルエンザ(旧名・豚インフルエンザ)
世界的に流行していましたが
日本だけで世界のタミフルを86%も使っていたそうです
10代のタミフル使用者が
副作用で発作的に飛び降りや飛び込みの行動を起こしたことにより
タミフルは未成年に使用禁止になりました
(脳の成長に関係しているそうです)
熱や咳、鼻水、下痢はウイルスを排出する作業です
苦しいけど出し切ると治ります
症状を止めてしまうと長引くのは必須だそうです
”くすりはリスク”3
そして薬は、5~6種類を併用して飲むようになると
高齢者の転倒リスクが40%ほど増えるそうです
だから減薬で健康になれないかと
東洋医学やセラピー等の併用を考えていらっしゃるようです
今後の医療は高血圧の基準値が緩くなるようです(現在は130超が高血圧とされている)
薬による血圧の下げすぎで今度は脳への血流が悪くなり
認知症になってしまう高齢者が増えてきたとのことです
適切なコントロールが必要な血圧ですけど
首や肩のマッサージ等で緩和できたら最高ですよね
昭和の人に多い使い方が
「症状の予防で薬を飲む」
だそうです
・風邪ひきそうだから風邪薬飲んで早めに寝たら元気だわ
(それは早寝で回復している・症状が無いものは薬も効かない)
・宴会の前に胃薬を飲んできたよ
(「食べる前に飲む!」の影響でしょう)
常備薬は持病のお薬と併用すると危険なことがありますから必ず薬剤師に相談してください
結局一番有効なのが
健康寿命を延ばす行動です
①規則正しい生活リズム
②適度な運動
③食事(安全な食材・旬のもの・腹7分目)
④検診を受ける
女性ですと加齢により
脂質異常(コレステロール)や骨密度
免疫低下がリスクですけど
①~④でできることですよね
私なら⑤を作って
楽しくあたたかいコミュニケーション
を入れたいですね
私も今ある健康に感謝です
本日もお読みいただきありがとうございます
↑↑癒り庵の公式ホームページです