塩釜で稽古。
・体の変向,氣の流れ
・諸手取り呼吸法
・正面打ち二教 表
・片手取り入り身投げ
・坐り技呼吸法
K夫妻は,夫婦で合氣道の稽古をしている。
(以下「K夫」「K妻」と表記)
私が塩釜へ稽古に行くと,稽古後K妻に毎回のように捕まり,自由稽古をするようになった。
これがK夫妻とのお付合いの始まり。
K妻はほどなくして宮城野にも通うようになり,誰よりも熱心な門下生となった。
K妻が初段の審査を受けたのが年末の事。
武器技,体術共に何時間もかけて稽古し,審査の受けも私が勤めた。
柴田先生から「初段を受けるのが遅すぎた位だ」と言われる程の出来で無事合格。
初段という事で,「贈 道友一同」と刺繍した合氣帯を贈った。
やがてK夫も宮城野に通うようになった。
稽古中は緊張するのか,ニコリともしないK夫。
緊張し過ぎると怪我につながるので,笑わせようとするのだが,なかなか笑ってくれなかった。
K夫の職場は遠い。
稽古日は定時で仕事を切り上げ,車を飛ばして通ってくる。
時には先に道場に到着していたK妻と顔を合わせるなり
「なんで今日来てんねん。
今日は来れへんて言うてたやろ~」
「そっちこそなんでこの時間にここにおんねん。
仕事はどうしたんや~」
と即興の夫婦漫才で笑わせてくれた。
どちらもいい稽古相手だった。
しかし残念ながら,K夫の仕事の関係で2人とも県外へ引っ越す事となった。
本日が最後の塩釜の稽古という事で,稽古後送別会を行う事となった。
柴田先生のスパゲッティを戴きつつ,楽しい時間を過ごした。
引越し先には岩間スタイルの道場がないという。
ならばいっその事,自分で道場を作ったらいいと思う。
地元の道場に通ったら,折角身につけた技を否定される事だってあるだろう。
その先生の技を稽古しないと失礼だから,色々とガマンする事も多いだろう。
自分を曲げる位なら,自分で道場を作った方がいい。
それだけの稽古はしてきたし,技も教えたはずである。
とは言え個人のパワーもあるから,言うほど簡単ではないけれども・・・。
いずれにせよ,新天地でのK夫妻のご健勝とご活躍を祈るばかりである。