アーキシティ研究所のブログ

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福岡と熊本の建築事務所の日々のできごと。

こんにちは。アーキセンスです。
引越し前のわくわくドキドキは、心地のいいもの。新しい生活に胸ふくらむひと時です!


しかし、思いのほかやることはたくさんで、

準備なしで取り掛かるとあれもこれもやり残し、

最後にバタバタと大騒ぎ……なんてことにも。
憧れの新生活、落ち着いて気持ちよく迎えるためには、

引越し前のやることチェックリスト作成がオススメ!以下を見ながら、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 引越し日1週間前~前日

 

掃除・片付け・ごみ捨て

引越されるお住まいにおいては、掃除や片付け、

ごみ捨ては当然の如くされるのですが、

新居においては「新しいんだし、大丈夫だろう!」と思われる方が多いようです。


しかし、実際にはそうではありません。

 

新居とはいえ、完成したばかりの住居においては、

玄関や窓を開け放しての作業も多く、どうしても砂や埃が入ってきてしまうものなのです。

 

新居においても、入居前にお掃除をしておくことをオススメします。


また、引越しの際も、人の出入りがありますし、

荷ほどきもありますから、埃っぽくなるのは必至。

 

フロアワイパーや、スティックタイプの掃除機、雑巾などを用意しておくといいですよ。

 

 

郵便局での手続き

引越しに合わせ、関係各所すべてにおいて、

住所変更を済ませておくのは至難の業です。

 

そこで、活用して欲しいのが、郵便局の転送手続き。

申請しておけば、1年間、旧住所に届いた郵便物を、新住所へ届けてもらえます。


届け出をするのは、新住所ではなく、旧住所の管轄郵便局。

登録し、開始されるまでに3~7営業日かかるため、早めに届け出ておきましょう。

 

 

役所での手続き(引越し前の居住地にて)

こちらは、家族構成により該当するか否かが変わります。

全員がすべてを行うわけではありませんので、確認しつつ、ご自身に必要な手続きを行っていきましょう。

 

  • 転出届
  • 印鑑登録廃止届(持っている方のみ)
  • 国民健康保険の資格喪失届(加入者のみ)
  • 介護保険被保険者証の返納(対象者のみ)
  • 児童手当受給事由消滅届(対象者のみ)
  • 保育園や幼稚園の転園手続き(空きがあれば)
  • 公立小中学校の転校手続き(同市、他市で手続き異なる)

自治体によっては、土日でも一部の手続きが可能な場合がありますし、

委任状を提出することで、代理人が手続きを行える場合もあります。

 

自治体のホームページを見るなど、予め確認をして進めましょう。

 

 

 引越し日

 

明け渡し

引越し業者の荷物運び出しが完了すると、管理会社立ち合いにて、

破損個所が無いかの確認が行われます。

作業時間は、おおむね1時間程度。

問題が無ければ鍵など物品を返却し、サインをしたら、明け渡し完了です。


破損個所があるものの、それがご自身によるものではない場合には、

確認写真などを撮っておくと話がスムーズ。

 

立ち合い時に用意できる写真があるようならば、用意しておくといいですよ。

 

 

ライフラインの確認

引越し前に手続きを行った、インターネット回線、電気、ガス、水道など各種ライフラインが、

使用可能かどうかの確認を行いましょう。


不具合発生の可能性を考え、すぐに対応して貰えるよう、

事業所が開いている時間帯に確認を行うことをオススメします。

 

 

 引越し後

 

役所での手続き(引越し後の居住地にて)

引越し後、早い段階で役所での手続きを完了させましょう。

 

原則は2週間以内ですが、早めに越したことはありません。

以下より、該当する手続きを行っていきましょう。

 

  • 転入届
  • マイナンバーの記載内容変更
  • 印鑑登録申請(必要な方のみ)
  • 国民健康保険加入手続き(必要な方のみ)
  • 国民年金の被保険者住所届(必要な方のみ)
  • 児童手当認定請求書の提出(対象者のみ)
  • 公立小中学校の転校手続き(同市、他市で手続き異なる)
  • 犬の登録住所変更届(該当者のみ)

 

車を所有している場合には

運転免許証の住所変更や、自動車登録の変更、車庫証明の発行なども発生します。

確認しておきましょう。

 

 

 

 まとめ

引越しが決まると、やることはたくさん!

