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昨日1周年を迎えたこのブログ、1周年と1日を迎えた今日も「PPKM:公衆活動制限」が発令されているインドネシアはジャカルタから元気に更新していきたいと思います。
今日の話題はインドネシアのテレビ放送における「モザイク」についてです!(笑)
インドネシアに住んだことがあって、民放で映画やアニメを見たことある方はこの「モザイク」一度は見たことがあるのではないでしょうか?
インドネシア国内でも大きな話題になった有名な写真たちがこちらになります(笑)
こちらは言わずと知れた名作(笑)
「Sponge Bob」です。
Sandyという名前の左のキャラクターが水着らしきものを着ているところにモザイクが掛かっています。
さらにモザイクの範囲は我が日本からのアニメにも当然、及びます。
こちらは国民的アニメ「ドラえもん」からの一枚。
しずかちゃんの水着には当然モザイクが入ります。
下の二枚の写真に関しては、モザイクをかけることで逆に卑猥になっている感が否めません(爆笑)
こちらは大人気アニメの「NARUTO」からの一枚。
凶器の「クナイ」にモザイクがかかっています(笑)
同じ凶器つながりで、こちらの「名探偵コナン」でもナイフにモザイクがかかって、この犯人は一体何でこの子供を脅しているのかがもはやわからなくなってしまっています(笑)
こちらはインドネシアでも人気沸騰中の「僕のヒーローアカデミア」からの一枚。
上は深い傷の描写、下は胸の谷間が見えている衣装に対してモザイクがかかっています。
何でこんなことが起こっているのかというと、「KPI:インドネシア放送委員会」が性的な事柄を連想させる描写、特に胸、尻、太ももなどのアップ、タバコ・酒を摂取する描写、凶器・暴力(性的暴力含む)描写などを禁止している為と言われています。
いや、そう言われていました、今までは。
しかし先日、「KPI:インドネシア放送委員会」の「会長:Agung Suprio」さんが、人気司会者でタレントの「Deddy Corbuzier」さんのポッドキャストに出演した際の内容をまとめた以下のような記事が出ました。
この記事のタイトルが「インドネシア放送委員会がアニメーションのモザイクをやめるよう呼びかける。しずかちゃんにモザイクは必要なし」
(爆笑)
いやいやいや、じゃあ、これまでのテレビアニメでのモザイクは何だったのよ!?
それに対して、インドネシア放送委員会委員長のアグンさんはこう答えています。
「いや、おれもびっくりしてん。あれ、インドネシア放送委員会がやってんのとちゃうで!」
#なぜか関西弁
#口調はイメージです
え?
「KPI:インドネシア放送委員会」が取り締まってんじゃないの?!
と疑問に思うのでさらに記事を読み進めると、放送に関する検閲処理は「LSF:Lembaga Sensor Film:映画検閲機関」が一括で行っているとのこと。
「KPI:インドネシア放送委員会」はその検閲を通っているものをチェックし、規定をクリアしているかを判断しているらしいのです。
そして、アニメにまでモザイクがかかっているのは、「テレビ局がKPI:インドネシア放送委員会からの注意や警告を免れる為に独自に掛けているものだ」というのです(笑)
「KPI:インドネシア放送委員会」があまりにも大々的に、そしてきつく諸々の規制事項を発表している為に、テレビ局側が面倒くさくなるくらいならアニメにもモザイクかけときましょうや、となって生まれたのが上記のような写真たちだったようなのです。しかし、しずかちゃんの水着に抗議してくるような視聴者も間違い無く存在していて、その批判や抗議を交わす理由もあったのだと考えられます。
ともあれ、委員長の方が「アニメのモザイクは外していこか〜!よろしゅうたのんまっせ」と言っているので、これからはアニメでの面白モザイクは見れなくなりそうです(笑)
#それはそれで残念
#モザイクがありすぎて想像力を無駄に掻き立てられるスタイル
というわけで、今日はインドネシアのアニメに付いていたあのモザイクがなくなる?!という話をお届けしました。まあ、妥当ですよね(笑)
それでは素敵な週末をお過ごしください!
あなたにとって、今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。
ひろ。