宮城野43回目の稽古。
・白帯1名
・剣基本素振り
・組太刀1~5
・氣結びの太刀
・組太刀の変化
12月に初段の審査を受ける門下生と1:1の稽古。
5の素振り。これがなかなか難しい。
初心者はどうしても,剣を振りかぶる際に,剣を持ち上げようとする。
これでは力に頼った素振りになるし,剣が重く感じる。
稽古を積むに従って,だんだん無駄がなくなり,剣の重さを感じなくなる。これが理想である。
剣は天秤のように扱う。
振りかぶりる時は,まず剣先を落とす。
剣先が落ちると同時に両手を振りかぶる。
こうすれば,剣先と柄頭が天秤のような動きとなるため,「持ち上げる」必要がなくなるのである。
これは道具を扱う身体感覚であり,言葉で伝えるのはなかなか難しい。
とにかくやって見せ,真似してもらう。これしかない。
・・・
本日は数をこなしたり,汗をかくための稽古ではなく,研究のための稽古となった。
二人で「こっちの方がいいな」「手の形はこの方がいい」「だから先生はこうやってたのか」など,あーでもない,こーでもないと言いながらの稽古。
私にとってもいい稽古になる。
「教えたくて道場を作ったんじゃなくて,
自分が稽古したくて道場を作るんだ」
柴田先生のお言葉をしみじみと噛みしめる稽古であった。