・剣基本素振り
・右の合わせ
・左の合わせ 二種
・右の合わせから太刀取り
今週も兄弟子が来てくれたので、最初と最後だけ私が仕切り、メインの指導は兄弟子にお願いした。
合気道の開祖植芝盛平先生(大先生)。
大先生に23年間師事した斉藤守弘先生。
その斉藤先生の近くに居を構え、技を吸収してきた兄弟子。
その技は確かである。
稽古後、「理合い」について語り合う。
合気道は剣、杖、体術が一体である。
武器の特性や間合いの違いはあれど、
武器の動きが体術に、体術の動きが武器に、
それぞれ密接に関連していて、不可分なのである。
斉藤先生はこれを「剣・杖・体術の理合い」と説明された。
英語版の解説本では「Relationship」と訳されていたが、
それだと日本語では「関係」になってしまう。
しかし「関係」と言ってしまうと違和感がある。
日本人の合気道家が、日本語で思考するからこそ分かるような違和感である。
「関係」ではなく「理合い」としたことに意味があるに違いない。