さて,気になる実技試験だが・・・
玉砕(ToT)
過去2年分の過去問を分析した結果,2年間傾向がほぼ同じだったため,今年も傾向の大きな変化はないだろうと予想し対策していたのだが,見事に予想を裏切られた。
以下に平成19年度の3級シャシ検定実技試験の内容を示す。
問1
(資料等)
・シフトフォークが与えられている。
・スリーブが与えられている。
・シンクロナイザ・ハブが与えられている。
・シンクロナイザ・キーが与えられている。
・キースプリングが与えられている。
・シンクロナイザ・リングが与えられている。
・隙間ゲージが与えられている。
・マイクロメータが与えられている。
・スリーブ,シンクロナイザ・ハブ,シンクロナイザ・キーおよびキー・スプリングを組み立てる手順を示した資料が与えられている。
(1)シフトフォークとスリーブ間の隙間測定
・スリーブに4箇所,測定箇所がペイントされている。
・スリーブとシフトフォーク間の隙間を測定し,小数点第1位まで記入する。
・その他,マイクロメータを用いて測定する問題が出されたが,何を測定するのか失念。
(2)シンクロメッシュ機構の組立て
・組立て手順を示した資料に従い,シンクロメッシュ機構を組み立てる。
・組立て後,シンクロナイザ・ハブが軽い力で動く事が試験監督者によって確認される。
問2
(資料等)
・バッテリーが与えられている。
・サーキットテスター(アナログ式)が与えられている。
・リレーが2個与えられている。
・リレーの回路図が与えられている。
・リレーにはそれぞれ,1,2,3および4の,4つの端子が出ている。
・1・4間はリレーのコイル側端子,2・3間は接点側端子である。
・リレー1は,1・4間を通電する事で接点が閉じる。
・リレー2は,1・4間を通電する事で接点が開く。
・リレーに通電させる際は,係員の了解をもらう旨注意書きがある。
(1)リレーのコイル側端子間の電気抵抗測定
・リレー1,2それぞれについて,1・4間の電気抵抗を測定し記入する。
(2)無通電状態/通電状態での接点側端子間の電気抵抗測定
・無通電状態でリレー1,2それぞれについて,2・3間の電気抵抗を測定し記入する。
・通電状態でリレー1,2それぞれについて,2・3間の電気抵抗を測定し記入する。
問3
(資料等)
・ディファレンシャルギヤが万力に固定されている。
・ダイヤル・ゲージが与えられている。
・光明丹が与えられている。
・部品洗浄で使用するブラシが与えられている。
(1)ドライブピニオンとリング・ギヤのバックラッシュ測定
・バックラッシュを,小数点第2位まで範囲で記入する。
(2)ドライブピニオンとリング・ギヤ間の歯当たり点検
・ドライブピニオンを指定された方向に回転させて点検する。
・解答を記入する欄はない。点検の手順のみを問われている模様。
各問題毎に,布と紙のウェスが与えられ,自由に使えるようになっている。
・・・
試験は,以下の手順で行われた。
・控え室にて試験の説明
・思考室にて,問題文および資料を見る(10分間)
・試験室に移動。
試験室は問題毎についたてで仕切られている。
ついたての中には,試験用具と資料がある。
試験官は問題毎に2~3人。
・問1を10分,移動2分,問2を10分,移動2分,問3を10分,というスケジュールで実施。
・試験官が採点結果を最後の試験官に渡し,確認後解散。
・・・
試験官は,採点基準を持っており,どの問題でも手順や動作について細かくチェックしているようである。
内容は詳しく分からなかったが,1問につき20項目近い採点基準(良否)があり,厳しく採点されている事だけは見る事ができた(恐らく,ゼロ点調整をしたか,当たり面をウェスで拭いたか,等の項目があるのだろう)。
・・・
結果は9月7日に発表されるが,結果を見るまでもない。今回の合格はまずあり得ないだろう。
原因は対策不十分。この一言に尽きる。
「傾向が変わったら不合格」では,三級自動車シャシ整備士になる資格はない。
次回は十分に情報収集を行い,十分に対策を立て,懲りずに挑戦しようと思う。
何故なら・・・今回の受験を通して,非常に勉強になったからである。
私にはまだまだ学ぶべき事がある。
がんばろう。