本編に入る前に告知をさせて下さい。
本日は毎週火曜の生放送「Hiro Sensei」の放送日です!
インドネシア時間18:30(日本時間20:30)から45分間の生放送。「緊急公衆活動制限」が発令されているのでスタジオへは行かず、自宅からオンラインで繋いで生放送に参加します!
日本の面白いニュースを紹介したり、明日から使える日本語を教えたりしながら、電子マネーの「GoPay」を配っております(笑)
日本からもアクセスできますので、是非お立ち寄り下さい!
https://goplay.co.id/live/hirosensei-eps-16
さて、今日も「PPKM Darurat : 緊急公衆活動制限」の様々な情報をまとめてみたいと思います。
日本にいる方には直接的に関係ない記事が続きますが、東南アジアの国インドネシアはこんなことになってるよということを知ってもらう意味でも書いていきたいと思います。
まずは、昨日の記事にも書きました「ワクチン接種証明がないと国内・国外移動ができない」件に進展がありましたので紹介です。
こちらに関して今朝、在インドネシア日本大使館から以下のような発表がありました。
●インドネシア国内滞在中の外国人がスカルノハッタ国際空港等か
ら直接国外へ移動する場合は、ワクチン接種証明書の提示は求めら れないことが確認されました。
1.7月5日付け当館お知らせ( https://www.id.emb-japan.go.jp/oshirase21_105.html )において、インドネシア国内滞在中の外国人が国内外へ移動する場合、インドネシア国内でワクチン接種を行わなければならないと お知らせしましたが、当館よりインドネシア政府に対して働きかけ を行い、新型コロナウイルス対策ユニット、外務省、運輸省等関係 当局に確認したところ、インドネシア国内滞在中の外国人がスカル ノハッタ国際空港等から(国内移動を伴わずに) 直接国外へ移動する場合は、ワクチン接種証明書の提示は不要との 回答が得られました。
2.しかしながら、以下については引き続き、2回(又はワクチンの種類によって必要とされる回数)のワクチン接種証明書が必要で あるとされています。
(1)外国人がインドネシアに入国する場合
(2)インドネシア国内滞在中の外国人が、インドネシア国内での移動を経て国外移動を行う場合
3.今回の措置は、ジャカルタ等国際線の離発着がある空港の所在する地域以外の地域にお住いでワクチン接種をされていない方が、 国内を移動してスカルノハッタ国際空港等から出国する場合にはワ クチン接種証明書が求められるなど、依然として在留邦人の国際的 な移動の障害となり得るため、当館からインドネシア側に対して引 き続き見直しを求めて働きかけを行っています。 進展が得られ次第、随時お知らせしていきます。
4.インドネシアにおける新型コロナウイルス対策のための措置は、突然変更される可能性があります。邦人の皆様におかれても、最 新の関連情報の入手に努めてください。
5.現在、インドネシアでは、ジャカルタ首都圏を始めとしたジャワ島を中心に、新型コロナウイルス感染が急激に拡大しています。 在留邦人の皆様におかれては、感染状況やインドネシア政府による 措置等に関し、最新の状況に注意するとともに、今後、感染状況が 更に悪化する可能性も念頭に、御自身や御家族の安全の確保に努め てください。
ということで、国内に滞在している外国人が出国する際はワクチン証明は「必要ない」との見解が示されました。これによって、ジャカルタに住んでいる邦人は日本への帰国が可能ということになりました。
さて、問題はジャカルタ以外に住んでいる外国人です。国内移動に関しては相変わらず「少なくとも一回目のワクチン接種証明」が必要なので、実質ワクチンを接種していないとジャカルタに移動してくることができず、帰国できません。
これが上記の大使館からの発表の3番目の内容にあたる事項で、見直しを求めて交渉してくれるそうです。応援しましょう!
そんな中、バリ島は空港でのワクチン接種サービスを始めました。
国内移動にワクチン接種が必要なのはインドネシア人でも外国人でも変わらないので、飛行機に乗りたかったらまずは空港でワクチン打ってったらええやん、ということです。
条件は出発前日までにワクチン接種を受けられる人で、年齢制限は12歳以上、インドネシア人なら家族カードか住民カードを提示、外国人だとKITAS(滞在許可証)/KITAP(恒久滞在許可証)を提示で受けられるそうです。
インドネシアで打たれているワクチンは中国のシノバック製と、イギリスのアストラゼネカ製の二種類ですが、バリの空港での接種はどちらかの選択ができるのか定かではありません。
#要確認
◆ジャカルタで会社の抜き打ち調査◆
「PPKM Darurat:緊急公衆活動制限」が始まって今日で3日目になります。
平日としては2日目ということになるのですが、平日としては初日だった昨日月曜日にまだ多くの企業が従業員を出社させていたことが判明し、ジャカルタ政府が規制を強めています。
こちらはジャカルタ特別州知事のアニス・バスウェダン氏が抜き打ち調査に同行し、直接企業に注意をしている写真と記事になります。
忙しい州知事がわざわざ抜き打ち調査に同行するということで、調査してみたらどこも出社してませんでした!で時間を無駄にするわけにはいかないだろうと思うので、まあこれはある程度目星を付けて行っているパフォーマンスだろうとは思いますが、ジャカルタ州政府としてはこれからこういった施策を増やし、罰則もどんどん規定していく方針です。
これを読んでいる方の中でインドネシアの日系企業を仕切ってらっしゃる方もいると思いますので、十分に気をつけてください。
#この記事では出社違反を犯した企業には罰金50万円ほどと書かれています。
警察や政府もルールが制定から数日はルールの徹底も含めて様子見で、その後から罰則を規定し、積極的に取り締まっていくという主旨の発言もしていますので、インドネシア在住の邦人の方々は様々なルールに関してしっかりと情報収集できる体制を整えるといいかと思います。
このブログも少しでもそれに貢献できれば幸いです。
それでは、今日も健康に過ごしましょう!
あなたにとって、
今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。
ひろ。