本編に入る前に告知です。

本日のインドネシア時間20:00(日本時間22:00)から、インドネシアのタレントでコメディアンの「Anwar Sanjaya」さんにインタビューした動画がプレミア公開されます!

元々はシェフという肩書から、タレント・コメディアンの道へ。

栄養学を学びながらシェフを目指していた学生時代から、なぜ芸能界に入ることになったのか?両親から反対されながら、どうやってその道を進んできたのか。

そのライフストーリーをたっぷり語ってくれています。

全編インドネシア語ですが、どうぞお楽しみに!

僕もチャット欄に参加する予定ですので、一緒に観れるのを楽しみにしています。

 

さて、今日も「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」13日目のインドネシアの模様をお届けしていきます。少しでも皆さんの情報収集の助けになればと思います。

どうぞよろしくお願いします。

 

まずは、インドネシア在住邦人が日本へ帰国できるよう日系航空会社から特別便を運行するというニュースの続報です。

 

 

昨日の記事にも書きましたが、昨日の特別便は「清水建設」が依頼した特別便であり、清水建設の社員さんとその家族以外は乗れない飛行機でした。

 

 

僕はインドネシアのニュースを読んだり、知人から聞いたりという情報を入手できたことでこの飛行機に自分が乗れないということがわかったのですが、在インドネシア日本大使館に直接連絡をした人は相当数いたようで、職員さんも対応が大変だったろうと思います。

 

インドネシアメディアもこぞって「日本政府が緊急避難用の特別便を準備!」と報じていて、実際は特定の人しか乗れない飛行機便であるにもかかわらず、インドネシアにいる日本人は全員日本に帰国するものだと勘違いした人も多くいました。

実際に僕もインスタグラムやTwitterなどにインドネシア人の方からたくさんのダイレクトメッセージが送られてきて、中には「さよなら、日本人。残された俺らはここで頑張ります」というものもありました。

 

加藤官房長官が武漢に飛ばす政府支援の飛行機(それこそ避難便)とインドネシアの特別便をややこしいことに並列で語ったことで、希望した邦人が誰でも乗れるという印象を抱かせた為にこういうことになっているので、もうちょっと発表の仕方あったやろ、と思ってはいます。

 

そんななか在インドネシア日本国大使館は今後、8月1日から開始される在外邦人向けのワクチン接種プログラムに合わせて日系航空会社と協力し、特別便を運行する予定であると発表しています。

今度こそ、希望者が乗れる飛行機になっているので、必要な方は以下から申し込んでみてください。(日本大使館からのメールを貼っておきます)

 

在留邦人の皆様へ
当地滞在中の皆様へ
2021年7月14日

1 インドネシアでは、新型コロナウイルスの感染が急速に拡大し、8月1日から在外邦人向けのワクチン接種プログラムが開始されることも見据えて、帰国を希望する邦人の方々が増加することが予想される一方で、航空便の予約が取りにくい状況が続いており、邦人保護の観点から、日本政府としては、官民が連携する形で、できる限り多くの方々が速やかに帰国できるよう、措置を講じていきます。

2 現在、日系航空会社(日本航空、全日空)が、通常の定期便とは別途、スカルノ・ハッタ国際空港発、成田空港着の特別便を近日中に運航することを調整中であり、在インドネシア日本国大使館としても必要な支援を行っています。ついては、フライトスケジュール等は未定ですが、搭乗希望者の数等を把握するため、以下の案内を御一読の上、搭乗を希望される場合は、お名前、企業・団体名、搭乗希望者数、連絡先(携帯電話番号及びメールアドレス)を、7月16日(金)正午(ジャカルタ時間(WIB))までに在インドネシア日本大使館(oshirase@dj.mofa.go.jp )まで御連絡ください。

3 特別便に搭乗を希望される方は、入国時に必要な防疫措置として、以下の(1)~(6)に応じていただく必要があります。特に、(3)~(5)の手配や費用負担は、帰国者の受入企業・団体となる在本邦の企業・団体が行い、当該企業・団体から(6)の誓約書を提出いただく必要がありますので、予めそれぞれの受入企業・団体と御相談ください。渡航者の希望に応じて航空会社が(3)~(5)の手配を代行することを検討中のため、希望される場合は上記2の御連絡を頂く際に、航空会社による手配代行を希望する旨御記載ください。

