映画の撮影のために現在、僕は坊主なのですが、坊主になって初めてわかったことがあります。それは、僕の頭皮はこんなにも白かったのだということです。

 

ずっと、ずっと、15年近く、あいつに守ってもらっていたんだな。

感謝しかないな、と。

 

「ありがとう。そして、さようなら。」

 

#ヘアードネーション

 

鏡に映る、坊主頭の隙間から見え隠れする頭皮を見ながら朝から感傷に浸っております、加藤ひろあきです。

 

 

雨の日続きのジャカルタですが、今日は朝から晴れてます。

やっぱ太陽はいいですねー、気持ちがいいがな。

 

 

僕が定期的に掃除と草むしりをしている庭では、今日も気持ち良く野良猫「Ushi」(写真左上)が糞放っております。
#糞放る(読み方:くそまる)

#その大嘗 (おほにへ) をきこしめす殿に糞放り散らしき

#定期スポット

#後ほど回収
#Ushi以外にもう一匹いる猫を見つけられるか!

 

さて、僕は新型コロナウイルスがインドネシアを襲った3月の頭から、活動の方向性を大きく修正せざるを得ませんでした。

これまでの収入の大きな柱であったイベント出演が全てキャンセルとなり、途方に暮れました。

2020年の頭の時点でぎっしりではもちろんないですが、11月までライブの予定が入っていました。その全てはもれなく中止、もしくは延期ということになりました。


移住当初を除いて、イベントへの出演が当たり前にあったこれまでのインドネシアでの活動、その中で徐々に感じ始めていた違和感、その辺りは過去の記事でも触れておりますので、一度読んでもらえると嬉しいです。

 

 

ということで、「認知」と「人気」の話は非常に考えさせられる話で、僕自身この事実と向き合って活動の方向性を軌道修正するのにとても時間がかかりました。

しかし、それもコロナがあって、立ち止まることができたからこそ考えることができたことで、このことによって僕はエンターテイメント界での生存率を少しだけ上げられたように思っています。

#あのままだったら確実にやがて死んでた。

 

さて、そんな現状を打破しようと始めた二つのコンテンツ「#HIROStreaming」と「#VersiHIRO」について今日は少し現状の共有をば。

 

 

◆コンテンツその1:「#HIROStreaming」◆

 

まずは「#HIROStreaming」に関してですが、これは毎週金曜日のインドネシア時間21:00から行っているYouTube上でのライブ配信のことで、インドネシア語のライブ字幕を出しながら行っている1時間の番組です。
#だいたい15分くらいはオーバーする

 

毎回テーマを設けて、そのことについて遊びに来てくれる視聴者の皆さんとあーだこーだとざっくばらんに話をしていく形で進行しています。

全編ほぼインドネシア語でお送りしているのですが、インドネシア語を勉強している日本人の方もよく遊びに来てくれていて、有難い交流を続けています。

 

僕はこれまでの活動の中でライブ配信というものをほとんど行ってこなかったので、3月終わりに初めてライブ配信をした時は同時視聴者の数が10人〜15人でした。

その頃、チャンネル登録者数は8万人とかいたはずなので、相当にショックを受けたのを覚えています。

 

「おれはどんだけ興味を持たれてねーんだよ…」

 

登録者の約0.02%しか、ライブ配信に反応してくれてない(笑)

ただ、それが現実です。

現実に向き合うこと、それを知ることから全ては始まります。

 

これが僕の第一歩目でした。

この頃からライブ配信に遊びに来てくれていて、今も来てくれている方なら余計にわかってくれると思います。当初の僕はそんなところから始まったんです。

 

そこから30日間毎日ライブ配信、断食中の週2回定期配信を経て、現在の週1回の待機配信へと落ち着きました。

 

#30日間毎日配信最終日のライブ配信

 

この間、同時視聴者の数は細やかな増減を繰り返しながら、ほんの少しずつ上がってきました。

現在は大体、50〜70人の方が遊びに来てださるようになり、先日は初めて80人台に一瞬昇った時間帯もありました。ありがたいですね。

いつも皆さんがコメントを書いて盛り上がってくれるので、やっていてとても力をもらいます。

 

そして、毎回ライブ配信はアーカイブに残しているのですが、前までは再生回数が500回くらいで止まっていたものが、最近はライブ配信後一週間以内に1000回を超えるようにもなってきました。

ありがたいですね。テリマカシです。

これからも、こうやって一歩一歩進みながら、繋がれる人の数を増やしていきたいと思っています。

 

 

◆コンテンツその2:「#VersiHIRO」◆

 

そして、そのライブ配信参加者増に大きな役割を果たしてくれているのが「#VersiHIRO」です。

 

日本人の方にインドネシア音楽を日本語で楽しんでもらいたいという思いと、インドネシア人のみんなにとっては既存のインドネシアンポップス・ロックを再定義して、その魅力を再確認してもらいつつ、新たな魅力を提供できればと思い、始めた企画です。

 

これまで3曲発表させて頂きましたが、どれもインドネシア人から好意的に受け取ってもらっていて、ありがたいことに低評価のほとんどない動画になっています。

 

日本の方にもっともっと届けられればいいのですが、そこは僕の力不足でもあり、データを見るとまだまだ思うように伸ばせてはいませんが、応援してくれている日本人の方も沢山いてくれてるのを知っているので、引き続き一緒に頑張っていきたいと思います。

#ご協力どうぞ宜しくお願い致します!

 

最初の動画は10万回に満たない再生回数ですが、その後の2曲は10万回を超えてまだ少しずつ伸び続けています。テリマカシ。

 

当初の目標は5作目くらいまで発表したところで10万回を突破するような作品が出てくればと思っていたので、思ったよりも早くこういうサイクルになれてチームとしも更に士気が高まっています。

 

ここから作品を積み上げて、新しく聞いてくれた人がまた昔の「#VersiHIRO」の曲を聞いてくれて「さらに、さらに」という風になってくれれば嬉しいですし、どのタイミングでこのチャンネルに入ってきても、どの作品を観ても恥ずかしくないものを発表している自負があるので、これを続けていきたいです。

 

そしてリアルな話をすると、このYouTubeのアルゴリズムを上げていく作業というのはきたる自分の作品を発表するその時の為に他なりません。

カバー曲をやっているのも、一人でも多くの人にやがて自分の作品を届ける為です。

その為の準備です。

 

だからと言って、手を抜くなんてことはなくてこれからも全力で翻訳して歌い続けます。唯一無二のポジションを更に確固たるものにしていきたいと思いますので、どうぞ温かく応援してもらえたら嬉しいです。

 

その為にも渾身の自分の作品を創ります。創ってます。

どうぞ、そちらも楽しみにして頂ければと思います。

 

ということで、今日は私事ですがコンテンツの目標と現在地をお届けしました。

これからもリアルタイムで僕の挑戦を発信していきたいと思っていますので、引き続き宜しくお願い致します!

 

それでは、皆さんにとって今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。

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記念すべき「 #VersiHIRO」一曲目、故グレン・フレッドリーさんの名曲「JANUARI(1月)」日本語バージョンをどうぞ!