剣は右手で四教を決めながら | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

今年54回目,通算109回目の稽古。


・5年生1名,黒帯1名

・半身,腰,右の構え,左の構え

・剣基本素振り

・正面打ち四教

・前後切り

・片手取り四方投げ


剣を振る際,右手は剣の峰に対して四教を決めるように握る。


振り下ろした剣を右手で支えるのではなく,右手で押しながら振り下ろす。

剣の峰を,右手人差し指の付け根にある硬い部分で押すのである。


その際四教同様に,右手小指,薬指はしっかりと握り締める。

左手は右手と異なり,側面から小指を締めつつ軽く握る。


四教,特に裏技では,右手の四教はよく決まるのだが,左手の四教はイマイチ決まらないというのは,武器を振る際の右手と左手の役割が違うから。


剣の基本素振りに際し,時折体術を交えながら稽古した。


次は前後切り。


前を切り,その一瞬の後に後ろを切る。

これは四方投げの体捌きに通じる。

なので適宜剣を置き,四方投げの稽古を行った。


四方投げと剣の前後切りがつながっている事を実感。


体術と武器技を別モノと考えてはいけない。


剣の稽古は体術の稽古であり,

体術の稽古は剣の稽古でもある。


答えは大先生が残された合氣道の中にある。

それを無視してわざわざ他に求めるなんてしちゃいけない。