久々の何もない日曜日。
午後から家族と出かける事を約束し,雨の中を塩釜へ。
しかし残念ながら,先生はお休みとの事。
1度目のガッカリ。
このままでは,一番高段位である私が代稽古をせねばならない。
私に先生の代わりが務まる訳がない。
稽古開始前に,誰か私よりも先輩が来てくれないかな~というのがホンネ。
ガララ~ッとドアが開いた。
「おはようございま~す」と後輩登場。
「なんだU太郎か」
「えっ,なんでですか?」
ガララ~ッ
「おはようございま~す」と後輩登場。
「なんだM浦か」
「ええ~っ,ダメなんですか?」
ガララ~ッ
「おはようございま~す」と後輩登場。
「なんだK村か」
「えーっ,来ちゃいけないんですか?」
3度の小さいガッカリ。
稽古開始が目前に迫ってきた。
とその時,いつも先生が入って来られるドアが開いた。
「えっ,まさか先生?」
皆がドアを注目する。
そこから顔を出したのは・・・白帯の女性だった。
5度目は少々大きいガッカリ。
稽古開始。
「師匠の道場をお借りして,代稽古をさせて頂きます」
と一言断ってから稽古開始。
・黒帯4名,白帯1名,子供2名
・体の変向,氣の流れ
・諸手取り呼吸法
・両手取り一教 裏技
・両手取り四方投げ
・片手取り呼吸投げ 固体,流体,気体
・坐技呼吸法
わざわざ遠くから来てくれた門下生もいたようだが,
私の稽古で,何かを持ち帰る事ができたであろうか。
それだけが心配。