大変ご無沙汰しております。

インドネシアはジャカルタ在住、ミュージシャン・タレント・MC・俳優・小説や歌詞の翻訳などをしています、加藤ひろあきです。

今日初めてこのブログに流れ着いてくれた方、ようこそ!!!

数ヶ月前まで毎日ブログを更新していて、それを1年間続けていたので色々と遡って記事を読んでみてもらえると嬉しいです。

 

 

日本では、というか世界的に新型コロナウイルスの新種オミクロン株が世間を騒がせていますが、日本のボーダーがまた閉じてしまいましたね。

せっかく少し緩んできて、来年にはインドネシア人である奥さんを連れて無事に帰国できるかなぁと妄想していたのですが、それももう少し先のことになりそうですね。とほほ。

 

これでもう丸2年間、日本に帰れていないので、いい加減せっかくの日本の運転免許証ももう失効してしまうのではないかと気が気ではありません。

親の顔も久しぶりに見たいしな〜。

とはいえ、隔離期間が長くなると仕事に穴を開けてしまうことにもなるのでなかなか踏み出せないというのが正直なところで、やはりボーダーがもう少し開くまでは辛抱強く待ちたいと思っています。

 

そんなこんなで気づけば12月に突入してしまいましたね。

2021年もまたしれ〜っと、そしらぬ顔をして通り過ぎていこうとしています。

そんな時の流れに負けないように、1日1日を大切に過ごしていきましょうね。

 

前回のブログ記事が11月15日だったので、およそ1ヶ月のご無沙汰になってしまいました。1週間に一回は書きたいと思いながらも、有難いことになかなか忙しい日々を

送らせて頂いていて更新が滞っていました。

これからはまたもう少し頻繁に書いていきたいです。

 

インドネシアは未だに新型コロナウイルスに関する「PPKM:公衆活動制限」が継続して発令されています。段階的にはほとんどの地域がすでに「レベル1」もしくは「レベル2」にしてされており、マスク着用の義務や健康状態・ワクチンの接種・トレーシングなどを目的とした政府指定アプリ「Peduli Lindungi」の使用は義務付けられているものの概ね平静を取り戻し、街は新型コロナウイルス以前のような状態に戻ってきています。

こんなに急に戻って大丈夫なのかなあというくらい、ジャカルタの中心部はひどい渋滞も復活していますし、モール、カフェやレストランも連日かなり賑わっています。

 

そんな状況なので加藤ひろあきの活動も少しずつ動き始めていて、先日はインドネシアの有名スタンドアップコメディアン「Pandji Pragiwaksono」さんと奥さんで人気ラジオパーソナリティーである「Gamila Arief」さん共作のウェブシリーズというか、ドラマに出演してきました。

 

#今回の相方ハリさんと一枚

#日本人ミュージシャンという設定

#ハリさんはもちろんゴリゴリのインドネシア人(笑)

#ベースも弾けない(笑)
 

日本人のミュージシャン役で登場しましたが、今回台詞はなし。

「お疲れ様〜!」という声がもしかしたらマイクに乗ってるかもしれません(笑)

 

今年の1月に、やがてインドネシアで全国公開になる予定の映画の撮影をしました。

#新型コロナウイルスの影響で
#未だに公開されていませんが

 

ありがたいことにセリフをいただき、映画の中でもかなり重要な役を演じさせてもらいました。長編の映画も、映画館で公開されるような映画への出演も実質初めてという中でオーディションで勝ち取った大役でした。

僕は撮影が始まって終わるまでずっとそのことに心から感謝しながら、うまくいき過ぎだなとも思っていました。

本来はこうしていわゆるエキストラのような役でも精一杯に頑張っている役者さんがそのご褒美というか、その努力の結晶として掴み取るものなのかもしれないな、と。

スター性があって、そんな経験せずとも役を掴み取り、活躍を続ける人がたくさんいるのももちろん知っています。でも。こういうエキストラを黙々とこなす人たちがいて、作品は成り立っているというのは紛れもない事実で、それを今回体感できたのはとても大きかったですし、妥協なくそれに取り組めたのも自分の中では大切な一歩でした。

 

