本編に入る前に告知をさせてください。

明日、火曜日は加藤ひろあきのレギュラー番組「HIRO SENSEI」の放送日です。

全編インドネシア語ですが、日本のニュースを紹介したり、明日から使える日本語を教えたり、日本の曲をカバーしてくれているインドネシア人の動画を溶解したりしています。

携帯アプリの「GoPlay」をダウンロードするか、下記のURLよりご覧頂けます。

この番組はアーカイブ等が残らないので、是非、インドネシア時間18:30(日本時間20:30)からの生放送を観ていただければと思います。よろしくお願いいたします!

 

 

さて、今日は「救命処置のやり方をみなさんは復習できていますか?」というテーマでお話ししたいと思います。

 

先日このブログにこんな記事を書きました。

 

 

オリンピック金メダリストということ、そして36歳と言う若さでこの世を去ってしまったことで、このマルキス・キドさん死去のニュースはインドネシアで相当に大きく扱われました。

 

そしてこの記事にも書いた通り、現場ですぐに適切な救命処置が行われなかった可能性が高いと言われています。行われなかったというより、行える人がいなかったという方が正しいかも知れません。

恐らく知識として救命処置のやり方をわかっていた人はいたのかもしれませんが、それを適切に行えなかったということなんだろうと思います。

 

このニュースと現在欧州で行われている「EURO2020」でのデンマーク代表エリクセン選手のピッチ上での心臓発作を見て、自分はまず知識としてもしっかりと救命措置を理解できていないと感じました。

 

かつて、大学生の時に救命処置を習ったことはあるのですが、このニュースを見た時点ではその知識はかなり曖昧で、まったくアップデートがされておらず、もし明日にでも自分がこういった状況に遭遇したらどうしようと考えていました。

恐らく何もできず見ていることしかできないのだろうと……。

 

それは嫌なので、今日改めて救命処置を学んできました!!!

 

 

所属するサッカーチームで救命処置講習!

 

マルキス・キドさんのニュースが流れてからすぐに僕が所属する芸能人・芸能関係者のチーム「Selebritis FC」のメンバーが救命処置講習を企画してくれて、本日、練習試合前に救命処置講習が行われました!

教えてくれたのはこのチームにメンバーとしても所属している、元サッカーインドネシア代表帯同ドクターで、現在は「Premier Bintaro」病院に勤務するスポーツ整形のDr. Sapto Ajiと同病院のチームの皆さん。

 

まずは座学で心臓発作や心肺停止が起こるメカニズムや、考えられる要因、対応、そして救命処置のやり方、意味、効果などを学びました。

 

 

続いて、その知識を用いて実践!!

 

僕も模型を使って実際に救命処置を練習させてもらいました。

看護師の方に手の位置や強さ、心臓マッサージの回数や速さまでマンツーマンで指導して頂き、知識と体験として自分の中にストックすることができました。

 

知識として知っているのと、模型であっても実際に行ってみるのとでは当たり前ですが感覚が全く異なっていて、1回目の予行練習では頭に入っていたはずの順序を飛ばしてしまったりして、やはりやってみないとわからないことが沢山ありました。

 

これが生身の人間となると余計にパニックになるでしょうし、習った順番通りの手続きを踏みながらこれが実践できるかはわからないですが、それでも知識を持っているだけでなく実践の形で身体に刻めたのは最高の収穫でした。テリマカシ。

 

#医療チームかっこいいぜ!

 

改めて、「Premier Bintaro」の医療スタッフの皆さん、貴重な時間と情報をありがとうございました!!

 

これを読んでくださっているあなた、「救命処置」のやり方や順序をぱっと思い浮かべることができますか?

人生でいつ遭遇するかわからない緊急事態にすぐに動けるように、後悔をしないように知識のアップデートをお勧めします。

今はYouTubeなんかにも解説動画が沢山アップされていますので、それに目を通すだけでも全然違うと思うので是非です。

 

 

この動画を見たことでいつか救える命があるかもしれません。

備えましょう!!

 

というわけで、今日は「救命処置のやり方をみなさんは復習できていますか?」というテーマでお話ししました。少しでも為になっていましたら幸いです。

 

それではあなたにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように!

 

ひろ。