昨日の記事は菅義偉総理の話をしようと思ったのに、あらぬ方向に記事が着地してしまったので、ちゃんとしたメディアの記事もシェアしておきますね。

 

 

https://www.thejakartapost.com/academia/2020/10/20/indonesia-japan-relations-welcoming-pm-suga-to-indonesia.html

 

 

ちなみに僕が書いたブログはコチラ(笑)

https://ameblo.jp/hiroakikato39/entry-12632944135.html

お時間ある時に読んでみてくださいまし。


さて、今日はこれとは全く違う話題なんですが、、、

 

突然ですが、僕の趣味はサッカーで、観るのも好きですがプレーするのはもっと好きなサッカー狂です。
*多い時で大ゲーム・フットサル問わず一週間に5回ほどプレーするよ!(笑)

 

そんな僕が、先日ひょんなことからインドネシアのプロチームカテゴリー1部に所属する「Persita Tangerang」と試合をすることができました。
*いや、どんなひょんなことからそうなんるんだよ(笑)

 

37歳ともなると流石に若い頃のようにはいかず、プロの動きにあっぷあっぷで、結果うちのチームはボコボコにされたわけですが、久しぶりに触れる「プロ」のレベルはとても心地良かったです。

*いや、いや、顔!

 

*えい!!

とまあ、楽しくボールを蹴らせてもらいました。

次の対戦機会があったらもっと対抗できるようにトレーニングに励みたいと思います。

*いやいや、どこ目指してんの!?(笑)

 

さて、そんな流れから今日はインドネシアのサッカーリーグ「Liga 1」ついて紹介したいと思います。

 

インドネシアのサッカーリーグは1994年に二つに分かれていたアマチュア団体を統合する形で「インドネシアサッカー協会(PSSI)」が組織され、その主導の下プロ化され、「リーガ・インドネシア (Liga Indonesia) 」が誕生しました。

最上位ディビジョンは「リーガ・インドネシア・プレミア・ディビジョン(Liga Indonesia Premier Division)」と呼ばれ、1994-95シーズンから2007シーズンまで13シーズン続きました。

 

2008-09シーズンからは国内の最上位カテゴリとして「インドネシア・スーパーリーグ(Indonesia Super League、略称:ISL)」が創設。さらにリーグは盛り上がりを見せます。

 

しかし、2011年に「インドネシアサッカー協会(PSSI)」の分裂を受け、新たにインドネシア・プレミアリーグ(Liga Prima Indonesia、略称:IPL)が創設されたものの、分裂したもう一つの派閥が別運営のリーグを継続、国内に2つのトップリーグが並列する異例の形になり、「国際サッカー連盟(FIFA)」も仲介に乗り出しました。

2014年に分裂は解消し、「インドネシア・スーパーリーグ(Indonesia Super League、略称:ISL)」に一本化されました。

 

しかし、しかし、、、

 

2015年、同一オーナーが保有する2つのクラブが「ISL」に参加していることを問題視する「インドネシアプロフェッショナルスポーツ機構(BOPI)」の是正勧告を「インドネシアサッカー協会(PSSI)」が受け入れなかったため、青年・スポーツ相は「PSSI」の活動を凍結する大臣令を出しました。

この介入がFIFA規約で禁止している『政府によるサッカー協会への干渉』と判断され。2015年5月から2016年5月まで「PSSI」には資格停止処分が課されました。

 

ここがインドネシアサッカー界暗黒の時代です。

資格停止処分中は国際サッカー連盟(FIFA)主催の大会への出場も禁止されていた為、インドネシア代表は2018年W杯のアジア予選に出場することができませんでした。これは、W杯を目指して戦う全ての選手たちにとって本当に残念で腹立たしい状況で、インドネシアサッカー協会の派閥争いの煽りを受ける形で選手たちはその希望を奪われました。

 

それだけではありません。プロリーグに所属しいたほぼ全ての外国人選手の契約が宙ぶらりんになり、このリーグでプレーしたいた日本人選手たちも例外ではなくその影響を大きく受けました。

 

サポーターの質は時に暴動になったりもするので考えなければいけない部分がありますが、それでも試合を行えば観客はどのスタジアムもほぼ満員。熱い声援を受けてプレーできると言う意味ではインドネシアリーグには魅力もあったはずですが、この暗黒の時代に多くの外国人選手はインドネシアを去ってしまいました。

 

そして、その資格停止処分が解けた2017年に現在まで続いている「Liga 1」が誕生しました。初代のスポンサーはオンライン配車サービスとしてすっかりインドネシアに定着した「Gojek」と旅行会社の「トラベロカ」。

現在はオンラインeコマース「Shopee」がメインスポンサーになっています。

 

今年も第1節は無事に行われたものの、その後新型コロナウイルスの影響で現在までリーグを再開することができていません。

当初は10月のリーグ再開を目指していましたがコロナをコントロールできていない状態での開催は不可能とのことで延期、新たに11月1日にリーグ再開を目指していますが、大衆を動員しての試合開催を警察が許可しないという声明を発表しており、またもや混迷を極めています。

 

なかなか軌道に乗れないインドネシアリーグですが、若い才能は少しずつ育っており、最近では外国人とのミックスの選手や幼少期をヨーロッパなどで過ごし、現地クラブでの経験を経てインドネシアでのプレーを選択している選手もいたりと楽しみです。

 

インドネシア代表監督に今年から就任した「シン・テヨン」監督は韓国人で、2018年韓国代表を率いてロシアW杯を戦っており、現在はタイ代表の監督を務める、W杯当時日本代表を率いてた西野朗監督と同様、新たな挑戦の場所を東南アジアに求めています。

 

個人的にはこれまでインドネシアが招いてきた欧米系の監督よりも「シン・テヨン」監督のようにアジア人に一度託した方が特徴も掴んでいるし、目指すサッカーもわかりやすくなるので良くなると思っています。

これからのインドネシアリーグ、インドネシア代表が楽しみです!

 

インドネシアのサッカーリーグ情報はなかなか手に入らないのですが、なんと日本語で更新してくれているサイトがあります。

それが、こちら。

 

https://samuraibola.com/

 

この「Samurai Bola(サムライボーラー)」というサイトは、バリ島在住で、インドネシアサッカーに深く入り込んでいる齋藤 竜太(Ryuta Saito)氏を中心に、サッカーインドネシア代表チームのアスレチックトレーナーとして同行経験を持つ細野 修平(Shuhei Hosono)氏、バリ人の父と日本人の母を持ち、細野氏と共にインドネシア代表選手のサポート業務にも従事する豊田 ケント(Kento Toyoda)氏などが運営しているウェブサイトで、リーグが再開された際には様々な情報が更新されていくかと思います。

 

かなりニッチな情報ではあると思いますが、是非みなさんも一度インドネシアサッカーのこと覗いてみてくださいね!

 

 

サッカー通じてできた仲間は本当に宝物です。

テリマカシ。

 

それでは皆さんにとって、今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。

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今日もこの歌で癒されてください。

「晴れ渡る明日」、どうぞ。