さて、昨日はNHK WORLD JAPANにて公開された「花は咲く」の多言語バージョン、インドネシア語フルバージョンをブログで共有させていただきましたが、多くの反響やコメントをもらえて嬉しかったです。ありがとうございます!

 

 

まだご覧になっていないという方は是非、上記のリンクから見てみてください。

改めて素晴しい企画に参加させて頂いたなと感謝の気持ちでいっぱいです。

 

3.11まで6日ですが、震災から10年を迎えるこの日に想いを馳せながら、1日1日大切に過ごしていきましょうね。

#今日は朝から仕事をしていて昼ごはん後になんかやる気が出なくて少しだらけてしまったのはご愛嬌

 

さて、今日は少し「愛媛」の話をしたいと思います。

インドネシアにいるのに何で愛媛の話やねん!ってことかと思いますが、まあちょっとお付き合いください。

 

 

「Kenal Ehime yuk!〜知ろう、愛媛!〜」

 

先日、総務省「放送コンテンツを活用した海外への情報発信事業(地域連携発信型)」の一環として南海放送制作で「Semangat ya, Ehime! 元気!愛媛!」という番組がインドネシアの「RCTI、MNCTV、GTV、iNEWS、Metro TV」5局で30秒と15秒版として放送されました。

 

まずはこちらをどうぞご覧ください!

 

以前、ブログでも紹介していましたが、放送期間は2021/2/18~2021/2/28までの10日間でした。

 

仲川遥香さん-Galih Bhektiくんのコンビで松山城、しまなみ海道サイクリング等の地域の観光スポットや、今治タオルを紹介。

加藤ひろあき-Utari Sriwijayaさんコンビで愛媛TOYOTAのインドネシアへの貢献、紙製品等の特産品、また水産品やグルメも紹介させて頂きました。

 

コマーシャルのような感覚でさくっと観ていただける映像作品になっていて、何気なくテレビを付けていて観てくれた方も多かったように思います。

実際にインドネシアのファンの方達がテレビで見かけたよ!と写真をタグづけして送ってくれたりもしていました。テリマカシ。

 

これまで日本のインバウンド政策でメディアが絡むものとなると、テレビ番組の枠を買い取って番組を作るというのはセオリーだったのですが、今回はいくつかの放送局にまたがり15秒や30秒のスポットで何度も放送するという形が取られました。

 

実際、これがどのくらいの効果を生むのかについては現在絶賛効果測定中なのですが、僕個人的には面白い取り組みだなと感じています。

インドネシアも日本と同じようにある一定の層ではテレビ離れも進んでいますが、とはいえまだまだテレビの力は侮れませんし、多数にリーチできる有効的なツールであることには変わりありません。

 

そんな中でみながどのようにしてテレビを観ているかといえば、日本とも共通するかもしれませんが、居間で何となくテレビがついているというあの感覚です。

ずっと食い入るように見るメディアではすでになくなっていて、何となく音がないと物足りないので家でテレビをつけておくという感じで、入れ替わり立ち替わり家にいるだれかがボーッと観ているという感じです。

 

なので、特定の番組を選んで座ってその時間を待って観るという感覚は最早難しく、いわゆるゴールデンタイムに多くの人が何となくテレビを点けているわけです。

となると、わざわざゴールデンタイム以外のテレビ番組の枠を高い価格で買うよりも(テレビ局側はプライムタイムの放送枠は絶対に売ってくれないし、売ってくれたとしてもとんでもない値段になります)、今回のように何度も何度も繰り返し、短い時間でいいから放送するやり方が有効なのだとうなと思うのです。

 

そうすれば、何となくテレビをつけていて目にしてくれた方の記憶の片隅に「愛媛」が刷り込まれる可能性が高まります。

内容は覚えていなくても「Ehime keren kan?:かっこいいでしょ、愛媛?」というこのフレーズだけでも脳内再生されるようになったら儲けもんです。

 

#いやいや照明くらいだろ加藤ひろあき!