(1)出国前72時間以内及び本邦到着時時の検査
(2)健康状態及び位置情報の確認
(3)入国後14日間の待機(於:予め手配されたホテル・施設等
(4)入国後3日目、6日目、10日目のPCR検査の実施(於:同ホテル・施設)
(5)成田空港から待機施設までの移動手段の確保(公共交通機関は使用不可)
(6)在本邦の受入企業・団体が、渡航者の本邦入国後14日間の防疫措置を確約する誓約書を外務省に提出すること

(注1)入国時に必要な防疫措置(出国前72時間以内の検査等)については、以下の厚生労働省ウェブサイトを御参照ください。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_00249.html )

(注2)誓約書の提出方法等について御質問がある場合は、外務省領事局(海外邦人安全課。03-3580-3311(内線2851))までお問い合わせください。

4 企業・団体に属さない個人を始め、個別の事情等により、上記3の条件を満たすことが困難な在留邦人の方は、在インドネシア日本国大使館窓口(oshirase@dj.mofa.go.jp )まで御連絡ください。

5 特別便の詳細等、更なる情報がある場合は、追って連絡いたします

在インドネシア日本国大使館 領事部
○大使館代表電話:021-3192-4308(24時間連絡可能)
○新型コロナウイルス関連相談の専用番号
(開館日:午前9時~午後12時30分、午後1時30分~午後4時45分)
 :021-3983-9793、021-3983-9794
○ 大使館ホームページ:http://www.id.emb-japan.go.jp/index_jp.html
○ 外務省 海外安全ホームページ: http://www.anzen.mofa.go.jp
          http://m.anzen.mofa.go.jp/mbtop.asp(携帯版)

締め切りは7月16日(金)の正午までとなっていますので、十分に注意してください。僕自身は奥さんを置いて帰るわけにはいかないなぁという想いがあるので、恐らくこれには申し込まず、インドネシアでのワクチン接種のタイミングを待つということになりそうです。

それまでに二回目の感染をしないよう十分に気をつけていきたいと思います。

 

さて、インドネシア国内のニュースに目を向けますと、、、

 

 

昨日の記事にも書きましたが、ジャカルタとその周辺市域の交通規制を取り締まる検問所が合計で100カ所となり、今日の朝10:00からその取締りを強化しています。

 

どういうことかと言うと、この取締り自体は早朝から行われているのですが、朝の6時から10時までは50%の出社が認められている「必須分野(essensial:金融、資本市場、支払いシステム、情報通信、隔離業務を行わないホテル、輸出指向産業)」、25%の出社が認められている「先延ばしができない公共サービスを提供する政府部門の必須業務」に従事する人たちが通行可能となっています。しかし、10時以降から22:00までは医療従事者の通行しか認められないとのことです。

 

22時以降は交通量が非常に少ないので、基本的に検問所での取締りは行われず、随時警察や軍が巡回して取り締まるとのこと。

対象となっている道は上記の記事に書かれていますので、ジャカルタ在住の方はどうぞ確認してみてください。

 

ジャワ島、バリ島に発令されている「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」を統括するルフット・パンジャイタンインドネシア共和国海洋・投資担当調整大臣によると、ジョコ・ウィドド大統領からここまでの施策の検討と評価をするようにと言われているというのが以下の記事です。

 

 

クイックインタビューの中で「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」の延長についても質問されていましたが、これから結果を精査して決めるとの発言に止まっています。本日から明日中にこの検討と評価が行われるようなので、そのレポート次第で今後延長されるかが決まりそうです。

いずれにせよ重要な局面であることは確かなので、明日以降もしっかりとニュースを追ってまた発信できればと思います。

 

そして最後にもう一つ、新型コロナウイルスに気をつけながらも、「デング熱」への対策も怠っちゃいけないよというのが以下の記事です。

 

 

昨年の同時期に比べてデング熱感染・死亡者ともに少ないものの、今年は乾季の入りに雨が長引いたことから、例年より多くの蚊が発生する可能性があり、十分に注意しましょうというのが記事の主旨です。

毎年デング熱にかかる人は多いですし、それによって命を落とす人も非常に多いので、簡単なところで蚊除けや蚊取り線香といったものを常備して、リスクを減らしていきたいところです。

 

僕も血が甘くて美味しいのか、ものすごく蚊に好かれる傾向があるので気をつけていきたいと思います!(笑)

 

ということで、今日の情報も少しでもみなさんの為になれば幸いです。

お互い健康で過ごしていきましょう!

 

あなたにとって、今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。