若手がスタートラインに立つための3つの観点〜YMCAあした会議の学び〜 | 【アプリボット戦記】最強エンジニアを目指す【しま】

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アプリボット所属。

第3回YMCAあした会議にリーダーとして参加させて頂き、優勝しました!

チームメンバーに恵まれ、運と巡り合わせがぴったりはまったことが大きかったなと思っています。

事業として価値を産んで初めて意味があると思うので、気を引き締めて頑張ります。

 

チームで試行錯誤しフィードバックを受ける中で、

若手が新規事業を考えるに当たって、この観点を押さえていなければ

新規事業立案のスタートラインにすら立てない

という観点が学びとしてあったのでブログに残そうと思います。

 

若手で「やる気はあるのに、アプローチ方法がズレてチャンスを逃してしまう」ことがあったらもったいないなと思った次第です。

各所あした会議等に挑む際の参考になれば幸いです。

 

 

新規事業立案にて

若手がスタートラインに立つための3つの観点

 

①市場ファースト

 

新規事業立案は、面白アイデア対決でもなく、課題解決コンテストでもない。

事業として成立し、大きな展望を描けるのが大事。

そのためには、

・すでに大きな市場がある

・まだ市場はないが、これから絶対伸びる(と自分も思えている)

のどちらかは必要。

僕みたいな課題解決思考が強い人間だと、課題を完璧に解決する事業を思いついた挙句、全く市場がないことに気付くケースが多かった。

メンターの合田さんに「新規事業を考える上で一番大事な点は?」と質問した際、即答で「市場」と答えられていたが、チームで議論すればするほど実感する言葉だった。

 

②自分がわくわくする、いけると思うドメインに振り切る

 

「このドメインは市場があるから、何かいい感じの事業案を考えよう」は、いくら議論してもほぼ出てこない。

出てきても地に足がついてない案になる。(今回多大に時間を使い、結局何も出てこなかった)

自分がわくわくする、自分が行けると心から思えている分野に振り切る方が良い案が出る。

※普段から各方面にアンテナを張って、触ってみるのは大事。自戒をこめて。

 

③細部まで思考を尽くす

経験のない若手が業務片手間で考えた事業案が、そのまま上手くいく訳がない。

そのまま上手くいくくらいなら、そのドメインに精通している他プレイヤーが既に成功しているはず。

・細部まで考えてみる

・ネガティブチェックを繰り返す

のが大事だと感じた。

藤田社長がFBで「UI/UXまで見ないと判断出来ない」と時折言っていたのが際たる例だと思う。

自分達もやりきれた訳では全くないし、これから頑張らないと行けないところでもある。

 

これらを最低限満たして初めて、新規事業を議論するスタートラインに立てるなと感じました。

逆に言うとどれか欠けているとその点を突っ込まれて終わりなので、有用なフィードバックを得られず非常に勿体ないです。

若手がチャンスを掴みに行く際の参考になれば幸いです。