今日も朝から親友チャン・オータの一人「夏の終わりのハーモニー」を聞いてにやけております、加藤ひろあきです。

 

 

何で歌以外のパートも全員「井上陽水」になっているのかは、チャンのみぞ知る謎です。よかったら、聴いてみてください。

 

 

さて、昨日はインドネシアで大変お世話になっている、大好きな「武部洋子」さんと一緒に今年の振り返り会をしたので、そこでの話をば。

 

 

「武部洋子」とは何者か?

 

インドネシアに旅行するときにちょっとインドネシア語で話してみたいとか、これからインドネシア語の勉強を始めようと思っているとか、楽しくインドネシア語を学びたいけどいい本はないかな、と思った人がかなりの確率でお世話になっているであろう名著中の名著「旅の指差し会話帳:インドネシア語」

 

 

この本の著者が「武部洋子」さんです!

 

僕自身もこの本にお世話になりましたし、上智大学でインドネシア語を教えている時もこの本を指定教科書の一つにして授業を行っていました。

 

上智大学での授業は教室で習ったインドネシア語をすぐに使ってインドネシア人と話すきっかけにしたり、実際にインドネシアに旅行に行ってもらうということを目標に設定して授業をしていたので、いわゆる小難しい文法というよりは実践的に言語を使用するためのアプローチを心がけていました。

それにうってつけだったのがこの本だったので、大変お世話になりました。

 

その後、上智大学で僕の授業を受けてくれていた生徒の多くが実際にインドネシア旅行をしてくれて、その内の何人かはインドネシアに留学までしてくれて、本当に講師冥利に尽きるな〜と微笑ましく眺めておりました。

 

洋子さんは通訳・翻訳者として超絶優秀なのはもちろんのこと、そのインドネシア語能力を存分に活かして市場調査や現地コーディネートなども行っていて、現在は某日系企業にてプロジェクトリーダーとして現地スタッフを率いてインドネシアの教育に携わっています。

 

僕はそんな洋子さんに2014年ジャカルタに移住してからずっとお世話になっていて、色々なお話を聞かせてもらうだけでなく、そのインドネシア語能力の高さ、生き方や想いにも大いに刺激を頂く存在です。

 

 

インドネシア語ってどうやったら上手くなりますか?

 

毎回会えば様々な話をするのですが、昨日はこんなことを聴いてみました。

 

「洋子さん、インドネシア語能力を保つ、もしくは向上させるために意識してやってることありますか?」

 

何故、この質問をしたかというと僕自身がインドネシア語を上達したいからです。

 

ここ数年、僕自身、自分のインドネシア語能力がそれほど上がっていないことを悩みの一つとして抱えています。書けるインドネシア語も話せるインドネシア語も、どちらもその幅が広がっていないのを感じています。

 

いや、年齢のせいもあるのか簡単な単語忘れたりしてる!

#進歩するどころかむしろ後退してるやん!

って感じてるんです、自分では。

 

だから、思い切って今更ながらそんな質問を洋子さんにしてみたんです。

 

すると、洋子さんは笑いながら、

 

 

 

 

「え、いや、別に、特にないけど。はははは。」

 

 

 

 

と。

 

 

 

 

#え?

 

 

 

ちーん。

 

 

 

オワた。

 

 

 

 

その「オワた」の表情を見て察してくれたのかその後に、

 

 

 

「いや、本は頑張って読むようにしてるけどね。」

 

 

 

と付け加えてくれました。

 

 

そうそう、それそれ、そういうの待ってた!(笑)

 

本を読む、か。

 

確かに、買ったはいいけど溜まってしまっているインドネシア語小説とかあるな。

 

いや、というよりむしろインドネシア語のベストセラー作家である義理の姉:「Dee Lestari」の作品でも読めてないのあるな。

 

よし、今日から読み始めよう。

教えてもらったことはその日から実践する!

ということで、インドネシア語の小説をひとまず読み始めることにしました。

 

善は急げです。

 

 

インドネシア語と30年以上付き合って出た一つの結論

 

その話の流れから洋子さんがインドネシア語に対して抱いている気持ちを教えてくれて、それは、

 

「どこまで行ってもネイティブにはなれない」

 

ということです。

 

これは僕も15年ほどインドネシア語を勉強してきて感じていることの一つです。

とても簡単なことでもそれを正確にインドネシア人にインドネシア語で伝えるのは本当に難しいのです。

何とか伝わったとしても、今のは自然な文じゃなかったな、日本語をそのまま翻訳したような文章になっちゃったなとか日々感じています。

 

僕と洋子さんはインドネシア人とのハーフでもなければ、幼少期にインドネシア語に触れていた経験もなく、完全に大人になってからインドネシア語を学習し始めました。そこからネイティブと全く同じように話すというのは、やはり至難の技だということです。

 

日本には日本人と比べてもまったく遜色なく日本語を話し、日本語で本を書いたり、講演をしたりしている人たちを見かけますが、どうやったらあんな風になれるのかいつの日か聞いてみたいです。

 

「いや、別に、特に何もしてないですよ」

 

って言われたに日はもう外国語学習辞めます(笑)

 

 

話を戻すと、「どこまで行ってもネイティブのように話すのは難しい」とあの「武部洋子」さんですら感じているということに物凄く救われました。

 

#昨日食べたEggHotelというレストランめちゃめちゃおいしかった!

 

だからこそ、まだまだ伸び代があるし、少しでもそこに近付けるようにまた今日から積み重ねていくしかないんだろうな〜と感じています。

道のりは果てしなく長いですが、「ローマの道も一歩から」「千里の道も一歩から」です。歩いていきましょう!

 

武部洋子さん、貴重な時間をありがとうございました!
まだまだ背中を追っかけさせて下さい!

 

というわけで、2020年もあと7日!

あと7日分、強くなる。

 

今日はクリスマスイヴですね!

素敵な1日してください。

 

あなたにとって、今日が昨日よりちょっとてもいい日でありますように。

 

ひろ。

 

p.s 今日は2700文字くらいを1時間で書けました!わーい、わーい!

読んでくれて、テリマカシ!

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インドネシアのクリエイターチーム「Indomusikgram」のコンテンツに参加させてもらった映像が公開になりました。

ちなみにまだ髪を切ってない時の映像です(笑)

色々なインドネシア語の楽曲を即興で日本語にしています。

即興だったのでちょっと変なところもありますが、それも含めてお楽しみください!