新しい週が始まったかと思ったら、もう金曜日ですね。

目まぐるしいっす世の中は。

ジャカルタは今日も雨模様。

どんよりとした空気を吹き飛ばすべく、「Bob Marley」聴きながらブログ書いていますが、音楽が心地良すぎて、何かどうでもよくなってきました(笑)

 

 

でも、「Bob Marley」の曲って今流れている「Baffalo Soldier」もそうですけど、歌っている内容自体は重いじゃないですか。でも、それをこの「レゲエ」という心地よい、身体が思わず動き出してしまうジャンルとして昇華させたのが凄いなといつも思って聴いてるんですよね。

踊りながら涙が出てくるような、そんな感覚になりませんか?

「Fighting on arrival, fighting for survival」ですよ。

物凄いパワーです。

 

昨日はまたインドネシアにいる日本人の方とお食事をさせて頂き、様々な学びを頂きました。ありがたや。

 

 

昨晩ご一緒したのは吉田卓司さん!

 

昨日、夕ご飯を一緒させて頂いたのは「Beautynesia」の代表取締役:「吉田卓司」さん。本当に偶然なのですが、この前日に「Beautynesia」のCOO:長谷川さんとランチをご一緒していて、二日連続で「Beautynesia」の方にお会いするということになりました。

 

 

この吉田卓司さんとは2013年からのご縁で、今に至ります。

2013年にジャカルタで「大相撲ジャカルタ巡業」が開催されたのですが、そのイベントを主宰していたのが吉田さんの会社でした。

僕はまだその当時インドネシアには住んでいませんでしたが、通訳の仕事があるよということでジャカルタに飛んで担当したのが当時の横綱:白鵬関と大関:稀勢の里関の囲み取材の通訳でした。

ジャカルタに行くまではもっとお手伝い的な気楽な通訳かと思っていたのですが、着いてみてびっくり横綱の通訳ということで慌てて必死に単語を漁ったのを思い出します(笑)

実はこの時の「大相撲ジャカルタ巡業」を挟んだ約1ヶ月間のジャカルタ滞在が僕の移住決意に大きな影響を及ぼしました。

この時に今まで会ったことのなかった、ジャカルタに根を張って生きている日本人の方々に多くお会いできたんですね。

その経験が移住するなら今なのではないか、これ以上遅らせてはダメだと思わせてくれました。その辺りのことはまたいつか改めて記事にしたいのですが、そのきっかけの一つを作ってくれたのが吉田さんでした。

 

吉田卓司さんといえば、その経歴は僕が解説できるような代物ではないのでこちらの記事を読んでいただきたいのですが、

 

 

皆さんの中にも利用したことがあるよという人がいるかもしれないところで言うと、「オイシックス(oisix)」という食材宅配サイトを立ち上げた方その人が吉田さんです。

記事の中でご本人も最大の起点と話されていますね。

 

そんな吉田さんは2015年、インドネシアの女性向けウェブメディア『beautynesia』を創業。2019年、現地大手財閥CPコープに売却し、CTコープグループ初の日本人役員となりました。

このCTコープという財閥で日本人が役員になるということがどれだけ凄いことかはなかなか伝わらないかもしれませんが、とにかくぶっ飛ぶくらい凄いことなんです(笑)

 

上記の記事はそのストーリーがとても面白いので是非読んでみてください。

 

そんな吉田さんに有り難くも応援してもらっていて、昨日も最高の料理に舌鼓を打ちながら様々な話をさせて頂きました。

 

#上品で最高に美味な料理たち

#ジャカルタ市内の割烹「呑」さんにお邪魔しました

 

 

物事は非常にウェットに決められていく

 

インドネシアの財閥CTコープの役員として、役員会議等にも当然参加される吉田さん。その中でいつも感じているのが、インドネシアは特に人間同士の関係性を非常に重視するという点。

 

物事決定のプロセスが、もちろん数字などを見てロジックに決められていくところもありながら、それだけではない「信頼しているこの人が言ってるのだから」というニュアンスを大切にする文化だと。

それはCTコープのような財閥、大企業においても変わらず、その部分を吉田さんは「非常にウェットに物事が決定されていく」と表現されていました。

 

この部分は僕も長くインドネシアに携わっていて感じている部分ですし、恐らくインドネシアで仕事をしたことがある人誰もが多かれ少なかれ目撃したことがある光景かなと思います。

 

これも昨日書いた記事の話に通じてくる話なのですが、自分で考えるというプロセスをすっ飛ばしてしまっていると考えることもできますよね。

なかなか自分で考えて、判断して、決行していく人が育たない背景がこういうところにもあったりするのかもしれません。

この「鶴の一声」に従ってさえいれば、責任の転嫁も簡単に出来てしまいますしね。

 

インドネシアエンターテイメント界も特にこの傾向は強いので、僕の活動に照らし合わせて考えると、やはり様々な方法を駆使して、この「鶴の一声」を持つ人たちにどれだけ応援してもらえるかというところも重要になりそうです。

 

僕が所属している「よしもとインドネシア」というマネージメントには、残念ながらこういった「鶴の一声」を持つような人との関係性を築いてくれるような人はいないわけなので、自分で動くしかないのだろうなと思ってはいるのですが、自分の創作の時間や実際にロケや収録などで稼働している時間を考えると限界があります。

悲しいことに身体は一つしかないので、、、(涙)

 

そこで、一つお願いがあります。

現在、僕は自分の発信以外で自分の音楽が流れる環境を求めています。

僕の楽曲が自然と聞こえてくる環境を増やしたいと思っています。

 

今年はアルバムも発売したいと考えている中で、「加藤ひろあきの曲を使いたい」、「加藤ひろあきの曲を流しても良いよ」と言ってくださる場所や媒体を常に探しています。その場所や媒体の規模はまったく問いません。

1つのWarung(屋台)だって、加藤ひろあきの楽曲を流したいと言ってもらえたら喜んで伺います。

 

皆さんの周りでもしそういった方がいらっしゃいましたら、是非紹介してもらえたら嬉しいです。とにかく一人でも多くの人の耳に届けたいです。

どうぞ、宜しくお願い致します。

 

 

吉田さんからはこの他にもライブ配信の可能性や、その根底にある人と繋がっていく、認識をする・されるという大切さについても興味深い話を聞かせてもらいました。ここには全く書ききれない沢山のトピックについてお互いに意見を交換し合い、学び多き時間を過ごさせて頂きました。

 

テリマカシ、吉田さん。

今後ともどうぞ宜しくお願い致します!

 

そして最後に、図らずしもお隣だったFuji Staff代表取締役社長:加来文子さんと、PT Suryacipta SwadayaのJapan Deskの上田ぬ美子さんとの写真を掲載しておきます!

文子さんは以前、Fuji Staffの周年イベントで僕に歌うステージを与えてくれました。

ぬ美子さんも、文子さんもいつも温かい応援をありがとうございます。

 

#写真撮影時だけマスクを外させて頂きました。

 

真ん中は割烹「呑」を取り仕切る竹谷大世さん。

昨日も最高の料理をありがとうございました!

 

というわけで、今日も気張っていきましょう!

あなたにとって今日が昨日よりちょっとでも良い日でありますように。

 

ひろ。

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本日、金曜日の定期ライブ配信日です!

インドネシア時間21:00(日本時間23:00)からです。

どうぞ、ご参加ください!