とは言いつつ、セリフがないのはやっぱり物足りないですし、悔しいです。

それだけの価値を僕は見出されていなかったということだと思うし、次何かの作品に出演するときは必ずもっと重要な役をゲットしてみせると思ってます。

挑んでいきます、これからも。

ただ、台詞はなくともキャスティングの時点で「加藤ひろあき」という名前がテーブルに上がっていることは嬉しかったです。

 

#プロデューサーで主演のガミラさんと一枚

 

11月20日(土)には、「Jakarta Japan School Festival 2021」というジャカルタ日本人学校の一年に一度のイベントにゲスト出演させて頂きました。

収録という形で「テリマカシ」をこの日のためにレコーディングし、子供たち・親御さん、先生方へのメッセージと共に映像にして頂きました。

縁があって小学校・中学校をインドネシアで過ごし、さらには新型コロナウイルスで本当に厳しい、特殊な環境を生き抜かなければならなかった子供たちに向けてメッセージを発して歌を歌えたことは自分にとってもありがたく、貴重な体験になりました。

反応も非常にポジティブなもので、改めて今回このお仕事を受けさせてもらって良かったなと感じています。

「ありがとう、テリマカシ」という言葉や想いをこれからも大切にして生きていって欲しいです。

 

11月24日、25日はなんと2年ぶりに飛行機に乗り、ジャワ島を飛び出して、カリマンタン島にあるポンティアナックという街でイベントに出演してきました。

これが新型コロナウイルス以降、僕にとって初めてのお客さんの前でのライブになりました。

妻とアリーナと共に二人での出演。

僕がアコースティックギターを弾きながら、アリーナにフルートを吹いてもらい、二人で歌って、僕のオリジナルや奥さんのバンドMOCCAの曲も二人で何曲か歌わせてもらいました。

#さながらハンバートハンバート

 

有観客でのライブがあまりに久しぶりで一曲目が始まるまではかなりそわそわしていましたが、始まってしまうとお客さんの息遣いや心の動きが拍手や表情で伝わってきて、胸が熱くなりました。やっぱり僕は歌っていたいんだと思いました。

そうできるように今はまた新しい楽曲の制作を頑張っています。

これからも創って、歌っていきます。

 

11月27日(土)には在インドネシア日本大使館主催のインドネシア日本オンライン歌合戦「Nyanyi Yuk!」の収録があり、加藤ひろあきは決勝戦の審査委員長を務めました。僕が審査するなんておこがましい話ですが、大使館の方と日本で活躍するシンガー:イチャ・ザフラさんも審査員に迎えて、優勝者や特別賞を決めさせて頂きました。

 

#司会のハニフくん(右から2番目)と大使館のお二人と一枚

 

その模様は後日、YouTubeにて配信される予定ですの、是非楽しみにしていてください。インドネシア人、日本人共にファイナリストの皆さんが素敵な歌を披露してくれています。

 

いくつかのメディアでインタビューを受けつつ、YouTubeのコンテンツにゲスト出演したりしつつ、12月11日(土)には「Surala」という数学を教えている会社のオンラインイベント「Surala International Digital Math Contest 2021」というイベントの司会を務めさせて頂きました。

 

 

参加者がインドネシアからだけではなく、フィリピン、スリランカ、日本と4カ国に渡っていた為、久しぶりに英語とインドネシア語がミックスされたMCで頭がショートしそうになりました(笑)

でも、参加している子供たちが終始元気で可愛くて、僕が逆に元気をもらって笑顔になれるイベントでした。テリマカシ。

 

イベントの中で歌わせて頂いた「Happy!」も大好評でうれしくなりました。

 

 

とまあ、そんな感じで何とかかんとかこの状況にも負けずに踏ん張っております。

インドネシアのベストセラー小説「虹の少年たち:Laskar Pelangi」の翻訳・編集作業も相変わらず進めており、こちらも形になってきているので、ここからさらにペースアップして完成に持っていきたいと目論んでいます。

諸々の工程を経て、この小説の発売は2022年のゴールデンウィークくらいになりそうな予感がしています。

 

さらには今月、西野亮廣さん作の「えんとつ町のプペル」インドネシア語バージョンがいよいよ発売になりますので、そちらも別の記事でまた紹介したいと思います。

 

2021年の終わり、そして2022年の始まり、ここからさらにいいニュースを届けられるように精進していきますので、引き続き温かい応援をよろしくお願いいたします。

 

それでは長くなってしまいましたが、今日はここまで。

あなたにとって、今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。