シャンパンバーが好き過ぎて… -51ページ目

シャンパンバーが好き過ぎて…

シャンパン、ワインが好きで、それに纏わるエピソードなどの記事を書いております。シャンパンバーが好き過ぎて、2015年に名古屋にお店を出しました。
ご飯が食べられる禁煙のシャンパン専門店です。
HPリニューアル。champagneloungekohaku.com

名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。

本日は10周年でメインのひとつとなるドンペリニヨンP2の1999年を説明しようと思います。



ドンペリニヨンP2 1999は、シャンパン熟成技術の集大成で、特別な魅力を備えた逸品です。

このシャンパンは通常のドンペリニヨン「P1(プレニチュード1)」と異なり、約15~20年の熟成を経てリリースされる「P2(プレニチュード2)」として、熟成の2回目のピークを迎えた状態で市場に出されます。

その熟成過程では、瓶内で澱(酵母の死骸)とともに時間をかけて育まれるため、更に精度が高いトーストやナッツのような香ばしいアロマやクリーミーな質感が加わります。

1999年ヴィンテージは、暖かい気候と収穫条件に恵まれた特別な年で、そのシャンパンは力強さとエレガンスを兼ね備えており、果実味も豊かで繊細さとフルーティーさにも特徴があります。

今年2025年で26年の熟成を迎えたこのP2は、その長い年月の中で複雑さと深みを増しながら、澱を抜くタイミングの完璧さによって驚くほどフレッシュな果実味をも保持している可能性があります。もっと熟成の余地もあるが、今が完全な飲み頃の一つの選択肢とも言えます。

このバランスこそがP2の真価を示しており、熟成の芸術とも言えます。


一方、「P1(ノーマルのドンペリニヨン)を自宅で熟成させればP2のようになるのか?」という疑問に関しては明確に「NO」と言えます。

澱とともに熟成させることがP2特有の味わいを育む鍵となるため、澱が取り除かれた状態のP1ではそのような変化を得ることはできません。澱が瓶内で時間とともにシャンパンに与える影響は大きく、それがP2の豊かな香りやクリーミーな質感の要因となっていますと思われます。それだけP2を造りあげるプロセスに価値があると言えます。


さらに、ドンペリニヨンP2 1999はバックヴィンテージとしての希少性を持ち、シャンパン愛好家にとって垂涎の的です。

リリース後の飲み頃は5~10年とされていますが、1999年ヴィンテージはその熟成を超えてなお進化し続けています。

10周年のような特別な瞬間にふさわしいこの一杯は、自然の力と時間と職人技の結晶と言えます。

P2が持つ複雑な香りと味わい、澱とともに熟成された特別な風味、フレッシュな果実味の共存はシャンパンの芸術です。

これをグラス単位で飲める機会をマニアは見過ごすべきではないですね。

 

10周年記念イベントの詳細はこちら。

まだまだ予約受付中。


 

 



 

 



 

 



シャンパンラウンジ琥珀の10周年記念イベント

シャンパン愛好家の皆さま、2025年はシャンパンラウンジ琥珀の10周年を迎える特別な年となります。

この節目を記念して、3月29日から4月2日の5日間、豪華な10周年記念イベントを開催いたします。

厳選されたシャンパン銘柄を贅沢に楽しむこの特別な企画では、マグナムボトルやヴィンテージ、プレステージュシャンパンに特化し、全てグラス単位でお楽しみいただけます。

普段はなかなか味わうことができない特別なシャンパンたちとの出会いを是非ご体験ください。

メインの日取りは初日として、初日のスタートでは26種類のシャンパン銘柄が登場しますが、日が進むにつれてラインアップが少しずつ減少していきます。

このイベントは一期一会の出会いを楽しむコンセプトです。例えば、イベントで提供されるシャンパンには、「エグリ・ウーリエ 2007年 マグナムボトル」や「ペリエジュエ ベルエポック 2015年」、「サロン2013年」、そして「ドン・ペリニヨン P2 1999年」など、プレミアムなものが含まれています。また、「ジャック・セロス イニシャルブリュット」などの名手が作る個性的なシャンパンもラインアップされています。


