実録!新人教育 その2 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

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「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

・・・つづき。


私を採用してくれた会社は,横須賀の海辺で大きな機械工場を持つことからも分かる通り,「重厚長大」なモノ作りを行う会社である。


製品が大きすぎて,トラックでは運べないから,船で輸送する。

だから工場は海辺にある。


だがそんな地の利とは全然関係のない部門があった。

それが「ソフトウェア開発部」である。


私はソフトウェア開発部のたった1名の新人だった。


だから新人教育は,取引先でもあるI社の新人教育に混ざって受けた。


そして新人教育開始。


周りは情報工学出身者や,コンピュータの専門学校出身者ばかり。


用語が全然分からない。

概念も成立していない。


そこは「パソコンが操作できる」というレベルでは全く通用しない世界だった。


スタートラインが同じだったらまだ勝負のしようがある。早く立ち上がればいいのだ。

しかし私だけゼロからのスタート。


当時は本当に何も知らなかった。


とにかくついていけない。

とにかく分からない。

何が分からないのかも分からない。


それでも月日は流れる。


新人教育を終え,よく分かっていないまま配属された部署で,怒られながらもよく勉強したと思う。


1年後,どうにか「情報処理技術者試験」の初歩の資格をゲットした。
ようやく同期に追いついた。


数年後,さらに上の資格をゲットした。
ようやく先輩方とまともに仕事の話ができるようになってきた。


さらに数年後,「高度」と呼ばれる資格をゲットした。
ようやくお客様とまともに仕事の話ができるようになってきた。


このような経緯を経てきたから「分からない人の気持ち」がよく分かる。


今でも「新人」という言葉を聞くと,当時の自分を思い出し,胸がキュンとなる。


そしてオファーが来た。


金融系システム会社の新人教育案件である。


ダンボールに入れられた沢山の仔猫が,こっちを見つめながらニャーニャーと鳴いている。


手を差し伸べずにはいられない。


迷う事無く引き受ける私であった・・・。


・・・つづく。