#インドネシア人より遥かに肌が褐色ってどういうことやねん

 

この場で改めて、この番組に加藤ひろあきを起用してくださった愛媛県、南海放送、このプロジェクトの関係者の皆さん、ありがとうございました!!

今後とも宜しくお願い致します!

 

 

なぜ、加藤ひろあきが愛媛県を応援???

 

さて、ここで疑問なのが茨城県生まれ、東京育ちの加藤ひろあきがなぜ愛媛県のCMに出演しているかということなのですが、これは2019年に「愛媛大学」にご縁を頂いたことがきっかけになります。

 

 

こちらの写真に写っているのが僕を「愛媛大学」に招いてくださった山中亮准教授。

僕らの共通点は「サッカーを愛する心」です(笑)

インドネシアで初めてお会いして意気投合、出会ってから一年の時を経て、「愛媛大学」での講演に招いて頂きました。

色々な話をざっくばらんにお話しすることができる僕の大好きな方の一人です。

 

そしてこの時、僕が参加させてもらった「愛媛大学社会共創学部社会共創フォーラム『グローバルな視点から地域におけるリーダーシップを考える』」という講演の登壇者として僕以外に呼ばれていたのが愛媛トヨタ自動車株式会社代表取締役社長の大城戸圭一さんでした。

 

その際にインドネシアと愛媛TOYOTAの取り組みの事例を紹介されていて、消防車を寄贈するだけでなく、整備をできる人材も日本から派遣し、駐在をさせてインドネシア人たちが自分たちで車両を整備し、一人でも多くの命が救えるようにするというところまでもっていったという話を聞いて、その取り組みと信念に深く感銘を受けました。

 

その時の新聞記事がこちらです。

僕にとっても学びの多い、有意義な時間でした。

 

さらにこの後、愛媛大学に留学するインドネシア人の皆さんや、インドネシアでフィールドワークを行った日本人学生さんたちの前でトーク&ライブをさせて頂きました。

 

 

そして、なんとなんとこのトーク&ライブの司会を務めてくれたのが、僕と「Semangat ya, Ehime! 元気!愛媛!」でコンビを組んでくれたUTAMIさんだったんです!

 

これは偶然なんですが、偶然も重なれば必然となり、僕らの人生を鮮やかに彩ってくれます。僕はいつもそういうことに沢山助けられて生きています。

だから、「テリマカシ」しかないんです。

ここで出会えた島上先生、おさむ先生にもまた是非会いたいです。

 

今回、こういうご縁を繋ぎ合わせる形で「愛媛」のプロモーションに関われて良かったです。とはいえ、僕もまだまだ愛媛のことをわかっていないので、これで終わらせず、せっかく出来たご縁をまた更に紡いでいきたいです。これもまた自分一人だけの力では何も出来ないので、出会ってくれた人たちと一緒に面白いことができればと思っています。

 

早朝に入りに行った道後温泉がめちゃくちゃ気持ちよかったし、

 

何より深夜に道後温泉に続き商店街の前で食べた屋台のラーメンがめちゃくちゃおいしかったんですよね。

 

 

屋台のおっちゃんとも、その屋台に来ていた常連客のおっちゃんとも話して盛り上がって、そんな出会いが楽しすぎました。

 

 

また必ず行きたい愛媛。

インドネシアの皆さんにも旅行の選択肢として、是非検討して欲しいですね。

ということで、コロナが落ち着いて愛媛にまた遊びに行ける日を楽しみにしながら、またインドネシアで頑張っていきたいと思います!

 

それではあなたにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。

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もし、万が一これを読んでいる人の中にインドネシア人の方がいらっしゃったら、是非下記のアンケートにご協力お願い致します!

 

Survey tentang 「Kenal EHIME yuk!(知ろう愛媛!)」

https://survey.us.confirmit.com/wix/0/p503490830380.aspx