すべてのシャンパンはグラス単位で提供されるため、飲み比べをするもよし、お気に入りの一杯をじっくり楽しむのもよし。この特別なイベントでは、お一人様でも新規のお客様でも大歓迎です。落ち着いた店内の雰囲気の中で、気軽に贅沢なシャンパンの体験ができます。また、予約は随時受付中ですので、事前にご連絡いただければスムーズに席をご用意いたします。


今回の10周年記念イベントは、シャンパンラウンジ琥珀ならではの贅沢なラインアップとともに、感謝の気持ちをお届けする特別な場となります。詳細や全リストに関しては、琥珀公式ホームページのイベント欄にてご確認ください。ぜひこの機会に、大切な人と、あるいは特別なひとり時間を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

10年に一度の大きな舞台にお顔を見せて頂けますと幸いです。
皆さまのご来店を心よりお待ちしております。


 

 

 

 

 

写真はイベントに使うマグナムボトルです。

 

名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。

周年では下の5本のマグナムボトルをグラスで出します。
とにかくあり得ないラインナップです。
エグリウーリエのヴィンテージなんて、とんでもない金額でしか買えないのにグラスでバックヴィンテージが飲めるとかあり得ない。
本当に頭がおかしい店だ。
まあ、なるようになるって考えるしかないですね。












名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。

金曜くらいからNOTEを始めましたが、まだブログとは違うタッチで記事を書いてます。

有料記事もありますが、気になる方だけ買って下さい。※お店への応援だと思って下さい。

 

今日は3記事ほど隙間で書きましたので、リンク張っておきます。

 

アペリティフとシャンパンについて

 

マグナムボトルの美味しさの秘密と扱いの難しさ

 

マールドシャンパーニュからのトリュフチョコの沼

 

以上です。

金曜からは16記事書いてます。

こちらも宜しくお願い致します。

アメブロとはまた民が違うのでやってみました。

10周年という大事な宣伝も兼ねて。

 

10周年は3月29日~4月2日まで初日がメインです。

基本は事前に予約頂きたいです。

宜しくお願い致します。

10周年の大きな気合を見に来て、応援してください。

 

 

 

 

 

名古屋のシャンパンラウンジ琥珀です。
今日は周年に出す1本を徹底的に説明。

エリック・ロデズのアンプラント・ノワール2011年


シャンパンの世界で名高いエリック・ロデズは、アンボネイ村の特級畑を拠点に、卓越した技術と情熱で知られるレコルタン・マニピュラン(自家栽培・自家生産)の生産者(二ツ星獲得)です。その中でも最高級ブランド「アンプラント・ノワール(Empreinte Noire)」は、ピノ・ノワールの魅力を最大限に引き出した特別なキュヴェとして注目されています。特級畑で育てられたピノ・ノワールを100%のみ使用しています。この地域特有のチョーク質の土壌が、ワインにミネラル感とエレガンスを与えています。

エリック・ロデズは、クリュッグで培った経験を活かし、樽発酵と熟成を巧みに組み合わせています。これにより、ピノ・ノワールの果実味と複雑な香りが引き立ち、深みのある味わいが生まれます。

1989年から自然農法を導入し、2005年以降はアロマテラピーを取り入れるなど、環境に配慮した栽培方法を採用しています。この取り組みが、ワインの品質の高さを支えています。

その味わいは、赤い果実やスパイスの香りが豊かで、力強さと繊細さを兼ね備えた味わいが特徴です。余韻には、ピノ・ノワール特有の滑らかなタンニンとミネラル感が感じられます。グラスに注がれてから本領発揮まで長い時間楽しめると思います。


おすすめのペアリング

  • トリュフを使ったリゾットやパスタ

  • 熟成チーズ(コンテやパルミジャーノ・レッジャーノ)

エリック・ロデズのアンプラント・ノワールは、ピノ・ノワールの真髄を味わいたい方にとって、まさに特別な一杯です。今回は2011年のヴィンテージを出します。

木箱入りの超ゴージャスな一杯がまさかのグラス提供。

3月29日からの10周年はチェック済みですか、もしくは予約済みですか?まだまだ御予約お待ちしております。