3/23(金) 宮城野合氣(一般クラス)(中野中)(20時~21時) | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

・体の変更

・体の変更 氣の流れ

・諸手取り呼吸法

・正面打ち一教 表


一教とは、押さえ技の名称。


立っている、あるいは掴まれている相手を、当身や体捌きを用いて崩し、最終的にはうつ伏せの状態で床に抑え、動けなくさせる技である。


相手は二本足で立っている。

それをうつ伏せの状態に持っていくというのは、ちょっと考えるとなかなか難しいことであると気づく。


相手は攻撃しようとしてくるし、こちらの技を避けようとする。

倒されまいと踏ん張るし、倒されれば起き上がろうとする。

隙があればやり返そうと思っている。


その相手に技を掛けるのだから、難しいのである。


一教は当身と体捌きで相手が踏ん張れない方向に崩し、

崩したまま相手の片腕をとってさらに崩し、

最終的にはうつ伏せにして動けなくする。


相手は痛みを感じることなく崩され、崩されて抑えられる。

起き上がることはできない。


まずこれができることが大事。

だから一番最初に習う、第一教程なのである。


相手を傷つけることなく制するから、優しい技かと思えばさにあらず。


道場には邪魔なものは何も置いていないが、部屋の中や町中であれば、机や椅子、壁や電柱などが普通にある。


平らな地面ではなく、これらの障害物に、抵抗できない状態で叩きつけられたら・・・と考えると、本当は恐ろしい技なのである。