送信管のUV-211を使用したシングル・アンプですが、昨年6月に完成してから、もっぱら中国製のUV-211を使用していましたが、最終的にGE社のUV-211の同等管VT-4-Cに、ドライブ管はRCAの6SL7の高信頼管5691、整流管はJAN-5R4-GAとしました。

 

      GE社のUV-211の同等管VT-4-C

 

 

 

 トリウムタングステンのフィラメントの灯りは、いつ見ても明るく輝き美しい。室内の照明を消しても真空管の灯りだけでも十分明るい! 

 

 

  VT-4-Cに変えるとバイアス電圧が約1V変化し、プレート電流が若干増えますが、UV-211とほとんど同じと言ってよいでしょう。

音の違いですが、まとめの投稿で投稿した時と、あまり印象は変わりません。『あるオーディオ評論家が中国製の211の音を「中国的な音がする」と評価した文章を読んだことがあるのですが・・「中国的な音」とは、いったいどんな音なのだろうかと考えてしまう。駄目耳のHIROちゃんには、どちらも同じように聴こえます。』と書いたのですが・・

 と言っても、よく聴いているとVT-4-Cの方が、伸びのある高音に艶やかさがあり、送信管の特徴が良く表れた音に感じます。また、全体的に情報量とか、臨場感とか言ったものが中国製の211より優れているように感じるのですが・・ GE以外の他社メーカーの211は、どんな音がするのだろうか・・

 

 COVID-19(新型コロナ)感染症の影響で、所属している「常陸管球の会」の試聴会も暫く開催していません。近いうち開催が出来れば、ぜひこのアンプを聴いていただきたいとは思っています。

 

 UV-211シングル・アンプの回路図等まとめの投稿記事は、下記からクリックすれば見られますが、回路の設計案からシャーシの製作・加工、アンプ完成後のシャーシ裏の配線の様子、NFB、ドライブ管の挿し換え、入力トランスの使用実験などについての投稿記事は、テーマの「211・845アンプ」にあります。

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送信管211シングル・アンプの製作 / 最終回路等 / まとめ 

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。 (^^♪