3級シャシの勉強 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

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「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

「平成19年度第1回自動車整備士技能検定」が数日後に迫ってきた。


いわゆる,自動車整備士の国家試験である。


私が受験するのは「3級自動車シャシ」。


#以前に合格したのは「3級自動車ガソリン・エンジン」


トランスミッションやブレーキ系統,ステアリング系統やホイールアライメント等,エンジン以外について,その知識を問われる試験である。


「3級ガソリンエンジン」に続いて,「2級ガソリンエンジン」の資格を取得すれば整備工場の経営はできる。


しかし普段の業務では「エンジンそのもの」よりも,むしろブレーキ系統やトランスミッション系統など,「シャシ」の知識が必要なのである。


必要だから,勉強する。

必要だから,受験する。

理由はただそれだけである。


3級ガソリンの時は,自動車整備振興会主催の講習会を受講した。


講習会では,現場で活躍するプロの整備士が丁寧にポイントを教えてくれるので,試験対策も立て易かったが,今度は講習会なしの一発受験である。


当然ポイントを教えてくれる人は誰もいない。


今こそ情報処理技術者試験で鍛えた,受験技術を生かす時である。


使用する教科書は,定番である「三級自動車シャシ」(日本自動車整備振興会連合会)である。


これに書いてある内容から出題される。


これに書かれていない内容は基本的に出ない・・・はず・・・と信じたい。


問題集も必要だ。


問題集はできるだけ問題数が多い本(「よくわかる 3級自動車整備士シャシ」(弘文社))を選んだ。



この2点を基本とした。


勉強の方法であるが,まず教科書を読み,次に問題集,という手順はあまりオススメできない。


まずは問題を解く。これが大事。


出題されるという事は,そこが「ポイント」なのである。


問題文にあるキーワードを教科書から探し,その前後も含めて読む。


これが教科書の読み方である。


必要性を感じない状態で教科書を読む。

必要性があって「ココが知りたい」と思って読む。


どちらが理解度が高いかは,説明するまでもないだろう。


我々自動車整備士は,毎日忙しい。

それに一日が終わるとどうしても疲れてしまう。


じっくり腰をすえて教科書を読んでいる暇はない。


ネットも活用しよう。


模試をPDF形式でダウンロードできるサイトがある。

こちら である。


「自動車整備士.com」というサイトもある。

ゲーム感覚で問題を解く事もできる。

こちら


ある程度問題が解けるレベルになってきたら,とにかく過去問を解く事。


そしてすぐに正誤を判定する。


正解,不正解に関わらず,以下のように3つに分類するとよい。


◎・・・正解。完全に理解していた。

○・・・不正解。理解していたのだが,ケアレスミスだった。

△・・・正解 or 不正解。あいまいだったがために間違えた or

    あいまいだったが運良く正解だった。

×・・・完全に不正解。全く理解できていない。


大事なのは△と×だ。ここに分類された問題は,コピーして切り取ってノートに貼り付ける。


なぜ誤りだったか,自分に何が足りなかったのかを考えながら,自分なりに解説を書くのである。



こんな感じで。


○に分類された問題も注意しておこう。


これは,本番でも同じケアレスミスをやらかす,という事を暗示している。


#迂闊にも,「トランスファ」ではなく「トランスポート」を

#選んでしまった経験が・・・。


こうするだけで,確実に点は取れる。


もちろん「知識」だけあっても真の自動車整備士とは言えない。

「技能」そして「経験」も必要だと言う事はよく分かっている。


しかし受験の最大の目標は「合格」である。


そして合格できるのは,十分に「準備」をしてきた者だけなのである。


・・・


さて,試験前の土日にがんばるか(ってダメじゃん・・・)