コリン・デイヴィスのモーツアルトの交響曲というと、これまでHIROちゃんのライブラリーでは第39番と、第41番「ジュピター」の2曲しか架蔵していませんでした。

今回、タワーレコード限定で再発売されたのを機会に購入しました。

CD4枚組BOXで税込み3,143円、シュターツカペレ・ドレスデン(ドレスデン国立管弦楽団)を指揮した交響曲第28番~36番、第38番~41番の全13曲です。

 

 

   このコリン・デイヴィスのモーツアルトの交響曲集は1981年から1991年にかけて録音したPHILIPS原盤によるものですが、この演奏の他にもデイヴィスは、ロンドン交響楽団や、イギリス室内管弦楽団とも何曲かを録音をしているようです。

 

  さて、デイヴィスのモーツアルトですが、1曲ごとの感想は書きませんが、全体を聴いた感じでは標準的なもので、変なアコーギクや派手さはみられません。飽きのこない落ち着いた安定した演奏と言ってよいでしょう。旧東ドイツ時代からのシュターツカペレ・ドレスデンは優れた演奏能力を持つオーケストラですが、このモーツアルトの演奏でも伝統的な響きが感じられ、全体の音色が美しく、特に弦の響きが心地よいアンサンブルだと思いました。

中でも細やかな表現の第29番、第38番、第40番、充実した響きの第39番、第41番が特に聴きごたえのある演奏でした。

 

  コリン・ディビスのディスコグラフィーをみるとベルリオーズの作品の演奏も多く、得意としていたようですが、HIROちゃんの頭の中では、モーツアルトと、ベルリオーズはどう考えても結びつきません・・

 

ブログを始めたころ、Yahooブログ時代に投稿した投稿記事です。引っ越しでコメントは消えています。

投稿記事はそのままで修正はしていませんが、ご参考まで・・・クリックして見てください。

モーツアルトの交響曲の名盤はコレ! 

 

【曲目】
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:交響曲集
<CD1>
1. 交響曲 第28番 ハ長調 K.200 (189k)
2. 交響曲 第33番 変ロ長調 K.319
3. 交響曲 第34番 ハ長調 K.338
4. 交響曲 第35番 ニ長調 K.385 「ハフナー」

<CD2>
5. 交響曲 第32番 ト長調 K.318
6. 交響曲 第36番 ハ長調 K.425 「リンツ」
7. 交響曲 第38番 ニ長調 K.504 「プラハ」

<CD3>
8. 交響曲 第30番 ニ長調 K.202 (186b)
9. 交響曲 第39番 変ホ長調 K.543
10. 交響曲 第40番 ト短調 K.550

<CD4>
11. 交響曲 第29番 イ長調 K.201 (186a)
12. 交響曲 第31番 ニ長調 K.297 (300a) 「パリ」
13. 交響曲 第41番 ハ長調 K.551 《ジュピター》
【演奏】
シュターツカペレ・ドレスデン/
サー・コリン・デイヴィス(指揮)
【録音】1981年10月-11月(Nos.28, 29, 39, 41)


では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。 (^^♪