・体の変更
・諸手取り呼吸法
・胸取り小手返し
・飛び受け身の練習
・脱出
子供クラスの稽古の流れ。
①ランニング(道場の赤い畳を5周)
②体操
③受け身(前回り受身、後ろ受身)
④膝行
⑤正座、礼
⑥体の変更
⑦諸手取り呼吸法
⑧水分補給
⑨その日の技
⑩脱出
⑪正座、礼
⑫滑り台、ジャイアントスイング
それぞれ、以下のような感じで進めている。
①ランニング(道場の赤い畳を5周)
最初は歩く。1周毎に徐々に早く。最後は走る。
走っていいのは赤い畳の上のみ。
先頭は師範。師範の追い越しと、周回遅れは禁止。
「きゃーきゃー」と言いながら子供たちが走っている。
②体操
ラジオ体操の抜粋+柔軟体操。
柔軟は、体の柔らかい子には前に出てもらい、模範になってもらう。
「先生も体固いじゃん」と子供にツッコミを入れられる。
③受け身(前回り受身、後ろ受身)
できる子は大人と同等の受け身。
できない子は膝をついた状態から。
道場を横断する形で往復するのだが、その日上手にできている子には、復路で模範になってもらう。
「おーパチパチパチ」と拍手をすると、模範の子は照れたように笑う。
④膝行
一列になって、赤い畳を一周する。追い越し禁止。
私が最後尾について、映画「ジョーズ」のテーマを口ずさみながら後ろから追いかける。
あまり遅いと、一番後ろの子は捕まってグリグリされる。
「はやくいけ~」と最後尾の子が叫ぶ。
⑤正座、礼
稽古着を整え、気持ちを落ち着けて、正座する。
髪の毛を束ねている子は、固い飾りがついていないかを確認。
稽古中、唯一笑い声がない瞬間である。
隣の板の間では剣道教室が行われているが、礼の間は稽古を止めてくれている。
逆もまたしかり。お互いに対する気配りである。
⑥体の変更
二人一組で、体の変更を行う。
両手が水平かどうかを確かめるために、サランラップの芯を半分に切ったものを用意している。
それを両手の上に立てて、倒れなければOK。
最近では、わざと笑わせて、倒れるように仕向けたりしている。
最後は一列に並ばせて、一人一人できるかどうかを確かめている。
⑦諸手取り呼吸法
一人一人から、私が技を受ける。
「4年生だな。よしレベル4だ」と言って、掴む強さを変えている。
⑧水分補給
冬でも水分補給を行っている。
稽古を見守っているお母さんのもとに駆け寄り、飲み物を受け取る。
頃合いを見計らって「10、9、8、・・・」とカウントダウンをすると急いで戻ってくる。
⑨その日の技
その日の技を行う。
基本技が多い。
⑩脱出
護身術の一環で、掴まれた状態から上手に逃げる稽古。
子供たちを一列に並ばせて、一人一人脱出させる。
上手に四方投げや回転投げをかける子供がいて、驚くことも多い。
⑪正座、礼
稽古着と呼吸を整え、姿勢を正して礼を行う。
⑫出欠確認
名簿を元に出席者の名前を読み上げ、「出」のハンコを押す。
大きい声で返事をしてもらう。
⑫滑り台、ジャイアントスイング
希望者には、ジャイアントスイングをかける。
3回~4回ほど回し、最後はマットの上にそっと落とす。
怖いのに、これが楽しみらしい。
私の道場では、子供たちが輝いている。
遊園地で次々アトラクションを楽しむような感じ。
昔は叱りつけたり、強めに技をかけて泣かせたこともあったけれども、
今はすっかり怒らなくなった。
やはり子供は子供らしく笑っていた方がいい。
何が何でも技を覚える、軍隊式に統制するのではなく、
楽しい時間を過ごしてもらえれば、それでいいんじゃないかな。
私には合気道を普及させるという役目はあるのだけれども、
ニコリともせずに稽古するのではなく、自分も笑って、相手も笑って、
楽しく合気道を教え、習えればいい。
そう思えるようになってきた。