家を建てるために知っておきたい法律!~制限・斜線制限~ | アーキシティ研究所のブログ

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福岡と熊本の建築事務所の日々のできごと。

 

家を建てるには必ず土地が必要になります。

家づくりの第一歩は土地探し!という方も多いのではないでしょうか?

いざ希望の土地が見つかっても、そこに希望の建物を建てるためにはさまざまな制限があり、地域によって異なるものもあります。

ここではまずは一般的なものをご紹介します。

 

 

斜線制限は建築する前に知っておこう!

採光、日照、通風、安全といった市街地の環境を確保するために、

決められた斜線より外に家は建ててはいけない制限を「斜線制限」といいます。

斜線制限には下記の3つがあります。

 

○道路斜線制限

全ての地域に適用されています。

敷地と反対側の道路の境界から一定の角度で引かれた斜線以下に、建物の高さを制限するものです。
 

○隣地斜線制限

隣地境界から一定の高さを超える部分に斜線による高さを制限するものです。
低層の住居専用地域以外に適用されます。
 

○北側斜線制限

低層や中高層の住居専用地域の北側に適用するもので、

敷地の北側境界線に一定の角度で引いた斜線の外側には建物を建てられないという制限です。