チェックリストを作成し、頭の中を整理をしておくことで、

慌てなくて済むようになります。


また、チェックリストを家族で共有すれば、「これはお願い」と、

家族で分担することもできるので、本当にオススメ。

 

ぜひ活用して欲しいと思います。


そして、今回記載のない内容で「この場合にはどうしよう?」と

お悩みの際は、遠慮なく、アーキセンスにお問い合わせください。

 

引越しにまつわるあらゆること、アドバイスさせていただきます!


引越し後、新居での素敵なスタートを切るためのサポートも、

アーキセンスの役目のひとつだと考えていますので、お任せくださいね。

 

 

 

 

 

こんにちは。アーキセンスです。
引越し前のわくわくドキドキは、心地のいいもの。

新しい生活に胸ふくらむひと時です!
 

しかし、思いのほかやることはたくさんで、

準備なしで取り掛かるとあれもこれもやり残し、

最後にバタバタと大騒ぎ……なんてことにも。
 

憧れの新生活、落ち着いて気持ちよく迎えるためには、

引越し前のやることチェックリスト作成がオススメ!

 

以下を見ながら、ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 日数を区切る!

まずは、引越し日から逆算し、3か月前辺りから5分割して考えてみましょう。
イメージは以下の通り。

 

  • 引越し日3か月前~1か月前
  • 引越し日1か月前~1週間前
  • 引越し日1週間前~前日
  • 引越し日
  • 引越し後
もちろん、ざっくりとで構いません。
引越し日が目前に迫り、日数がぜんぜん足りないよーという方は、
スピードアップ&周りの協力を得て、取り組んで欲しいと思います!
では、それぞれを詳細に見ていきましょう。
 
 

 引っ越し日3か月前~1か月前

 

入居日と退去日を決める

 

引越しが決まったら、入居日や退去日を決めなければなりません。
大安など六曜が気になる方はそれを調べ、よい日を設定。
それに合わせてお休みの都合をつける等、準備が必要です。

次に、現在の住居が賃貸である場合、管理会社へ退去日の連絡をしなくてはなりません。
事前に賃貸契約書を見て、何日前までに通知が必要なのか確認しておきましょう。
ちなみに家賃は、引越し月については日割り計算になることが一般的です。
 

 

荷物を整理する

引越し先に、不要な物は持ち込みたくありませんよね。

事前に、どれを持っていき、どれを処分するのか、考えておきましょう。

家具や家電だけでなく、すべての持ち物に対し仕分けを行うわけですから、手間のかかる作業となります。

しかし、お片付け絶好の機会!がんばりましょう。


また、ここで不用品をグッと減らすことができれば、引越し業者への支払い額を抑えられます!
不用品についても、もしお日にちに余裕があるようなら、

ただ捨てるのではなく、フリマアプリやリサイクルショップで売買、換金を目指すのも良いですよね。

必要とされるご友人に譲ったり、寄付をしても素敵だと思います。

 

 

引越し業者お見積り

引越し日が決まれば、数社の業者に連絡をし、お見積りを取ります。
相見積もりを取ることで引越し費用を抑えることができますし、

必要なサービスと不要なサービスが見えてくるので上手なお引越しが叶います。


引越しの時期が、年度初めなどオンシーズンに重なってしまうと、

なかなか手配ができないこともあり得ます。

万が一を見越して、早め早めの行動がオススメです。

 

家具や家電の購入

家具や家電を新しく買い揃える・買い換える場合には、検討する時間が必要です。

ネット検索やお店巡り等、思いのほか時間がかかるもの。

納得のお品を購入するため、こちらも早めにスタートしておく必要があります。

 

 

 

 引越し日1か月前~1週間前

 

ライフラインの移転や手配

インターネット回線、電気、ガス、水道、

そしてご利用であれば固定電話などのライフライン。

これらは、現在のお住まいにおいても引越し直前まで必要ですし、

引越し後、新居でもすぐに使えなければ困ってしまいます。

決して「忘れてた!」とならないよう、しっかりと確認しつつ、お手続きをしておきましょう。


HPでサクッと手続きができるものもあれば、工事日の設定が必要なものも。

事前に確認し、それぞれ手続きを行います。

入居日から快適に過ごせるよう、準備してくださいね。

 

カーテンの購入

カーテンの購入には、正確に、窓の寸法を測る必要があります。

どの窓にカーテンが必要なのか、そして種類(ブラインドにするのか等)についても考え、

購入しておかなければなりません。
この時期になると、まだ工事中であったり、

引き渡しの前であっても、採寸程度であれば中に入らせてもらえます。

担当者に確認をして中に入り、実際に採寸をして、検討と購入を済ませましょう。


引越したその日から、すぐに始まる生活。

カーテンが付かないと外から丸見えで、生活がままなりません。

カーテンは、かなり重要なファブリックなのです。

 

