珠算能力検定試験(3級) その1 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

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「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

私は子供の頃,そろばんを習っていた。


先生が読み上げる数字を,珠をパチパチと弾きながら,足したり引いたり,伝票をめくりながら計算したり,何桁もある掛算や割算を計算したり。


頭の中にそろばんをイメージし,イメージしたそろばんで計算する,いわゆる暗算は今でも役に立っている(2桁の加減乗除が限界だけど・・・)


かなり熱心に通ったのだが,2級の試験に何度か落ちて,それが嫌で辞めてしまった。


それが私が小学校5年生の時の話。


勿体無い事をしたな~と今でも思う。


あれから20数年。


10歳になる私の長男が,今度そろばんの3級を受けるという。


試験の前日。大和入りした私は長男と話をした。


「明日試験だけど,合格するの?」

「うん,練習で280点取ったから大丈夫」


試験科目は「見取り算(加減算)」「乗算」「除算」の3種目。

問題数はそれぞれ10問,20問,20問。

これを30分で解かねばならない。


満点は300点で,8割である240点を超えれば合格。


280点は十分合格点ではあるが,本番でもその点数が取れるかどうかは分からない。


「そっか。でも前の日に一度,練習しておいた方がいいよね。」


そういって私は,問題を公開しているサイトを探して問題をダウンロードし,印刷した。


本番と同様に,制限時間30分である。


1回目。


パチパチと珠を弾く長男。


せっまい教室に,隣の生徒と肘がぶつかる程ぎゅうぎゅう詰になりながら練習した,そんな自分の子供時代を思い出す。


そして30分経過。


採点してみて驚いた。


点数が,合格点を大きく下回っていたのであった・・・。


・・・続く。