昨日の記事に対して、温かいコメントを頂きました。

本当にありがとうございます。

 

 

このブログの価値を判断するのは僕ではなく、きっとこれを読んで下さっている皆さんですが、僕自身は自分が生きた記録としてこれからも綴っていたいと思います。

 

さて、そんな僕は昨日朝からレコーディングをして、昼過ぎからとあるコンテンツに出演する為に西ジャカルタの方に移動して撮影をしていました。

 

#昨日久しぶりに会った「Indomusikgram」代表:Christian Bongくん
 

そんな合間を縫って、一冊本を読んでいてそれが梅原大吾さんの「1日ひとつだけ、強くなる。」という本です。

 

 

まず「梅原大吾」さんって誰ですか?

って人も多いと思うのですが、「梅原大吾」という人は今時の言葉で言うと「e-sportsの選手」です。

 

「e-sports」という分野は近年非常に盛り上がりを見せているのは皆さんもご存知のことと思いますが、アジアのオリンピックと言われる「アジア競技大会」が2018年にインドネシアで開催された際も、試験導入ということではありましたが、正式に競技として陸上やバスケット、サッカーなどなどと並んで試合が行われていました。

 

「梅原大吾」という人はその「e-sports」の格闘技分野「ストリートファイター」シリーズのアスリートです。

「ストリートファイター」と言えば、僕の子供の頃にアーケードゲームとして「ストリートファイター2」が登場して、僕の場合はもらったお小遣いを貯めては家の近くにあった長崎屋に行って、この「スト2」をプレーしたものです。

 

その後、家庭用ゲーム機にも移植され、もちろんソフトを買ってプレーしていました。「ストリートファイターZero」とかは当時中学生だったと思うんですが、一番やり込んだような気がします。

弟や友達とよく家で対戦しては、買った負けたで気まずい空気になるのは、皆さん経験したことがあると思います(笑)

 

さて、「梅原大吾」さんという方はその「ストリートファイター」シリーズで世界に名を馳せる日本人選手です。

17歳の時に世界大会で優勝し、その後、現在までトップオブザトップに君臨し続けるレジェンドです。

2019年4月には『Newsweek Japan』の「世界が尊敬する日本人100人」にも選出されています。

 

僕自身、現在は家にゲーム機もないので、ゲームをプレーする機会はなくなってしまいましたが、この「ストリートファイター」特に今は「ストリートファイターV」の動画を観たり、この梅原さんのプレーを観たりするのは大好きで、大会などを観戦したりしています。

 

◆この本に書かれていること◆

 

この本の冒頭に書かれている一節。

一度きりの「勝ち」が欲しいのなら運や要領で実現できますが、何度でも勝ち続ける「強さ」を手に入れるには、やはりそれなりのやり方が必要になります。

昨日より今日、今日より明日、ひとつずつでいいので変わり続けること。大きな成果や成長であっても、煎じつめればそれは小さな小さなひとつの成長の集合といえます。

だからひとつずつで構わない。それが自分の考える「強さ」への近道でもあり、ゲームや勝負に対する取り組み方、信条でもあるのです。

 

これが僕にとっては本当に大切な言葉になっています。

 

今、400メートルハードルのオリンピックアスリート「為末大」さんの本も読んでいるのですが、勝負事に「勝つ」という視点で非常に面白い考察をお二方ともしているので、非常に勉強になっています。

 

ここで語られている「勝ち」というのは、文字通り勝負事に「勝つ」ということではあるのですが、その「勝ち」を拾うのは当然ながら日々の積み重ねによることでしか辿り着けず、そのプロセスに光を当てて生きていきましょうということになります。

 

そして、日常生活において必ずしも他と競って獲得する「勝ち」を必要としてない人でも、自分と向かい続ける日々のプロセスの中で転用できる考え方がこの本には詰まっています。

 

「変わり続けること」

 

これは僕の中でも大きなテーマになっていて、今いる場所から「旅をする」と僕は解釈していることでもあるのですが、振り返ってみれば、僕も変わり続けることで人生をここまで進めてきました。

 

そして、今も現状に課題を多く見出していますし、「変わり続ける」ことをしない限りこのまま死んでいくのだろうとも思っています。

 

ただ、ここで梅原大吾さんが言う「変わり続けること」というのは、大きなことから始めないというのが条件になります。そしてそれを1日一つずつメモしていくのです。ここが面白い。

 

とりたてて難しいことをするわけではない。シンプルに「今日1日を思い返してみて、何か気づいたことはないか」と自分に問いかけ、思いついたことをメモする。大きな発見だけではなく、小さなことでかまわない。いや、むしろ小さなことのほうが大切なくらいの気持ちがいい。…(略)…大切なのはハードルを下げること。1日一個であれば続けやすい。ところが、やがて物足りなくなり、ついついハードルを上げてしまう。だから、思っているより簡単なことではない。

 

この考え方は僕の人生に大きな気づきを与えてくれました。

「大切なのはハードルを下げること」

 

自分は若い時、短期的な「勝ち」しか追い求めることが出来ていませんでした。

瞬発的な流れに任せて、大きなゴールを設定してそこに無理矢理、自分を合わせて持ち上げていく。

それで獲得できたことは数多くあり、それが間違っていたとは思っていません。

 

しかし30歳を過ぎて、37歳まで歩いてくる中で「継続できる人」「続けられる人」が強いのだということをいやと言うほど思い知らされました。

「成長の実感→モチーベーション(及び練習)→成果→成長の実感」

というサイクルを継続していくことが最も大切なことだと今は感じています。

 

梅原さんは「小さな成果は、誰も評価してくれない。だから、自分のやっていることは誰よりも自分が評価しなくてはならない」と言います。

 

それを意識して、僕も最近は日々を過ごしています。

「気づきをメモして、成長を実感する」、今、二週間ほど続けていますが、ここからさらに続けてまた皆さんにその効果をお伝えしたいと思います!(笑)

 

今日も気張っていきます!

 

それでは、みなさんにとって今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。

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今夜もライブ配信でお会いしましょう!!
金曜日インドネシア時間21:00(日本時間23:00)から!