・・・つづき。
2週間ぶりの塩釜。私は1ヶ月に2,3回しか行けないため,一回の稽古は大変貴重である。
・剣基本素振り
・組太刀 1~4
・氣結びの太刀
私は組太刀にどうしても苦手意識がある。
大きく前に出る,大きく左右に換わる,というのが苦手なのだ。
特に激しい稽古になると,足がついて来なくなる。
本日組太刀の稽古をしながら,何となくその理由が分かった。
激しい稽古になると,足の運びがいくつか省略される事になるのだが,その省略が下手なのである。
文章で説明するのが難しいのだが,省略しすぎると上半身だけで打ってしまう,省略しないと出遅れる,その狭間で悩む,そんな感じである。
本日は内弟子さんと学生の3人で稽古。いずれも若くて元気一杯である。
だが,だんだん学生がヘタリ込むようになってきた。
自分の番になると気丈に立ち上がるが,それ以外の時は道場に腰を下ろしてしまう。
剣を構えて対峙してみたが,目の光が消えていない。
相手は工学部の主将。私もかつての主将。
主将は人一倍稽古しなければならない。
だからあえて手加減せず。
今日の稽古は長く感じた。夢中になる稽古ではなく,考える稽古だったのだろう,
道場及び周辺を掃除して,帰宅。
さぁこれから買出しだ。
・・・つづく。