僕の地域では、というかインドネシアに住んでいれば皆さん経験したことがあると思うんですが、たまに突然、断水したりするじゃないですか。

 

日本みたいに事前に通知があったりするわけじゃないので、用を足した後、いやむしろ大をした後に断水してることがわかったときの絶望感たるや、相当なものです。

 

あとは、雨の日に断水した時ね。

やっぱ、どうしても納得できないんですよね。

目の前にめっちゃ水あるやん!!今降ってるやん!!

なんでやねん!!ってなります。

#唐突な関西弁

#今がまさにその状況

 

さて、昨日の記事、今の僕の心のありのままを綴ったのですが多くの方に読んで頂けてFB等で感想もいただきました。テリマカシです。

もしまだ読んでいない方がいらっしゃったら是非、一読してみて頂けたら嬉しいです。

 

https://ameblo.jp/hiroakikato39/entry-12626044747.htm

そんなこんなで、今日も歩いていきたいと思います。

 

先日、久々にテレビの収録があり、スタジオに行ってきました。

僕が「METRO TV」というチャンネルで番組ホストとしてやっている番組「JIPHORIA -Japan Indonesia Euphoria」は外でのロケがメインなので、なかなかスタジオで撮影をするという機会がありません。

*ロケがメインなので、現在は撮影をストップしています。。。早く、復活しないかな。。。

 

なので、久しぶりのスタジオにウキウキしながら行ってきました。

新型コロナウイルスの対策はもちろん撮影現場でもしっかりと行われていて、僕が出演したバラエティー番組「Opera Van Java」、テレビ局「TRANS7」もその例外ではなく、入り口の警備員からスタッフまで検温とマスクの着用は絶対で、手洗いと消毒も頻繁に行っていました。

 

変わっていたのはまず、スタジオに観覧のお客さんがいないこと。

インドネシアのバラエティー番組は大体、観覧のお客さんがいてその人たちとコミュニケーションを取りながら進めていったりしていたんですが、このコロナの状況でそれはなくなっていました。

 

さらに、今まではメイク部屋やタレントの控室は何部屋もあって、番組のレギュラー人とゲストが顔を合わせるのはスタジオだけだったのですが、コロナウイルス対策で使用できる部屋が制限されており、交代交代に使用する形に変わっていました。

 

部屋の中ではみんなマスク着用(メイクしてもらってる人以外)、定期的に部屋の換気と消毒。メイクアップアーティストはフェイスマスクをしている人もいました。

これまではレギュラー陣と交流するのはなかなか難しかったのですが、この方法の採用によって僕らみたいなゲストで出演する人にも交流するチャンスが増えました。

ありがたや。

こちらは、インドネシアの若手人気コメディアン・俳優の「Billy Syahputra」くん。

ビリーは僕のサッカー仲間で、芸能関係の人が所属している「Selebritis FC」っていうチームの一員です。

元々は「Olga Syahputra」というお兄ちゃんがいて、このお兄ちゃんが毎日テレビで見ない日はないっていうくらい売れっ子の司会者・コメディアンだったんですが、2015年に病気で亡くなってしまい、そこからビリーくんが代役で様々なテレビに出演し始めたことがきっかけで大ブレイクしました。

ビリーくん自身も「兄が芸能への道を開いてくれました」とインタビューで語っています。いつも明るい、とってもいい奴です。

 

写真左に写っているのが、「Denny Cagur」さん。

この方もここ10年間、インドネシアのテレビ、主にバラエティー業界を引っ張り続けている名司会者・コメディアン。

僕も何度も彼の番組にゲストとして出演させてもらっていて、その度に「ひろ、元気そうで良かったよ。家族もみんな元気か?今日は楽しんでいってな」と声を掛けてくれます。

きっと、どのゲストの方にもこうして声を掛け、入りやすい雰囲気を創ってくれてるのだと思います。ありがたや。

 

そして、先日の収録で共にゲストだった歌手で女優の「Cita Citata」さん。

この方はダンドゥットというインドネシアの大衆音楽の歌い手さんで、ヒット曲を数多く持つ売れっ子シンガーです。現在26歳ですが、デビューした2014年当時、「Sakitnya Tuh Disini(痛みはここに)」という歌で、ダンドゥット界の超新星としてメディアでも大きく取り上げられました。

身長が155cmと小柄でとっても可愛らしい容姿なのですが、声はパワフルでそのギャップにみんなやられます。

楽屋ではすごいおしゃべり好きな普通の女の子です(笑)

 

インドネシアの第一線で活躍するこういう方達と触れ合えるのは自分にとっても刺激になるし、一挙手一投足を見てても勉強になるし、ありがたいことです。

 

って言っても、きっと日本の方にはどのくらいの人と共演してるかピンとこないと思うんですが、人気で言ったら有吉さんとか、くりぃむしちゅー上田さんとかその辺りの方々と共演していると想像してもらえるといいかと思います。

たまにゲストとして呼んでもらえるだけなのですが、これからもそういう候補に上がるようにしっかりと結果を残していきたいと思います。

 

それにしても、インドネシアのバラエティー番組って台本一応あるんですけど、セリフとかなんとなくしか書かれてないんですよ。

一応、覚えて臨むんですけど、本番ではみんな全然それ通りに動かないし、喋らないんです(笑)

その場その場の空気感で、最大瞬間風速を狙う。当たれば予想を超える結果になるし、外れれば爆死するというギャンブル。最高です(笑)

といっても、みんな力のあるコメディアンや司会者なので、何とかかんとか力業で着地させちゃうんですけどね。

 

みんなはもう慣れっこだし、お互いの特徴もわかってると思うので自由にやってるんですけど、いきなりそこに入る僕らは大変です(笑)

今どこの場面のどこのセリフのはずなんだっけって付いていくのに必死で、独特の緊張感があります。

しかもインドネシア語も相当にくだけているし、毎回勉強になります、本当。

今回も例に漏れず、必死で付いていきました!

#お疲れ、おれ!

 

インドネシア語を勉強されている方は、是非一度夜7時くらいの時間帯のバラエティー、どのチャンネルでもいいので見てみてくださいね。

ほとんど聞き取れるよ!って方がいたら、あなたのインドネシア語レベルはなかなかのものです!

 

というわけで、今日はインドネシアのテレビ番組制作現場についてでした。

また出演できるように頑張るぞー。

 

それでは、あなたにとって今日が昨日よりちょっとでもいい日でありますように。

 

ひろ。

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今日は2018年にジャカルタ・パレンバンで行われたアジア競技大会のテーマソング「Bright As The Sun」の日本語バージョンを。

聞いているとパワーが湧いてくる、熱い曲です。良かったら。