リハビリでは病棟内の廊下を周回歩行する。心拍・呼吸の様子を見ながら日を経るごとに周回数や速度が増えていく。


横にはリハビリ士がついたり、ナースがついたりする。今は一人での廊下出歩きは許可されてない(1/25時点)。

点滴棒を持ってスライドさせながらよちよち歩くおっさん(僕)がいて、その横にかわいらしいナースが腕を組んでついてくる。

ナースは仕事でやってる。
あれは腕を組んでるのではなく、あくまで転倒防止の補助だ。

そんなことはどうでもよい。
まんざらでもない気持ちだ。

試しにちょっとよろけてみようか

まだまだ人間が出来ていない。

つづく