杖素振り20本をじっくり | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

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「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

宮城野32回目の稽古。


・白帯1名,黒帯2名,見学者1名

・杖素振り20本

・組杖の1


組杖を行うと,目に付くのが「素振りのクセ」である。


先生曰く,「最初に変なクセをつけてしまうとなかなか直せない」との事。


先生がそう仰る以上,クセを直す事には相当の困難が伴うのであろう。


しかし「正しい素振りに近づける事」はできると思う。


「正しい導き」

「素直に学ぶ気持ち」

「不断の努力」


門下生の皆さん,一緒に正しい素振りを目指しましょう。


・・・


学生の頃,素振りが苦痛でしょうがなかった。


1年生8名が1列に並び,一人10本ずつ号令をかけながら素振りを行う。


1セット10本で8セット,と言えば分かりやすいだろうか。


直突き8セット,返し突き8セット,突き下段返し8セット,・・・途中略・・・,右流れ返し突き8セット。


素振りの数が多いのは構わない。

だが単調なのがとにもかくにも苦痛だった。


・・・


そんな稽古はしたくないし,させたくもない。なのでできるだけ途中で自分が悩んだ所,迷った所を分かりやすく解説したり,鏡を見せて修正させたり,打ち込みを受けたりと,単調にならないようにできるだけ工夫した。


それでも素振りが終わる頃には,皆汗ダクダク。

本気で素振りを行えば,かくもいい稽古ができるのである。


「先輩」と呼ばれている立場の学生さんも参考にして欲しい。