赤裸々なストーリー と リップスティックの話 | 熊本 アラ還ホームティーチャーの毎日いきいきブログ~ECCジュニア鹿校通教室

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熊本県山鹿市鹿校通で英語教室を経営しています。
日々のできごとをエッセイのように綴っています。

木曜日


晩ごはんを食べる時間はあるけれど 10時終了 の曜日。




この状態から さらに4.5箱増えていた 教材の箱が だいぶ少なくなってきた。


P I 5名 PA2名 3 E 5名 

そして 文法プラス3名 の 日。


3コマ目

いよいよ中3になった5名。

どんなレッスンにしようかな。


中1.2年の復習 の ページが6ページほどある。それを丁寧にするという方法がある。

でも 90分それ というのも 単調だな。

オープニングは 用紙を配り


☆今の時点での志望校

☆なぜその学校に行きたい?

☆今年の英語での目標

☆どうしたら叶えられる?

☆何が必要?

☆どのようにする?


などのキーワードを与えて 5分ほどの時間に書いてもらった。

そして それを みんなの前で発表。


これはね、まずは 自分を見つめることになる。そして 方法を模索することになる。

言語化することで自分の中に落ちる。

意識する。

最後に その用紙を ノートの最終ページに貼る。


さてこのあとは、気分が乗ってきたら話そうと思っていた。

おぶじゅでぃ家の 赤裸々ストーリー。

しくじり先生 って番組があったよね。

あんなふうに 具体的に話すのよ。

何を話したかは秘密。

反応のよい彼ら わたしの話を興味深く聞いていた。

ところどころで、驚いたり、ニヤニヤしたり、残念な顔をしたり。

いいよね、こういう反応。

話は サクセスストーリーでも 失敗談でもありません。

だって人生にはいろいろあるでしょ。

ありのままです。

めでたしめでたし なんてないんです。


ここまでで 45分使いました。

彼らの顔が輝き始めました。

中3の よい門出になったかな。

 

話し終わったあと

「どうだった? みんなも話してみて。感想でも質問でもいいよ。」

と言ったら ポツリポツリと話し始めた。

もう質問とかないかな?

と言ったそのとき、

天然キャラの愛され気質のH くん、

それまで わたしの顔をじっと見ながら感動した表情で聞いていたH くんだったのだけど、

口を開いて出てきた言葉は




先生、今日 リップ変えましたか?


はあ❔


変えたよね。俺、ずっと気になっていた。


みんな、笑う笑う。


えっ❕ そこ❔


それまではマスクをすることが多かった。

マスクを外した昨日、たしかに明るめのリップを久しぶりにつけていた。

しかも 夕ごはんを食べたあとにつけ直して。


感動は 爆笑に変わり。


まあ、いいよ。

このクラス、好きだ。