 

 

 

 

 

こんにちは。

早いもので、年末のご挨拶をさせて頂く時期となりました。

皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

本年は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

 

今年も沢山のご縁を頂きました。

本当に、感謝の念に堪えません。ありがとうございます。

 

来年も、更に良いご縁を頂けますよう誠心誠意努力する所存ですので、

より一層のご支援を賜りますよう、従業員一同心よりお願い申し上げます。

 

尚、当社の年末年始の休業期間は下記の通りです。

 

<年末年始休業期間:12月29日(金)~1月3日(水)>

 

新年は1月4日(木)9:00より営業開始となります。

 

時節柄、ご多忙のことと存じます。

くれぐれもお身体にはご自愛くださいませ。

来年も相変わらぬご愛顧を頂けますようお願い申し上げて、歳末のご挨拶とさせて頂きます。

こんにちは。アーキセンスです。
 

最近、芸能人の実家じまいが大きな話題となりました。

 

話を聞き、「我が家もそろそろ話をしないといけないな」と思った方もおられるのではないかと思います。
 

名義変更や相続、聞いたことはあるけれど、実際どんな内容なのかよく分からない方へ、

前回に書いた内容を踏まえ、説明の必要な部分の解説を加えたいと思います。

 共有名義について

前回、【共有名義の場合、少々手続きが複雑になることがあり、注意が必要】と書きました。
これについて、どんな注意が必要なのか、ご説明いたします。

 

お子さまが実家の土地や家の名義人となる場合、

一人っ子である場合には問題ないのですが、

複数人の場合には【共有名義】を選択されることが多くなります。


共有名義の場合、住宅ローン控除がそれぞれに適用されたり、

相続税が節税できるなどメリットもあるのですが、困りごとの発生にも繋がることを知っておきましょう。

  • 売却には全員の同意が必要となる
  • 管理の内容によっては、過半数、もしくは全員の同意が必要となる
  • 共有者が亡くなると、その子である甥姪が共有者となり、より管理が難しくなる
もちろん、共有者の意見が一致していれば問題は起こりにくくなりますし、
話し合いの場を持つなど対応策を講じることは可能です。
 
しかし、『何かがあった時には少々手間がかかる』
ということを事前に知っておくことは、必要かもしれません。

 

 期限のある手続きとは

親が亡くなると、お葬式の準備や役所での手続きなど、

いろいろな手続きに追われることになります。

ただ、これらの手続きには、厳格な期限は設けられていません。

ざっくりと、1週間ほど、2週間ほどのような目安があるだけです。

 

また、その目安となる期限を過ぎたとしても、

税金が発生するなど、何らかの損失を被るようなことはありません。

 

しかし、相続関係の手続きに限っては別です。
設けられた期限は絶対のものであり、期限を過ぎるとデメリットが発生
します。

  • 相続放棄(相続の開始があったことを知った日の翌日から3か月以内)
  • 限定承認(相続の開始があったことを知った日の翌日から3か月以内)
  • 準確定申告(相続の開始があったことを知った日の翌日から4か月以内)
  • 相続税の申告・納付(相続の開始があったことを知った日の翌日から10か月以内)

相続をするのかしないのか、相続するにしても限定を設けるのか、

そして確定申告や相続税の納付など、どれもかなり時間を要するものとなります。

 

少しでも早く、取り掛かっていきましょう。

 

 

 

最後に・・・

今回は少し難しい話題となりました。


しかし、実家に土地や家がある場合、必ず相続は発生します。

そしてそれは、ご自身の家についても同様で、

数十年後、お子さまとの間で持ち上がる話題となることでしょう。


名義や相続について事前に学んでおくことは、必ずメリットになります!

 

早い段階で、ご家族間で話題にあげておくこと、オススメいたします。

 

こんにちは。アーキセンスです。
 

最近、芸能人の実家じまいが大きな話題となりました。

 

話を聞き、「我が家もそろそろ話をしないといけないな」と思った方もおられるのではないかと思います。
 

名義変更や相続、聞いたことはあるけれど、実際どんな内容なのかよく分からない方へ、

今回はその概要をお話したいと思います。

 

期限が設けられた手続きもあり、気づかずに放置をすると、損をしてしまうことも。
少し難しい話題とはなりますが、まずは、知ることからはじめましょう。

 

 

 名義とは?

