本編の前に告知をさせてください。
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さて、今日は新型コロナウイルス感染者急増によりジャカルタが再び社会活動制限強化を発表したので、そのことについて話したいと思います。
ジャカルタはここ二週間でいわゆる「第二波」に見舞われています。
とはいえ、第一波を収束できたとはとても言えない状況だったので、第一波が少し落ち着いていたところに第二波がきてしまったというイメージです。
そのことについては数日前の記事でも少し触れさせて頂きました。
参考までに昨日の感染状況を見てみましょう。
(ソース: https://covid19.go.id/berita/data-vaksinasi-covid-19-update-22-juni-2021 )
各数字の上に表示されている黄色の数字が前日比です。
新規陽性者が「13,668人」増加で合計200万人を超えています。
亡くなられた方も「335人」増加で合計5万人以上となっています。
ちなみに、日本の昨日のデータは新規陽性者が1400人ほどで、死亡者は43人でした。ここ最近のインドネシアは日本とは「0」が一つ違う規模で推移しています。
最近ではワクチンを接種した医療従事者が再び感染していたり、インドからのデルタ株が猛威を奮っているとのニュースが連日メディアを騒がせています。
それを受けてインドネシア全土でも活動制限がかかっていますが、ジャカルタ特別州はこれとは別に6月22日から7月5日までの社会活動制限強化を発表しました。
これによって活動の制限を受けるのは以下のような施設になっています。
Plus62@Plus62news
⑤海、湖などの水上スポーツやアクティビティー場 ⑥ジム、フィットネスセンター ⑦映画館 ⑧ボーリング、ビリヤード、スケート場 ⑨ウォーターパーク ⑩プール ⑪子供の遊び場 ⑫公園
2021年06月23日 15:05
( https://twitter.com/Plus62news より引用)
さらにはレストラン・カフェなどの飲食店の営業は、またしても数ヶ月前の8時営業終了に逆戻り。店内飲食は最大収容人数の25%までとなりました。
デリバリーに関しては24時間の営業を認めるとのこと。
但し、種類を提供するバーや居酒屋の類は営業を一時停止するように、また飲食店でのタバコの販売や水タバコの扱いも当面禁止との指示が出ていて、飲食店はアルコール類の提供を控えなければならなくなりそうです。これは日本と同じような展開ですね。
飲食店経営の皆さんは本当に大変。。。少しでも貢献できるようにデリバリー頼んだり、営業時間内に食べにいったりしなきゃ!!
僕らミュージシャンにとって押さえておかなければならない情報は、先日一部解禁の方向だった「ライブミュージック」が再び全面的に禁止されたということです。
まぁ現状の感染者の数字を見ればそうなるだろうという予測は付いていたので、心の準備は出来ていました。また粛々と出来ることにチャレンジしていきたいと思います。
皆さんの前で歌えるのはまだまだ先のことになりそうです。トホホ。
今回の感染拡大第二波は、
- 断食明けの大祭で帰省していた人たちがウイルスを持ってジャカルタに帰ってきて、家庭内や会社でクラスターが発生。
- ワクチン接種後は感染しないという考えの人が多く、健康プロトコルを遵守しない人が増えてきた。
- インドからの「デルタ株」の感染が増えて、一度かかっても再びかかる可能性が高まっている。
という三点が大きな理由かと思います。
この第二波が収まるにはもう少し時間がかかりそうなので、今新型コロナウイルスに感染していない人は、マスクの着用、手洗い・うがいの徹底、むやみやたらに目や鼻を触らない、アルコール消毒も定期的に行うなどの対策をして、社会活動は継続させながらも出来る対策はして、なるべくかからないようにするということしかないと思います。
特にジャカルタにお住まいの方は、国が保障している隔離施設「Wisma Atlet」や各種病院もかなり使用率が高まってきていて、簡単には入れなくなってきているのでまずは感染しないようにお互い気をつけていきましょう!
というわけで、今日は「新型コロナウイルス感染第二波により、ジャカルタが再び社会活動制限を強化」というテーマでお話ししました。
あなたの為になっていれば幸いです。
それではあなたにとって、
今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。
ひろ。