自分の生まれつきになって4日が経ち、自分の誕生日まであと5日になりました。

栄光の38歳まであと少しです。

#38歳って栄光なの?

 

そんな今日は嬉しいニュースを。

NHK WORLD JAPANにて放送された「花は咲く」多言語バージョン、皆さんご覧いただけましたでしょうか?

 

まだご覧いただけていない方はまずは是非こちらをご覧ください。

 

 

 

錚々たるメンバーの中に入れて頂き、インドネシア語のパートを歌わせて頂きました。この楽曲には元々すごく強いエネルギーを感じることができるのですが、多言語で様々な国の言葉で届けられたこの多言語バージョンではさらにそのエネルギーがましているように感じられます。

そんな素晴らしいプロジェクトの一翼を担えたことを嬉しく思っています。

 

そしてこの度、この「花は咲く」多言語バージョンに関する加藤ひろあきのインタビュー動画と、インドネシア語バージョンのフル尺の動画NHK WORLD JAPANのホームページにて公開されました!

 

以下にリンクを貼らせてもらいますので、是非クリックして観てみてください。

まずはインタビュー動画。

 

そして、こちらがインドネシア語バージョンの歌唱ビデオです。

 

 

歌唱ビデオの方にはインドネシア語の歌詞もテロップで出ていますので、インドネシア語がわかる方は是非元の日本語歌詞と並べて聴き比べてみてください。

この日本語がこういうインドネシア語の表現に変わるのかと楽しんで頂けると思います。

 

今回も、もちろん翻訳は妻のアリーナと一緒に行いました。

歌心のわかる二人で訳しているからこそただの「翻訳」ではなく、魂が伝わる「歌詞」としの翻訳ができていると思います。

 

映画の撮影直後の収録だったので、坊主でしかも顎髭もないというかなりレアなみてくれでの登場となっていますが、それもまあいい思い出です(笑)

 

#溢れ出す既視感

#歌ってるビデオは途中からもうこの人にしか見えない

 

 

作詞をされた岩井俊二さん、そして作曲をされた菅野よう子さん。

お二方とも素晴らしく、この楽曲が人々に与えた力やエネルギーを考えると本当に尊い仕事をなされているし、自分もそういう創作を続けていきたいと思わせてくれます。

 

震災から10年を迎える今年の3月11日。

菅野よう子さんが3.11の特別番組に際して、以下のようなコメントを発表しています。

「花は咲く」の編曲は、毎年、そのときの気持ちに素直に編曲をしてきました。10年経ったいま、「10年という区切り」を音にすることを、心が拒否している感覚があります。心は、数字の都合についていかないものだと感じています。
海沿いで工事するトラックの音が途切れた一瞬、鳥のさえずりが、遠くに聴こえた気がして、、、そんな風景を思いながら演奏しました。

https://www.nhk.or.jp/ashita/hana2021/ より)

このコメントは地震の被害にあった地域に今も暮らす方々、またそこに実際に足を運んだことがある方ならすごく腑に落ちるものだと思います。

10年という月日は長いようで短く、そのようなスパンではない、もっともっと長い時間を掛けて大地も、街も、そして心も復興していくのだと思います。

 

だからこそ、僕は、僕らはその想いを繋いでいく。

その繋いだ想いの上に「花は咲く」のだと思います。

一人でも多くの方に今回の「花は咲く」多言語バージョン、インドネシア語バージョンを聞いてもらえますように。

またそこから力を得て、明日を生きていく糧にしてもらえますように。

 

これからも人と人が蹴落としあって、罵り合って生きる世の中ではなく、助け合い、支え合って生きていける世の中でありますように。

 

あなたにとって、

今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

#バンドゥン出身のイラストレーターMustika Rachmanさんに手書きで描いてもらった花の絵のTシャツと共に。

 

ひろ。

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「すべては始まる感謝することから」

僕が大切に10年間歌い続けてきているオリジナル曲「テリマカシ」です。

是非、聴いてください。