名義人とは、所有者となる人を言います。
つまり、土地の名義・家の名義を得るということは、そのものに対し、あらゆる責任を持つということ。

財産が手に入ると同時に、あらゆる義務が生じる、ということでもあります。
 

固定資産税の支払いや、適切なメンテナンスを行い、

その土地家屋が要因となった迷惑ごとが近隣住民に生じないようにする等、

気に掛けておくべきことは決して少なくありません。

 

ところで、実家の土地や家の名義が誰になっているのか、ご存じですか?


【父親】【母親】【父母の共有名義】などのパターンが考えられますが、

共有名義の場合、少々手続きが複雑になることがあり、注意が必要となったりするので、

まずは確認しておいて欲しいと思います。(共有名義については後述します)
 

実家の名義変更は、将来、必ず発生するものなのですから。

ご家庭の状況やご事情により聞きづらい場合には、法務局で登記簿を取得しましょう。

登記簿は一般公開されている情報ですから、誰でも取得し、内容を確認することが可能です。

 

 

 典型事例で考える

実家の土地や家の名義変更は、そうそう起こるものではありません。

というのも、名義変更とは相続であり、そこには決して安くはない相続税が発生してしまうからです。


つまり、“元々の所有者(名義人)が亡くなった”というタイミングが、

名義変更の典型的なパターンだと言えるでしょう。
 

そこで今回は、その典型事例を参考に、考えていきたいと思います。

 

 

父親が亡くなり、母と子が相続人となる場合

実家の土地や家の名義が父親である場合、亡くなると、その名義変更を行わなければなりません。

母と子が遺されれば、一般的には母が名義人となるはずで、異を唱える人も出てきにくいパターンとなります。


しかし、実は、以下のような問題点が含まれていることを知っておきましょう。

 

 

母が認知症になってしまったら・・・

 

父親と母親の年齢が近く、事故などでなく、老衰で父親が亡くなった場合、

母親も高齢となっていることでしょう。

すると、懸念されるのが、母親の認知能力の低下です。
 

母親が、医療機関から“認知症”だと診断されてしまったとします。

すると、法律行為が行えないと言うこと。

これはつまり、実家に関するあらゆる手続きが行えないという事態。
 

例え、「母を施設に入れたい」「高額な医療費を捻出したい」など

母のためのお金を捻出するためであったとしても、

実家を売却してお金を工面することできません。

 

「母はまだ元気だから」と思うかもしれません。

しかし、いつ何時、発症するか分からないのが病です。

ご高齢であるなら、万が一を考え、

名義人を母ではなく子にしておくという方法もアリだと言うことを、知っておいて欲しいのです。

 

 

相続手続きと費用が倍額に・・・

父親が亡くなり、母親を名義人とした場合、

相続登記のために『司法書士報酬+登録免許税+必要書類の取得費用』がかかります。

これは、必要経費。
 

そしてその後、母親が亡くなると、子を名義人とした相続登記が行われます。

もちろんその場合も、『司法書士報酬+登録免許税+必要書類の取得費用』が必要となります。
 

当然のことですが、この費用が痛い出費となることは間違いありません。
 

とはいえ、「出費がかさむから、手続きを一回で済ませよう」という意見に対し、

気持ちよく「そうだね」と答える者ばかりではないことも確かです。

心情もあり、合理的・事務的に考えることは難しい問題ですよね。
 

ご家族間での相談ありきにはなってしまいますが、

【先々のことを考えると1回で済ませた方が金銭的負担が軽い】という事実は知っておいて損ではありません。

 

 

最終的には、母親の気持ちを優先に

子どもの立場で言えば、合理的に考え、手間もお金もかからない方がベターであるのはたしか。
母親も同様に考えてくれていれば、それに越したことはありません。


しかし実際には、自分を飛び越えての相続に不安を感じる方も多いと言います。

「ないがしろにされているのではないか」と感じさせるようなことは避けなければいけませんよね。
 

母親にとって『家』とは、ただ単に“住む所”というだけの物ではありません。

住む場所であると同時に、“ご主人や子ども達との思い出が残る場所”でもあります。

その思い入れは大きくて当然です。
 

母親の感情を理解し、話し合い、可能であれば上記のような考え方もあるのだと知って頂く。

その上で、ご家族にとって、最善の方法を探していって欲しいと思います。