このたびの手術では、フェルトのような布を保護材のように貼って最後に心臓を縫合すると聞いていた。


最近気になっているのは、その布の耐久性はどれくらいなのかということだ。


心臓は1日に10万回も拍動する。1年で3650万回、10年で3.65億回だ。


普通に考えたら、どんなに耐久性があるといっても10年も持たない気がする。

今度それを手術医に聞いてみる旨、妻に伝えた。

妻から思わぬ情報が出てきた。


妻「その布は、牛🐂から作ってるって言ってたよ」

僕「え、そんなこと言ってたっけ」

生物由来なら移植みたいなものだし、血液で酸素供給されれば、細胞の新陳代謝により寿命分はもつ気がする。

次回の診察で念のため確認しよう。

<今回の手術で分かったこと>
医師から大量の情報を聞かされると今聞いたことを処理して理解している最中は、次に続く話は耳ではっきり聞こえていても実際は聞こえてないに等しい。

医師の説明を同時に妻が聞いていてくれたおかげで、僕は聞いた覚えのない情報がもたらされたということがこれまで何度もあった。

ありがたい。

そして僕の体の一部は牛なのね。