昨日は登山をした・・・・
登山と言っても・・・・昔の遍路道なのだけれども・・・・・
きついものでそこを通る人が居ない・・・・そうするとすぐに藪の自然に戻っていくのだ。
それを・・・・妖精の友達の山の仙人が・・・・・毎年藪を刈り込んで・・・それを待っていたようにそこを登るというのだ。
冬限定というよりも・・・・そういう他人の為に自己犠牲を自ら買って出る仙人のような人が居ないともうそれは・・・冬限定というよりかは、その人が草刈り機を持ち込んで藪を刈り込める体力があるその数年限定のコースなのかもしれない。
1年で竹藪は茂り・・・人を拒絶する山になり・・・そして何時しかは人々の記憶からも地図からも消えてしまうのだろう。
リュックをしょっただけでも急で大変な足場の悪い坂を草刈り機を背負って草木を刈り込み・・・・それを始末する。。。。
一日中してもとても終わらないような作業を1-2週間は繰り返すのだろう・・・・そうやって守ってきた道をしっかりと踏みしめて歩いた。
この平地も石碑が見えないぐらいに竹がお生い茂っていたのだとか。。。。
そして・・この地は・・ここから屋島の戦いの為に・・対岸の同じ位置で木々に隠れて屋島の様子を偵察していたという場所なのだとか!!!
ここから見える屋島の風景がこんな感じ・・・
木々の間から屋島が見える・・・・昔の人は目がよかったのだろうなぁ・・・・
そして、旧参道道を進んでいくと・・・・
石の鳥居が見えてきた‥‥本来は鳥居をくぐって参拝をするのだそうだが・・・・地権者の了承が得られなかったとかで・・・ここからは脇の道を進むという感じ・・・・
しかし・・・・1年で人間の背丈ほどの竹やぶになってしまう自然の強さには人間が長年築き上げたものなどいとも簡単に消し去ってしまうという感じだ。
昔は、この山に年末には決まって入って・・・・あるものを採取するのが地元の人の恒例の行事だったというのだ。
それが・・・
白粉・・・というもので・・・・・昔の研磨剤として使われていたものなのだとか????
それで汚れた鍋などを磨いていたというのだ・・・クレンザー替わりだったのだろう。
数十年前までにはこの辺にも茶店のようなものがあったらしい・・・・・その家も潰れて瓦と浪打トタンの破片を残して土に還ろうとしていた・・・・・
空き缶などアルミのビール缶なども散乱している状況・・・・
人間が残せるものは、土にも帰らないゴミと・・・・・思い出だけなのだろうなぁ・・・・人間のはかなさを感じる。
昨日は天気も良く風もないので外でいい景色を見ながら食べる食事は最高・・・・
ハンバーグは焼きすぎぐらいにちゃんと火を通していたので・・・お腹を壊す心配はなし!!!
そして山からのお土産は・・・・
なかなかプルタブって見ないでしょ・・・・いやぁこれも昭和時代は当たり前だったんだから・・・
山を管理する人が居なくなれば・・・消滅するルートなんだろうなぁ・・・山の仙人・・・85歳かぁ・・・
あなた一番若いのだから・・・・引き継ぎなさいよって言われても・・・簡単にハイやりましょうなんて簡単に言える訳ない・・・
いやぁ本当にお疲れさまでした・・・・十分楽しい思いをさせていただきました。