本編に入る前に告知をさせてください。

 

来る5月29日(土)にインドネシアのe-sportsのイベント「Grand Final IEL University Super Series Season 3」にて歌わせて頂きます。

 

この大会は大学対抗のe-sports大会で、扱うゲームは「Dota2」と「PUBG」になります。以下のサイトから当日放送されるメディア「Video」に飛ぶ事ができますので、是非サイトを覗いて見てください。

当日の放送も無料で観れますので、是非インドネシアのe-sports熱も感じながら応援していただけたら嬉しいです。

 

 

加藤ひろあきはインドネシア時間午後13:30時頃(日本時間15:30時ごろ)の出演になります。

アコースティックバンド編成で3曲ほど歌わせて頂きますので、是非ご覧ください!

よろしくお願い致します。

 

 

さて、今日は「インドネシア語での発信について考える」というテーマでお話ししたいと思います。

 

ここ最近の加藤ひろあきはと言えば、専ら日本語での発信がメインです。

2020年からその傾向が強くなったのですが、このブログの毎日更新も含めて色々と日本語で発信しようと模索をしてきました。

 

きっかけになったのは、やはり新型コロナウイルス。

昨年このウイルスが引き起こした大きな環境の変化によって、これまでの活動スタイルを根本から見直さなければならなくなりました。

 

そんな中ありがたくもインドネシアの状況を気にしてくれる日本の友人や知人と久しぶりに連絡を取るという機会がでてきて、彼ら・彼女らと話しているうちにあることがわかってきました。

 

それは…

 

「あ、おれの活動って意外と知られてないな…。」

 

ってことです。

 

そう、僕がインドネシアで何をやっていて、どういう状況なのかがあんまり伝わってなかったんですね。

 

いや、それもそのはずで、2020年より前はYouTubeやSNSでの発信が圧倒的にインドネシア語に偏ってしまっていたんですね。

2014年にジャカルタに移住してきてから、「一人でも多くのインドネシア人に自分の存在を知ってもらうぞー!おー!!」と意気込んでいたわけなので、それは当然のことなのですが、その結果、読めもしないインドネシア語の情報更新をただ何となく眺めているけど、加藤ひろあきが実際にインドネシアで何を考えて、何をしているのかがよくわからないという状況になりました。

 

僕は今でこそ、日本のメディアにも少しずつ登場させて頂けるようになりましたが、それまではそんなこともほとんどなく、僕のインドネシアでの状況を伝える手段がありませんでした。

 

そこで、友人・知人から言われたこともあって、2020年からは日本語での発信の量をぐっと増やしました。

 

最初のうちはあまり見向きされませんでしたが、9ヶ月も毎日ブログを書いて、最近ではその内容を「Radiotalk」というアプリでラジオ配信なんかもしていると、徐々に反応してくれる人が出てきて、僕の日々の徒然をチェックしてくれる人たちが現れました。

 

これは僕にとってすごく励みになることで、活動の大きなモチベーションになっているので感謝です。読んでくれているあなた、テリマカシ!

 

日本語の発信強化期間を一年間続けてきて、まだまだではありますがこうしてある一定の成果が出て、読んでくれる人も少しずつ増えてきている中で、さらに新しいことを始めるフェーズに来たのかなと感じています。

 

それが改めて「インドネシア語での発信を考える」という今日のテーマです。

 

 

インドネシア人にどうやったら届けることができるのか?

 

僕は現在、定期的に更新するインドネシア語のコンテンツを持っていません。

昨年は新型コロナウイルスの状況の中で、YouTube上でいくつかのコンテンツにチャレンジしていました。

 

まずは僕が大好きなサッカーを、インドネシアリーグで活躍した元プロサッカー選手の足立原健二氏に教えてもらうという、誰よりも僕が得をしている(笑)という番組「HIRO BOLA(ヒロボラ)」

 

そして、気軽に日本語を勉強してもらおう!という企画「HIRO SENSEI」

 

 

この企画は再生回数としてはあまり回らなかったのですが、これを観てくれたメディア「GoPlay」からお声が掛かり、今では彼らのプラットフォームでお金を頂いてこの番組を継続しています。ありがたや。

 

さらに、先月まで行っていたインドネシア語のヒット曲を日本語に翻訳して歌うというコンテンツ「Versi Hiro(フェルシーヒロ)」をやってたのですが、これは先日もお話ししたように著作権周りの話がインドネシアは日本と違って、「慣習」なども絡んでややこしいので、今一旦ストップしています。

 

 

というわけで現在は、毎週金曜日のインドネシア時間21:00(日本時間23:00)から行っている定期ライブ配信しかインドネシア語のコンテンツってないんですよね。

ライブ配信を一週間に一回行っているのはいいのですが、やはりそれだけではなかなか興味を持って見に来てもらえないんですよね。

 

一年間で同時視聴者数100人達成を目指しましたが、最近も40~60人くらいでぶっちゃけ一年前とあんまり変わってないんですよね。

 

やはり、ライブ配信だけではファンの方とは繋がれて最高に楽しいのですが。その範囲を広げようと思うと外からはなかなか人が入ってきてくれないという検証データが取れたので、それを活かしてまたインドネシア語の定期的な発信を考えたいと思っています。

 

そこで可能性を見出しているのが、「ラジオ」です。

インドネシア的に言うと「ポッドキャスト」っちゅーやつですね。

色々なプラットフォームでさくっと聞けるのが魅力。

 

インドネシア人は活字を読むという文化が日本ほど根付いていません。

僕はこのアメブロで毎日2000~3000文字の文章を書いていますが、これと同じことをやってもインドネシア人は絶対に読んでくれません。

 

インドネシアでのブログ文化は、即時的なやりとりが行われるSNSの出現により大きくそのシェアを落としました。

僕が留学していた2006年頃はまだブログを書いている人も多かったのですが、現在はインスタグラムに綺麗な写真と共に短く感想やその日の想いなどを綴るのが普通です。

 

ですが、このくらいの文量を音声にして「Podcast」に乗っけると話は変わってくる…と踏んでいます。音声は「〜ながら」ができるので、ジャカルタの人なら運転しながらとか、地方の人でも何かの作業をしながらと言うことができますし、何なら仕事中でもイヤホンを装着すれば画面を観ることなくコンテンツを楽しむことができます。これまで散々言われてきたことではありますが、改めてここに可能性を感じています。

 

と、机上でこうして分析だけしていても仕方がないので、早速インドネシア語でのラジオも近日始めてみたいと思います。

プラットフォーム選びなど現在マネージャーの力も借りて進めているので、また運用スタートしたらすぐにこのブログでも紹介したいと思います。

 

課題を見つけて、解決の為の案を出して、心動くままにまずは実行してみる。

だれにもラジオ聞いてもらえなかったら、その時は一緒に爆笑して別の方法を考えましょう!(笑)

 

スピードが遅くても、小さな一歩でも、歩みは止めずに。が最近のテーマです。

今日も朝からメディアインタビューの合間に翻訳を3ページ進めました!

地味だけど、この3ページがでかい!

 

ということで、一緒に頑張りましょね。

 

あなたにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。